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2022.06.19

「不祥事」の意味とは? 使い方から類語、言い換え、英語表現まで解説

「不祥事(ふしょうじ)」とは、よくない事柄や事件のこと。「不祥事」が発覚すると、謝罪会見、商品回収、返金などの対応に追われる上、大きく信頼を損なうため、できれば起こしたくないものです。今回は「不祥事」という言葉の意味から使い方、類語、言い換えや英語表現まで解説します。

「不祥事」の意味や読み方とは?

「不祥事」という言葉を聞いたことはありますか? おそらく多くの人が、ニュースで耳にしたことがあるでしょう。芸能界や企業で起きた「不祥事」もしばしば話題になりますが、国民の税金で働いている警官、教員、役所の職員など、公務員の「不祥事」は特に話題になりますよね。

「不祥事(ふしょうじ)」とは、よくない事柄や事件のこと。「祥」は、特に吉事に関する「兆し」や「前兆」を意味する言葉。ちなみに、「不祥事」の対義語は「祥事」ではありません。「祥事」という言葉自体が存在しないようです。

ニュースでよく聞く「不祥事」は、もちろん悪意なく起こってしまったものもあります。しかし、実は長年の体制に問題があったり、複数人で意図的に行われていたり、隠蔽されていたものが発覚するなんてこともしばしば。

水面下で行われていた悪事が徐々に明るみになっていく様子や、小さな問題が大きな「不祥事」に膨れ上がっていく様子から、当事者や関係者が感じるであろう絶望感。そういった「悪い兆し」までも、まるで「祥」という漢字が表しているようですね。

使い方を例文でチェック

(c)Shutterstock.com

「不祥事」のように、いい意味を持たない言葉は、使うときも少し慎重になりますよね。ニュースなどでよく耳にし、身近な言葉と感じているかもしれませんが、改めて使い方を確認しておきましょう。

1:社員が不祥事を起こした。

「不祥事」は「起こす」という動詞とともによく使われます。ちなみに、「機械が不祥事を起こした」「このシステムは不祥事を起こす」とは言いません。機械やシステムの場合は、「故障」「不調」「エラー」などと表現しますね。「不祥事」は、あくまで、意思を持っているがゆえに、ミスをしたり、魔がさしたりする人間が「起こす」ものと考えられます。

2:不祥事が明るみになる。

「不祥事」は「明るみになる」という動詞が続くこともあります。「明るみになる」という言葉には、「もともと存在していたものが表面化する」という印象がありますね。これは、「不祥事」に、長年行われ隠蔽されていたという内容が多いことが、影響していると考えられます。

3:相次いで不祥事が発覚する。

「不祥事」は「発覚」という単語とも相性がよく、しばしば使われます。そもそも「発覚」は、隠していた悪事や陰謀など、悪い内容の事柄が表れることを意味する言葉。「不祥事」のようにもともと悪いイメージを持つ単語の、ネガティブな印象をより強める効果がありますね。

類語や言い換え表現にはどのようなものがある?

(c)Shutterstock.com

会話や文章の中で、同じ言葉を繰り返し使うことに単調な印象を持ったことはありませんか? 何度も同じ言葉を使うよりも、様々な言葉を用いて表現した方が、会話や文章にリズムが生まれ、聞きやすく、読みやすくなります。「不祥事」についても、類語や言い換え表現を確認しておきましょう。

1:スキャンダル

カタカナ英語にもなっている「スキャンダル」。語源は英語の「scandal」です。日本語に訳す際には、「不祥事」や「悪い噂」「不名誉」と訳されます。意味は全く同じですが、「不祥事」と漢字で表記するよりも、カタカナで「スキャンダル」と表記する方が、見た目も音も、堅く畏まったイメージが和らぐ印象があります。

・人気アイドルのスキャンダルが話題になっている。
・有名政治家のスキャンダルが暴かれた。
・教員のスキャンダルには目を覆いたくなる。

2:不正

「不正(ふせい)」とは、正しくないことや、正しくない行為を意味する言葉。「不祥事」の持つ「よくない」という意味と、ほぼ同義と言えます。しかし、「正しくない」というニュアンスは、明らかにルールを破っている、定められたことに違反している、という印象をより強く与えるでしょう。

・同僚とともに不正をはたらく。
・不正な取引に巻き込まれてしまった。
・Aの不正は必ず暴いてみせる。

3:汚職

「汚職(おしょく)」とは、公務員などがその地位や権利を利用して、わいろを受け取るなど不正な行為をすることです。戦前は「涜職(とくしょく)」といわれていましたが、戦後の漢字制限で「汚職」と改められました。歴史的に見ても、公務員の不正に対して使われてきた言葉であり、企業の社員や芸能人などに対しては使いません。

・あの議員の汚職事件は有名だ。
・業者と結託して汚職に手を染めた。
・汚職をもみ消そうと必死になっている。

英語表現とは?

(c)Shutterstock.com

「不祥事」が問題になるのは、日本だけではありません。世界共通の問題であり話題である「不祥事」について、どのように英語で表現できるか確認しておきましょう。

1:scandal

類語・言い換え表現でも紹介した「scandal」。まさに「不祥事」という意味を持ち、カタカナ英語にもなっているため、身近な英語で覚えやすいでしょう。

・The journalist exposed a political scandal.(その記者は政治的な不祥事を暴いた。)
・The scandal discovered last June.(その不祥事は去年の6月に発覚した。)
・It is a historical scandal.(それは歴史的な不祥事だ。)

2:misconduct

「misconduct」とは、「不正行為」「職権乱用」という意味を持つ言葉。どちらも「不祥事」の一環ですね。一方で「misconduct with …」と続けてしまうと不倫行為などを表す単語でもあるため、使い方に少し注意が必要です。

・He was arrested for professional misconduct.(彼は職権乱用で逮捕された。)
・The employee charged with misconduct.(その従業員は不正行為で告発された。)
・gross/serious misconduct(重大な不正行為)

最後に

ニュースでしばしば耳にする「不祥事」について、言葉の意味から言い換え、英語表現まで解説しました。起きないこと、話題にならないことが一番とわかっていても、人間が仕事をしている以上、今後も無くなることはないでしょう。「不祥事」の言葉の意味を改めて理解し、組織内での改善や対策の議論の際に役立ててください。

TOP画像/(c)Shutterstock.com


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