正月太りとダイエットに関する調査
低糖質・高タンパク質の食事を提供するフードデリバリーサービス「GOFOOD」を運営するゴーフードは、『正月太りとダイエット』に関するアンケート調査を、500名に実施しました。
「正月太り」経験者は約8割おり、正月なので「食べる量」が増えてしまったことを原因と考えている人が多いことがわかりました。正月太りを避ける「正月料理の選び方」などを含め、結果を紹介します。
「正月太り」経験者は約8割! その原因は?
◆正月太りの経験はありますか?
ある… 84%
ない… 16%
◆正月太りの原因は何ですか?
約8割が「正月太りを経験した」と回答し、その原因について聞いたところ、1位は「食べる量」で約45%という結果に。「運動不足」は約32%で第2位でした。一方、「お正月料理」という“食べ物の内容”が原因だと答えた人は約11%に留まりました。
◆1年の中で最もダイエットを意識するタイミングは?
また、1年の中で最もダイエットを意識するタイミングについて調査したところ、「正月前後」が最多となりました。
これは先にも挙げた、「正月太り」を実感する人が多いことや、新年に心機一転で何かをはじめようとする気持ちが高まっていることが要因として考えられるでしょう。
おせち料理、お正月料理では○○に注意!
◆正月料理でダイエット中にNGだと思うものは?
Top3は「おしるこ」「きなこ餅」「焼き餅」という結果に。共通事項は「お餅」です。お餅は糖質が高いため、ダイエット中は控えたほうが良い食材。多くの人が避けるべき食材と認識しているようです。
また、「おせち料理」というカテゴリーで見ていくと、1位は「栗きんとん」が選ばれました。栗は糖質を多く含む食材であり、栗きんとんの餡はサツマイモが原料のことが多く、こちらもイモ類のため糖質が多く含まれています。また、砂糖が多く使われていることも鑑みると、ダイエット中は避けたほうが無難な料理と言えます。
◆ダイエット中もOKだと思う正月料理は?
Top3は「昆布巻き」「かまぼこ」「紅白なます」という結果に。昆布などの海藻類は糖質が少なく食物繊維も多いため、まさにお正月料理では積極的に摂取したい料理でしょう。また、「かまぼこ」は魚のタンパク質が摂取できるので良い食材ですが、糖質が多いものには注意が必要です。
栄養学の観点から見ると、ダイエット中は「糖質」を意識した食材選びをすることが重要です。そのうえで「タンパク質」を摂取していくことが成功へのカギとなってきます。
ダイエット研究家・岡 広樹が解説!「正月太り」は○○を選べば回避できる!
『毎年のようにお正月が終わると「太った」「正月は食べ過ぎた」などの声をききます。運動をせずに家でゆっくり過ごす人も多いでしょう。しかし「正月太り」を防ぐためには、運動や食べる量だけでなく「食べる料理・食材」を意識することも重要です。
食べる料理を選ぶ際の判断基準は「糖質」。血糖値を乱高下させないことがダイエット・健康において極めて重要ですが、それを引き起こす大きな原因は「糖質の過剰摂取」にあります。「適度な運動」と「タンパク質」の摂取もダイエットには重要ですが、「低カロリー」という認識から脱却し、2022年は“糖質ダイエット元年”としてお正月を過ごすことで、年明けダイエットは不要になると思われます』(GOFOOD 岡 広樹)
◆ダイエット研究家が勧めるお正月メニュー
●おせち料理:エビのうま煮、酢タコ、昆布巻き、数の子など
→海鮮系は低糖質+タンパク質も接種できGOOD!
●鍋料理
→野菜+お肉orお魚はダイエット中に積極的に摂取したい食材
●お酒類:焼酎、ウイスキー、ワイン
→低糖質アルコールを選んで摂取することが重要
* * *
やはりお正月はついつい食べ過ぎてしまうという人が多いようですが、食べる料理や食材を意識することで、新年早々ダイエットに追われる… なんてことは防ぐことができそうです。美味しい料理を食べて、良い新年のスタートを切りたいですね。
【調査概要】
GOFOOD調べ
調査期間:2021年11月19日~11月21日
調査対象:WEB調査
有効回答数:N=500
TOP画像/(c)Shutterstock.com