【目次】
・「大切な人」の意味とは?
・英語表現は?
・「大切な人」を失わない為にすべきこと
・「大切な人」を亡くした時に
・最後に
「大切な人」の意味とは?
「大切な人」と聞いて誰を思い浮かべますか? 家族、友人、恋人など、関係性はどうであれ、一緒にいて幸せを感じさせてくれる存在は大切にしたいですよね。この記事では、「大切な人」を失わない為にすべきことや、もしも「大切な人」を亡くした時にどうすればいいのかを紹介していきます。
意味
「大切な人」の定義は、一人ひとり異なるでしょう。ただ、共通する特徴としては、「損得ではなく、心から必要だと思う人」という点が挙げられます。その人のためだったら、苦労も面倒も嫌ではない、そんな存在は「大切な人」といえますね。
「離れていても心は繋がっている」…。そんな歌詞の、「大切な人」をテーマにした歌もたくさんありますよね。いつも会っている、近くにいる人だけが「大切な人」とは限りません。遠くで暮らしている家族や友人でも、「大切な人」に違いはないのです。
英語表現は?
「大切な人」を英語で表現する際にはどう言えばいいのでしょうか? 多義的な言葉ですので、ケースごとの英語表現を解説していきます。
1:「恋人」としての「大切な人」
「大切な人」を「恋人」という文脈で使う場合は、「my precious」といいます。「precious」は、「その人にとって、かけがえのない、他に代えがたい固有の高い価値を持つ」といったニュアンスを含んだ単語です。例えば「You are my precious.」(「あなたは私の大切な人」)というように使います。
2:「友達」としての「大切な人」
「友達」を「大切な人」と表現する際には、「a valued friend」ということができます。「valued」という形容詞は、「貴重な」を意味します。「かけがえのない友人」であることは、「value」(価値)があることと同じだといえますね。
3:「スラング」での「大切な人」
「大切な人」のスラング表現は、「bea」が該当します。発音は「ベィ」。「before anyone else」(「誰よりも先に」)という意味の省略形です。「bae」は恋人や友達、家族など誰であっても「大切な人」を指す時に用います。
「大切な人」を失わない為にすべきこと
私達は、周りにいる「大切な人」を失わないようにする為に、何が出来るのでしょうか?
1:嘘はつかない
「大切な人」へ嘘をつく事は避けましょう。たとえ遅刻や寝坊といった些細なことでも、相手は裏切られたと感じ、悲しい思いをしてしまいます。常に誠実でいることで、こちらの誠意が伝わり、信頼関係を失わないで済みます。多少言いづらいことがあっても、正直に話すようにしましょう。
2:気持ちを言葉と態度で伝える
心では大切に思っていても、なんだか恥ずかしくて、そっけない態度を取っていませんか? 言葉にしなければ、想いは伝わりません。「言わなくてもわかるだろう」ではなく、ちゃんと言葉と態度で気持ちを伝えましょう。言葉に出すのが照れくさかったら、キスやハグも気持ちを伝えるのにぴったり。
3:相手を信じる
相手を信じることは、「大切な人」を失わない為に必要です。お互いを信じ合えていないと、ふとしたことで浮気を疑ってしまったり、喧嘩別れをしてしまったりすることも…。周りの意見に惑わされず、相手との関係を守るためには、信じる気持ちが大切です。
4:嬉しいと思うことをしてあげる
良い関係を築くために、「大切な人」へ贈り物や食事をするといった、喜ばれるような行動をするのも効果的な方法です。その際、相手が本当に喜ぶことを見極めてあげましょう。例えば、甘い物が好きではない相手に、自分が好きだからという理由でお菓子をプレゼントしてはガッカリされてしまいます。相手が望んでいることをしっかりキャッチしてあげましょう。
5:自分のことを大切に思う
「自分のことを大切にすること」は一見すると、「大切な人」を失わない方法と関係がないように思われます。しかし、自分のことを大切にすることが出来ない人は、そもそも人を大事にするという行為や心理が理解できないはずです。
人を大切にするとはどういうことなのかを知ることで、本当に相手を大切にすることができます。まずは、自分のアイデンティティを大切にして、自分を愛していきましょう。
「大切な人」を亡くした時に
もしも「大切な人」を亡くしてしまったら…。想像するのも辛いことですが、前を向いて歩いていこうと思える日が来るのを待つしかありません。しかし、その過程でうつ病などの心の病気が生じてしまうことがあります。ここからは、「大切な人」や身近な人の死を乗り越えるための糸口を紹介していきます。
1:無理に元気づけない
友人・家族・知人が「大切な人」を亡くして悲しんでいたらどんな言葉をかけるべきなのでしょうか? その時選んだ言葉が、果たして適切なのか? と躊躇することもあるでしょう。大切なのは、無理に元気づけなくても良いということです。
「頑張れ」や「早く忘れてしまえ」といった言葉は、相手にプレッシャーをかけてしまいかねません。もちろん自分の内から出た言葉をかけるべきですが、一定の配慮も必要です。
2:悲しみと向き合うためにできること
「大切な人」を亡くした場合、悲しみを受け止めるために悲しみとしっかりと向き合う時間をつくることも大切です。同じ気持ちを共有できる人と話したり、文章で気持ちを表したりすることで、頭の中や気持ちが整理されます。カウンセラーや専門家に話を聞いてもらえば、適切に気持ちを引き出してもらえます。
3:本を読む
悲しみにくれて、立ち上がれなくなってしまう…。そんな心に、そっと手を差し伸べてくれるような「死」を扱った本があります。小説や絵本、エッセイなどジャンルは様々ですが、散りばめられた言葉の数々は、きっと支えになってくれるはずです。
最後に
今回は「大切な人」というテーマで、「大切な人」を失わない為にすべきことや、「大切な人」を亡くした時にできることを紹介しました。誰かに「大事な人」と思われることは、心の健康だけでなく、あらゆる面で人生を豊かにします。そうした人への日々の感謝を忘れず、良い関係を築いていきましょう。
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