英語で「テーブルマナー」はなんていう?
国が変われば文化、そして常識も変わるので、食事をするときのマナーだって千差万別。日本では当然だと思っている行いが、海外でマナー違反になることも(もちろんその逆も然り)。そのため海外旅行に行くと、戸惑うこともありますよね!
そもそも日本語では、この食事に関するマナーのことを「テーブルマナー」といいますが、英語でいうと「table manner」で良いのでしょうか?
正解は「table manners」!
前回の記事は、同じ「book」という単語でも、単数形(book)か複数形(book)かで意味が異なる場合があることについてお話しました。
「close the books」というと、「books」に帳簿という意味があることから、文字通り「帳簿を締める」ということになります。一方で、「close the book」は「(話を)終わりにする」「(~に)けりをつける」という意味になるのです。
このように、単数形と複数形で意味が異なる単語は他にもたくさんあります。
実は「manner」もそのひとつ。単数形(manner)では「やり方」「方法」という意味。別の単語で言い換えるなら「way」が近いでしょうか。
一方、複数形(manners)の場合は、みなさんが一般的に「マナー」と呼んでいる「礼儀」「礼節」、あるいは「慣習」などの意味になります。
ここでは、その他の単数形と複数形でニュアンスが変わってくる単語について、いくつか紹介したいと思います。
◆air
air(空気)/airs(気取った態度)
◆arm
arm(腕)/arms(武器)
◆mean
mean(意味する)/means(手段)
◆custom
custom(慣習)/customs(関税)
◆glass
glass(ガラス、コップ)/glasses(メガネ)
◆pain
pain(痛み)/pains(苦労)
◆letter
letter(文字、手紙)/letters(文学)
こちらの問題もチェック!
間違えやすい! 英語で「どう思う?」はなんていう?
>>正解はこちらから
machi
小学生~社会人を対象とした英語教室を運営する英語講師。英検1級/国家資格・通訳案内士/TOEIC 900点以上
生徒のリクエストによっては、数学や化学まで教えることも。○十年前の記憶を引っ張り出し奮闘中。
ただいま周回遅れで韓ドラがブーム! 本当は仕事も家事もせず1日中韓ドラを観てぐ~たら過ごすのが理想。韓国語も習得したい。