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2022.03.11

「ゆとり世代」の特徴とは?「さとり世代」との違いや付き合い方を紹介

職場で時々耳にする「ゆとり世代」という言葉。1987年から2004年頃までに生まれ、授業時間を減らし、ゆとりを持たせようという政策の中で、教育を受けた世代のことを「ゆとり世代」と呼びます。そんな、「ゆとり世代」の特徴や接し方、「さとり世代」との違いをわかりやすく解説。

「ゆとり世代」とは?

(c)Shutterstock.com

「これだからゆとりは」という言葉を耳にしたことはありませんか? 「ゆとり世代」という言葉を聞くときは、批判とセットである場合が多いです。どうしてそのようにマイナスのイメージがついてしまったのか、一緒に見ていきましょう。

「ゆとり世代」の成り立ち

まずは、「ゆとり世代」が生まれたきっかけから説明します。「ゆとり世代」とは、「ゆとり教育」を受けた世代のことです。1980年以前は、いわゆる「詰め込み教育」と言って、膨大な量のカリキュラムを短い期間の中で行うという暗記重視の教育方針でした。

それゆえに、知識が定着しづらく、テストやカリキュラム終了後に忘れてしまうという問題が生まれたのです。

その問題を解決するために生まれたのが「ゆとり教育」。短期間で知識を詰め込んだことによる反省を活かし、「完全学校週5日制」を導入したり、カリキュラムの精査が行われたりしました。

しかし、今度はかえって学習時間が足りず、学力低下を招いたと批判されることに。加えて、「人と比べない」あり方や「ナンバーワンよりオンリーワン」という考え方が尊重されるようになったことによって、「ゆとり世代」の競争意識が低下してしまったとも言われています。

「ゆとり世代」の年代

「ゆとり世代」の年齢幅は諸説あります。「ゆとり教育」を一年だけでも受けたことのある年代で考えると、1987年4月2日生まれから2004年4月1日生まれが「ゆとり世代」です。

下は10代から上は30代と、思ったよりも範囲が広いことに驚いた方も多いのではないでしょうか。丁度、これからの日本を背負っていく世代と言えますね。

「ゆとり世代」の特徴

(c)Shutterstock.com

続いては、「ゆとり世代」の特徴について迫っていきましょう。「ゆとり教育」によって、国際的な学力テストの成績が低下したことが分かっています。また、実際に学習時間を削減したことにより、上の世代からは「自分たちより生ぬるく、未熟だ」と批判されることも多いです。

しかし、より個人を尊重する学習方針によって得られた良い部分もあります。「ゆとり世代」の良い特徴と悪い特徴、それぞれの視点から見ていきましょう。

1:自発的に行動できない

「ゆとり世代」の大きな特徴として知られているのが、「自発性、積極性の低さ」です。誰かから指示を貰えれば、言われたとおりのことはできるのですが、+αで何かをすることや、自分から提案することがありません。

そこには「誰かがやってくれるだろう」という考え方があります。

2:仕事よりもプライベート重視

個人を大切にする教育方針や考え方によって、仕事よりもプライベートの時間を大切にしたいと考える人が多いです。上司が若手だったころの労働環境や価値観と異なるため、ここに摩擦が生じやすく、トラブルや人間関係の悪化に繋がることがあります。お互いを理解し、歩み寄る努力が必要かもしれません。

3:物や人に対する執着、関心が薄い

「ゆとり世代」の人々は、「無気力」で「無関心」の傾向が強いと評されることがあります。それは、日本が豊かになり、自分の望むものがすぐに手に入ったり、手放したりできるようになったからです。また、情報化社会になっていく中で、常に膨大な量の情報にさらされ続け、次から次へと多様な情報が入ってきたからこそ、物や人に対する関心が薄くなりやすいのかもしれませんね。

4:合理的な判断が得意

「ゆとり世代」は、効率性を重視し、合理的な判断を好む傾向にあります。過程よりも、結果を重視すると言い換えても良いかもしれません。そのため、非効率だと感じる場面では、やる気をなくしてしまうことがあります。

5:打たれ弱い

「ゆとり世代」の人は、特にメンタルが弱い傾向にあります。「ゆとり教育」では、ナンバーワンよりもオンリーワンを目指していました。それゆえ、競争意識が低く、「転んでも立ち上がる精神」があまりありません。

6:コミュニケーションが苦手

「ゆとり世代」は、コミュニケーションを取ったり、上司の人や立場の違う人と会話をしたりすることが苦手な人が多いです。先に、「会社よりもプライベートを優先する」と述べましたが「仕事が終わったら、すぐに帰りたい」と思う人が多いため、社内イベントや飲み会を避ける傾向にあります。

しかし、プライベートと仕事を分けて考えたいというだけで、仕事中のやり取りやコミュニケーションすら取りたくないというわけではありません。

「ゆとり世代」と「さとり世代」の違い

「さとり世代」という言葉を聞いたことはありますか? 「さとり世代」とは、「ゆとり世代」の次の世代の呼び方です。「ゆとり世代」の年代の定義が曖昧なため、若干重複していますが、「さとり世代」は1996年から2005年生まれの世代を指す場合が多いようです。

「ゆとり世代」は「独創性」を重視していました。しかし、「さとり世代」は、不景気の影響からか、「堅実性」を重視する傾向にあります。分かりやすい例として、就職を見てみましょう。「さとり世代」の選ぶ就職先として、収入の安定した公務員や大手企業などがよく挙げられます。

「ゆとり世代」の人と上手に接するにはどうしたら良い?

(c)Shutterstock.com

よく、「ゆとり世代」を批判する声を聞きます。特に、「ゆとり世代」よりも年上の方がそのように思う傾向があるようです。仕事において、上司と部下の関係は良好であった方が、仕事がしやすいですし、結果を残せます。そこで、「ゆとり世代」との上手な付き合い方をチェックしてみませんか? 「ゆとり世代」の特徴を知ったうえでなら、イライラすることもなく、上手に付き合えますよ。

1:指示を具体的に行う

曖昧な指示では、「ゆとり世代」の武器である、合理的かつ効率的に行動する点を活かすことができません。なので、具体的に指示をするよう心がけましょう。

また、「なぜそのタスクを行うのか」という理由や目的も明確にしてあげることで、モチベーションを高めることができます。

2:過度な接触は避ける

距離感を保つということも、「ゆとり世代」の人と上手くやっていく上で大切なことです。「ゆとり世代」の人は、仕事とプライベートをきちんと分けたい人が多いため、過度にプライベートに干渉しすぎないようにしましょう。まずは、上司部下としての信頼関係をしっかり築くのがおすすめです。

3:悪い部分を叱咤するより良い部分を積極的に誉める

直してほしい部分を指摘することも大切ですが、頭ごなしに叱ったり、怒鳴りつけたりするようなことは控えましょう。競争を避ける傾向にある「ゆとり世代」の人たちにとって、叱咤は逆効果になる可能性があります。

逆に、できたことや良かったところを積極的に誉め、伸ばしていく方が効果的です。

最後に

その時の社会の情勢や、考え方によって、求められる人間像も変化していきます。しかし、だからといって「ゆとり世代」の人全員が、これらの特徴に当て嵌まるとは限りません。「これだからゆとりは」というように括ってしまっては、相手の良いところを見逃してしまうこともあり得ます。

お互いが、お互いを尊重し合えるように、今回紹介した「ゆとり世代」に関する知識や特徴を参考にしてみてください。

TOP画像/(c)Shutterstock.com


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