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2022.07.18

「プロダクト」とはどんな意味? IT・広告業界などでの使い方を紹介

ビジネス用語の「プロダクト」は、「商品」「製品」のこと。形があるものだけではなく、ソフトウェアやアプリなどもこれに含まれます。そこで今回は、「プロダクト」の意味、IT・マーケティング・広告業界における使い方を解説しましょう。

ビジネスシーンで当たり前のように耳にする、「プロダクト」という言葉。正しい意味は理解できていますか? 「プロダクト」は、業界によって様々な意味合いを持っているため、言葉が持つ背景も把握して使うことが大切です。

そこで今回は、「プロダクト」の意味やビジネスシーンでの使い方、IT・マーケティング・広告業界における「プロダクト」の意味を解説します。上司や他業種の人との会話に対応できるよう、各分野における「プロダクト」の意味と使い方をマスターしておきましょう。

「プロダクト」の意味とは?

「プロダクト」とは、英単語の「product」から生まれた言葉で、「製品」「製作物」を指します。一般的には、企業が顧客に販売する商品のことを言いますが、形があるものだけでなく、データやソフトウェアなどの無形物も含まれます。

英語の「product」には、天然の作物「agricultural products(農産物)」や、生産高「gross national product(国民総生産)」、化学生成物という意味もありますが、日本の「プロダクト」に関しては、企業が製造した工業製品といった意味合いが一般的です。

ビジネスシーンでの「プロダクト」の使い方

(c)Shutterstock.com

ビジネスでの会話では、商品や製品のことを「プロダクト」という言葉に置き換えて使うことが多いです。例えば、「新しい商品を開発する」は、「新しいプロダクトを開発する」ということができます。

(例文)
・弊社では美容に特化したプロダクトを開発しています。
・プロダクトの概要をパンフレットに記載してほしい。
・若い女性に人気のあるプロダクトを生み出したい。
・このプロダクトの開発理由はなんですか?

IT業界における「プロダクト」とは?

IT業界においては、パソコンやスマートフォンなどにまつわるソフトウェアやアプリなど、実体のない製品を「プロダクト」と呼びます。また、工業製品に限らず、製作物全体を表す表現として用いられることもあるようです。IT業界でよく使われるビジネス用語についても理解しておきましょう。

(c)Shutterstock.com

プロダクトコード

「プロダクトコード」とは、ソフトウェアやアプリなどの製品に割り当てられる番号のことです。英数字が羅列されたもので、主にソフトウェアをパソコンにインストールするときのライセンス認証で使用されます。

プロダクトコードを用いることで、不正利用を防ぐことができたり、正規品であるかどうかを確認することができるというメリットが。なお、「プロダクトコード」は、「プロダクトキー」や「シリアルナンバー」と呼ばれることもあります。

プロダクトマネージャー

近年、IT業界でよく聞くようになったのが「プロダクトマネージャー」という仕事です。まだ比較的新しい職種で、製品の開発からリリースまでの管理を行うことが主な業務となっています。

ただ単に製品を管理するだけではなく、どんな製品なら顧客の満足度を上げることができるのか、そしてどのように販売していけばいいのかを考え、実行していくスキルが求められます。そのため、マーケティング戦略を立案していくポジションともいうことができるでしょう。

マーケティングにおける「プロダクト」とは?

マーケティングにおける「プロダクト」は、商品や、商品の販売に関する方針を表す言葉として使用されます。商品開発の理由や、誰に向けて商品を売るのかといった動機など、商品が生まれる一連の過程が含まれていることが特徴です。マーケティング業界でよく使われる用語についても意味を確認しておきましょう。

(c)Shutterstock.com

プロダクトアウト

「プロダクトアウト」とは、企業の商品開発の方法の一つで、「企業目線で商品開発をする方法」のこと。企業側が作りたいと思ったものを作り、販売するという手法で、まず「プロダクト」を作ってから、どのように販売するか戦略を立てるのが特徴です。

マーケットイン

一方、お客様のニーズを重視して商品を企画、開発することを「マーケットイン」といいます。顧客が望むものを作り、売るということは、すなわち、売れる見込みのあるものを作り、提供する手法ということができますね。ものを作れば売れるという時代ではなくなった現代では、確実に利益を得るための手段として、「マーケットイン」を重視する傾向が強まっています。

プロダクトアウトのメリットとは?

「マーケットイン」が重視されている風潮がある中で、あえて「プロダクトアウト」を採用するメリットはどこにあるのでしょうか? それは、作り手の意欲を優先させることで、画期的な製品や斬新なサービスが生まれやすいということです。場合によっては、独占的な市場を生み出す可能性もあるため、高い収益に繋がることも考えられます。

「プロダクトアウト」の成功例としては、MacやiPhoneを開発したアメリカのアップル社が有名です。

広告業界における「プロダクト」とは?

(c)Shutterstock.com

広告業界で使われる「プロダクト」は、ある商品をPRするために作成する広告や、デザインのことを意味します。単なる商品というよりは、商品の世界観などを伝える「作品」に近いニュアンスが含まれていることが多いです。似たような用語には、「プロダクト」を企画し制作するという意味の「プロデュース」や、映画や出版物を生み出す製作所を指す「プロダクション」などが挙げられます。

最後に

今回は、「プロダクト」の意味や使い方、各業界の専門用語についてみていきました。「プロダクト」とは、「製品」「商品」を表す外来語で、工業製品だけでなくアプリやソフトウェアなど様々な「製品」に対して用いられます。また、マーケティングにおいては商品を企画し、販売する過程をも「プロダクト」という言葉で表すことも覚えておきましょう。

ビジネスでの会話で「プロダクト」というワードが出てきたときに、すぐさま対応できるビジネスパーソンを目指しましょう。

TOP画像/(c)Shutterstock.com


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