【目次】
・美肌の土台をつくるクレンジング・洗顔のやり方
・基本のスキンケア方法
・気になる毛穴のスキンケア方法
・コスメ以外のスキンケア
美肌の土台をつくるクレンジング・洗顔のやり方
■うるおいまで流さないクレンジング
時間をかけてしっかりオフしたくなるクレンジング。はじめに、肌のうるおいをキープするクレンジング方法を確認しましょう。
≪クレンジング時の注意≫
・肌に摩擦は厳禁! こすらないこと
・時間をかけるほど潤いまで流れ出る
・汚れが浮いたタイミングを逃さないで
≪クレンジングのやり方≫
1. クレンジング料を頬にのせてやさしくなじませます。
2. 次に顔全体に広げて、指の腹を使ってこすらないように丁寧になじませます。
3. 最後に目元や口元のポイントメイクになじませ、ぬるま湯でよくすすぎます。
※メイク汚れが浮いたら指の感触が変わります。そのタイミングを確認しましょう。
■洗顔は泡が重要
洗顔もクレンジングと同じく「こすらず手早く洗い流す」のが大切。マッサージは不要です。
≪洗顔時の注意≫
・“こんもり”の泡で肌への摩擦をブロック
・肌の上で泡立てるのは絶対NG!
・汚れは泡をなじませるだけで吸着される
≪洗顔のやり方≫
1. 両手にたっぷりのるくらいの泡をつくります。
2. 皮脂の多いTゾーンから泡をのせます。
3. 次に鼻筋→額→アゴにのせ、顔全体に広げてすぐにすすぎましょう。
※こすらず、泡を置くようにするだけでOKです。
潤いまで落としてない!? 正しい【クレンジング&洗顔】メソッド
基本のスキンケア方法
■チャージした水分にフタをすること
洗顔後の基本的なスキンケアです。美容液などのスペシャルケアは、アイテムによって手順等が異なりますので、事前に使い方を確認しましょう。
≪スキンケアのやり方≫
1. ブースターオイルを全体になじませます(次に使う化粧水の浸透がアップしたり、肌をやわらかくほぐしてくれるのでおすすめ)
2. 化粧水をコットンにたっぷり含ませ、じっくり浸透させるようにして優しくパッティングします。こすらないよう注意しましょう。
3. 乳液でフタをするようにしてなじませます。(湿度の高さ・季節に合わせて保湿力を選ぶのがおすすめ)
4. カサつきやすい目元は重ねづけをしてうるおい強化!
ほぼすっぴんメイクはこうつくる!【スキンケア・ベースメイク編】
【1】オールインワンはちゃんと選ぼう
化粧水~美容液までを1つでまかなう、時短&手軽で嬉しいオールインワン。「でも本当にこれ1つで大丈夫なの?」… そんな疑問を抱く女性に、オールインワンの選び方・使い方について紹介していきます。
≪オールインワンの選び方≫
・手元で試してサラサラにならないもの
・多少ベタつく程度にややしっとりめが◎
・対象年齢がやや上のものがおすすめ
・選ぶ目に自信のない人は、極端なプチプラは避けましょう
【2】オールインワン|ゲルタイプの使い方
ぷるんとしたテクスチャーが心地いいゲルタイプ。含まれた役割をしっかり肌に取り込めるよう、惜しまずたっぷり&重ねづけするのがポイントです。
≪オールインワンゲルの使用量≫
▲1回目の量(直径3cm)
▲2回目の量(直径1cm)
≪オールインワンゲルの使い方≫
ゲルは、水分が肌に浸透して密着するまでなじませるのがポイント。サッとなじませるだけだと、膜になったゲル基材がポロポロ落ちてくることも。目元や口元などの細かなキワにも丁寧に指先で。デコルテや首も手のひらでなじませましょう。
【3】オールインワン|化粧液タイプの使い方
化粧液タイプも重ねづけをして、しっかり浸透させるのがポイントです。
≪オールインワン化粧液の使用量≫
▲1回目の量(コットンで直径4cm)
▲2回目の量(手のひらで直径3cm)
≪オールインワン化粧液の使い方≫
コットンでなじませてから手で重ねづけすることで、うるおいがたっぷり入ります。目元や口元などのキワにも丁寧にコットンで。デコルテや首も手のひらでなじませましょう。
気になる毛穴のスキンケア方法
■毛穴ケアのNG習慣
気になる毛穴トラブルは、一気に改善させようとせず「やりすぎないケア」を心がけることが近道です。
≪毛穴トラブルを招きやすい習慣とは?≫
・お風呂で毛穴の角栓を絞り出す
・毛抜きで角栓をスポッと抜き取る
・剥がすタイプの毛穴パックを愛用する
・手軽なふき取りクレンジングシートで毎日メイクオフ
・皮脂対策にさっぱりスキンケア
・ポロポロ系の洗顔で角質をオフ
・洗顔ブラシで朝晩しっかり毛穴洗浄
・引き締めのために冷水洗顔
NGな習慣に注意し、正しくスキンケアを行いましょう。
コスメ以外のスキンケア
■日常でできる美肌ケア
\教えてくれたのは…/
国立がん研究センター研究所 がん幹細胞研究分野分野長:増富健吉先生
[医学博士。専門は、分子腫瘍学・RNA生物学および内科学]
「コラーゲンをたくさん食べると次の日はお肌がプルプル」という話を聞いたことがあります。しかし「夜食べて翌日お肌プルプル」を感じるほどのコラーゲンに置き換わるなんて、そこまで人間の体は効率的にはできていません。
では、「お肌プルプル」を医学的合理性をもって成功させるには?
1. 高タンパク低カロリーの食事を心掛ける(コラーゲンの量は気にしなくてOK)。
2. 運動をする(アドレナリンの適度な分泌と適度な男性ホルモンの分泌は美容に必須)。
3. 睡眠をしっかりとる(睡眠は成長ホルモンの分泌促進の最善の方法で、成長ホルモンはタンパク質合成を促進)。
4. 肌に直接塗るものはそれなりの効果は期待できる(詳細は私にはわからないので専門家に聞いて頂きたい)。
スキンケアとともに取り入れるのがおすすめです。