仕事を表す英語の使い分け方
一口に「仕事」といっても、英語ではさまざまな表現があります。たとえば、“work”、“job”、“task”、“business”などはお馴染みですよね!
でもそれらの違いについてわかりますか? 今回は、「仕事」にまつわる単語の違いや使い方について触れたいと思います。
前回の記事はこちら>>「It’s raining cats and dogs.」の意味は? 猫と犬の雨って…なにそれ?
◆work:
一番一般的で広い意味での仕事のイメージ。会社での仕事から自発的に行う仕事まで含みます。
【例】「All work and no play makes Jack a dull boy.」(「よく学びよく遊べ」ということわざ)
◆job:
課された具体的な仕事、自分が従事している仕事というイメージ。
【例】「I like my job.」(仕事が好きだ)
◆task:
jobのうちでも義務として課された仕事、一つひとつの作業。
【例】“a thankless task”(割に合わない仕事)
◆business:
自分の経営している仕事、商売というイメージ。
【例】“the family business”(家業)
◆labor:
肉体的な仕事。
【例】“manual labor”(肉体労働)
◆career:
生涯の専門的な仕事、職業。
【例】「I’m looking for a career in advertising.」(私は広告業界の仕事を探しています)
まだまだ仕事を表す単語は他にもありますが、それはまた別の機会にご紹介したいと思います。最後に、相手に職業を尋ねたいときはどのようにいえば良いでしょうか。
「お仕事は何ですか?」で「What is your job?」といいたくなってしまう人もいるかと思います。
もちろん間違いではないのですが、この言い方では問い詰めているような、少し失礼な印象を与えてしまう可能性も。そのため「What do you do(for a living)?」と聞くほうが無難。
ぜひ覚えておいてくださいね!
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machi
小学生~社会人を対象とした英語教室を運営する英語講師。英検1級/国家資格・通訳案内士/TOEIC 900点以上
生徒のリクエストによっては、数学や化学まで教えることも。○十年前の記憶を引っ張り出し奮闘中。
ただいま周回遅れで韓ドラがブーム! 本当は仕事も家事もせず1日中韓ドラを観てぐ~たら過ごすのが理想。韓国語も習得したい。