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2022.03.26

「お忙しいところ」正しく使えてる? 意味やビジネスでの注意点などを解説

ビジネスでは定番のフレーズ「お忙しいところ」。「お忙しいところ恐縮です」「お忙しいところありがとうございます」など覚えておくと便利な言葉ですが、使う相手を間違えると失礼にあたることも? そこで今回は、「お忙しいところ」の意味や使い方、ビジネスでの注意点、言い換え表現などを解説します。

「お忙しいところ」の意味とは?

(c)Shutterstock.com

まずは、「お忙しいところ」の基本的な意味からみていきましょう。「お忙しいところ」を分解して考えてみると、「お忙しい」は、「忙しい」という言葉に尊敬語の「お」をつけて、相手を敬う気持ちを表しています。続いて「ところ」は、「~なのに」「~という状況なのに」という意味です。つまり「お忙しいところ」とは、「(相手が)忙しい状況なのに」という意味であることがわかります。

大抵は、忙しい相手に何かを依頼するときやお詫びをするときに、「お忙しいところ申し訳ありませんが…」とクッション言葉のように使用します。いきなり切り出しにくい話題や話しかけにくい場面で前置きとして使うといいですね。敬語表現なので、目上の人や取引先の相手にも使用できます。

「お忙しいところ」を使う時の注意点

丁寧だと思って使っていたのに、実は失礼にあたることもしばしば。「お忙しいところ」を使う際に気をつけたいポイントを紹介します。

(c)Shutterstock.com

1:使いすぎに気をつける

「お忙しいところ」は、「お礼」や「お詫び」などビジネスシーンでは定番の場面で使えます。しかし、同じ会話の中で繰り返し使うとくどく感じられる可能性も。挨拶をするときに「本日はお忙しいところすみません」などといった後は、「お手数おかけして」など別の言葉に言い換えてみましょう。

2:使う相手を間違えると嫌味になる可能性も

「お忙しいところ」は目上の人に使える便利な表現ですが、使う相手を間違えるとかえって失礼にあたることも。例えば、会社を引退して時間的に余裕ができた年配者などに使うと気を悪くしてしまうことも考えられます。また、同僚や後輩など親しい間柄の人にも、丁寧過ぎてかえって嫌味に聞こえる可能性があるため注意しましょう。

使い方を例文でチェック!

「お忙しいところ」という言葉の後には、「依頼」「お礼」「お詫び」の3つの言葉が続くことがほとんどです。それぞれの使い方をチェックしていきましょう。

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1:お忙しいところ恐縮ですが、ご確認をお願い致します。

「お忙しいところ」は、相手に対して依頼するときに使うことができます。何かをお願いするときのクッション言葉としての役割があるため、「お忙しいところ恐縮ですが…」と前置きすると丁寧な印象になります。相手が忙しいことがわかっている上で、何かを依頼したいときに便利なフレーズです。

2:お忙しいところすみませんが、少しお時間よろしいでしょうか?

「すみません」は、「申し訳ありません」や「失礼いたしました」よりも砕けた謝罪表現。そのため、親しい同僚や知り合いなどに使うといいでしょう。目上の人や社外の人には控えた方が無難です。

3:お忙しいところご対応いただきありがとうございます

「お忙しいところ」は感謝をするときにも使います。忙しいはずなのに、相手がわざわざ自分のために時間を取ってくれた、何かを準備してくれたということもありますよね。相手からの好意や親切を感じた場合には、謝罪より感謝で答えた方が相手も喜ぶと思いますよ。

4:お忙しいところ恐れ入りますが、どうぞよろしくお願い致します。

「恐れ入りますが」も、「恐縮」と同じように丁寧な表現です。「恐れ入る」とは、「相手の好意に対して、ありがたいと思う」「相手に迷惑をかけて申し訳なく思う」などの意味があります。「お忙しいところ申し訳ありませんが」と同じようなニュアンスで使うことができますね。

類語や言い換え表現とは?

「お忙しいところ」は便利な言葉ですが、何度も繰り返し使っていると、違和感を覚えることも。「お忙しいところ」以外の表現もマスターしておきましょう。

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1:ご多忙のところ

「多忙」とは、「非常に忙しいこと。非常に忙しい様子」。「多忙を極める」「多忙な身」というように使われていることから、極端に忙しい様子を表します。仕事の繁忙期などで忙しく働いている上司に対して使われることが多い表現ですね。

・ご多忙のところ恐縮ですが、書類に目を通していただけますか?
・ご多忙のところ恐れ入りますが、ご署名・ご捺印をお願いいたします。

2:ご多用のところ

「多用」とは、「用事の多いこと。忙しいこと」。尊敬を表す接頭語「ご」をつけて、「ご多用」となります。このことから目上の人が用事が多く忙しいことを表しますが、「ご多忙」に比べると普段使う機会が少なく、改まった場面での書き言葉として使用される表現です。

・ご多用のところ誠に申し訳ございませんが、ご足労賜りますようお願い申し上げます。
・ご多用中大変恐縮ですが、何卒よろしくお願い致します。

3:お手数ではございますが

「お忙しい」「ご多忙」「ご多用」は、類語であるため、会話やメールの中で繰り返すとしつこく感じられることも。そんなときには別のクッション言葉を使うことで、自然に会話が続けられるはず。

・お忙しいところご足労いただき誠にありがとうございました。~お手数ではございますが、同封の書面にご署名・ご捺印の上、ご返送くださいますようよろしくお願い致します。

英語表現とは?

「お忙しいところ」は、「お忙しいところ申し訳ありません」「お忙しいところ恐縮ですが…」など相手に謝る意味が含まれた表現です。そのため、英語で伝える場合は、「sorry」や「apologize」などの謝罪を意味する単語を使ってみましょう。「手間を取らせてすみません」という謝罪のニュアンスが伝えられますよ。

・I’m sorry, I know you’ve been busy(忙しいところ申し訳ありませんが)
・I hate to bother you(忙しいところすみません)
・I apologize for bothering you at this time(お忙しいところ申し訳ありません)
・I’m sorry to interrupt you(お忙しいところ割り込んですみません)

最後に

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少々頼みにくいことや、言いにくい場面であっても、依頼をする前に「お忙しいところ…」を一言添えると、相手に対しての気遣いが感じられるもの。使い方のコツを押さえて、職場でのコミュニケーションに役立ててみてくださいね。

TOP画像/(c)Shutterstock.com


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