肌の潤いを洗い流さない洗い方
クレンジング料も洗顔料も洗浄成分を含んでいるので、時間をかけるほどに肌の潤いは流れ出てしまいます。どちらも、汚れが浮く適度な時間でサッと洗うことが大切! コツを解説していきます。
◆【クレンジング】はメイクが浮くよう優しく丁寧に
メイクは肌にしっかりと付着しているので、それを浮かすためにクレンジングには多少時間がかかります。クリームタイプなら指の感触が軽くなり、フォームタイプなら泡が少なくなるなど、感触に変化を感じたらすすぎどき。
STEP 1|メイクが厚い頬からのばす
ウォータープルーフのポイントメイクは専用リムーバーでオフしておく。適量のクレンジング料を頬の広い面にのせ、指の内側全体で円を描くように優しくなじませる。
STEP 2|クレンジング料を顔全体に
顔全体に広げ、指の腹で肌をこすらないよう優しく丁寧になじませる。指の感触が変わったらメイクが浮いたサイン。ここまでで30秒程度。短すぎても長すぎてもNG!
STEP 3|目元や口元は最後にオフ
最初にリムーバーを使わなかった場合、目元や口元のポイントメイクはこのタイミングで指に残ったクレンジング料をなじませてオフ。顔全体をぬるま湯でよくすすぐ。
【洗顔】は泡をなじませるだけという気持ちで手早く
皮脂や古い角質はメイクほど肌に頑固に付着しているわけではないので、泡をなじませるだけで汚れが泡に吸着されていきます。こすらずなじませ、顔の細かい部分まで泡が行き渡ったら、すぐにすすいでOK。マッサージは不要です。
STEP 1|両手に〝こんもり〟の泡をつくる
両手にたっぷりのる量の泡をつくる。泡立てが苦手なら泡立てネットを使って。泡が少なく、顔の上で泡立てるのは刺激になるので絶対NG!
STEP 2|Tゾーンから洗い始める
皮脂が多いTゾーンから洗い始める。指に適量の泡を取り、鼻筋、額、あごになじませて。こすらず泡を置くようにするだけで汚れは落ちる。
STEP 3|顔全体に泡をなじませてすすぐ
残った泡を顔全体に広げ、手のひらで押すようになじませて汚れを浮かせる。泡が全体に行き渡ったら、時間をおかずすぐにすすぐ。
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2020年Oggi4月号「肌の調子がイマイチなのは『洗顔』が原因かも」より
イラスト/二階堂ちはる 構成/大塚真里
再構成/Oggi.jp編集部