「BOGO」ってどんな意味? アメリカのセール表記をまとめて紹介!〈役立つ英語表現 #18〉
前回記事▶︎「Big day」ってどんな日?
11月に入り、サンクスギビング、クリスマスと、ビッグイベントが続くアメリカ。この時期になると、街全体がお祭りモードになるので何だかウキウキします♪
イベント自体も楽しいのですが、アメリカ在住者が特に楽しみにしているのはこの時期に行われる大規模セール! 感謝祭の次の日におこなうブラックフライデーやクリスマス後に行うアフタークリスマスといったセールは豪快に値引きされるので、この時期を狙ってアメリカに旅行するのもオススメです。
しかし、シンプルに「○%割引」という値引きが多い日本と比べると、アメリカのセール表記はとっても多彩。頭文字を取った略語で表記されていることもよくあります。
せっかくのお得なチャンスを見逃すことがないように、アメリカでよく見かけるセール表示をまとめて紹介します。
BOGO/Buy One Get One〜(1点購入するともう1点が〜)
「BOGO」はアメリカで最もよく見かけるセール「Buy One Get One 〜」の頭文字をとった略。発音は「ボゥゴゥ」です。
「BOGOF/BOGO FREE(1点購入するともう1点が無料)」や「BOGO 50% Off(1点購入するともう1点が50%オフ)」のようにBOGOの後に、2点目の値引き率が書かれているので最後まで要チェック。
通常、「Second item must be of equal or lesser value(値引きは同じ値段or安い商品に適用)」のような但し書きが下の方に小さく記載されているので要注意です。
そのほかのアメリカのセール表記
◆Up to ○% off(最大○% オフ)
「Up to〜」は「最大〜」という意味。全部が○%オフと言う意味ではなく、最大限に値引きされているものはごく一部。
Up toは「It will take up to 10 days.(最大10日かかります)」のように様々な場面で使われるので、覚えておくと便利な表現です。
◆Everything ○% off Storewide(店内全品○% オフ)
Storewideは「店全体」と言う意味。海外のオンラインストアで見かける「Everything ○% off Sitewide」は、「サイト全体の商品が○% オフ」と言う意味になります。
“-wide”がつく単語は「全体」を意味する単語と覚えておくと他の単語にも応用できます。
例) worldwide(全世界)、statewide(州全体)、schoolwide(学校全体)
◆GWP/Free Gift With $○ Purchase($○以上商品を購入するとギフト進呈)
GWP は、Gift With Purchaseの頭文字をとった略。購入すると無料ギフトが貰えるというプロモーションは日本同様アメリカでもよく見かけますね。
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いかがでしたか? ぜひ、旅行中や海外のオンラインショップでお買い物をされる際の参考にしてみてくださいね!
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アラサーライター エリ
ハワイ、ホノルル在住。現地マーケティング会社にてホテルや大手ショッピングモールなどのPRに従事した後、独立。現在はフリーランスとしてPRや翻訳業務に携わる。趣味はヨガとカイルアビーチでカヤック。