「パトロン」ってどんな人? 言葉の意味やメリット・デメリット、出会い方もご紹介 | Oggi.jp
Oggi.jp

おしゃれもキャリアも。働く女性のWebメディア

line instagram TikTok X facebook search

フリーワードで検索

人気のキーワード

  1. トップ
  2. ライフスタイル
  3. 暮らし
  4. 雑学
  5. 「パトロン」ってどんな人? 言葉の意味やメリット・デメリット、出会い方もご紹介

LIFESTYLE

2024.06.24

「パトロン」ってどんな人? 言葉の意味やメリット・デメリット、出会い方もご紹介

「パトロン」という言葉を知っていますか? 実際にはどんな関係で、どうやって知り合うのでしょうか。実際、関係性によって「パトロン」の使い方は様々です。本記事では、「パトロン」の意味や具体的な関係性、出会い方などについてご紹介します。

「パトロン」って何?

(c)Shutterstock.com

そもそも「パトロン」ってどんな存在なのかを知っていますか? 聞いたことはあるけれど、自分で使ったことはないという人、案外多いのではないでしょうか。

「パトロン」の意味

「パトロン」とは、ラテン語の「pater(父)」がルーツ。そこから派生してできた英語です。

意味は「後援者」。父親のように応援するというイメージでしょうか。一般的には、経済的な支援をする人のことを指します。

【パトロン】
(1)主人。経営者。雇い主。
(2)芸術家・芸能人・団体などを経済的に支援し、後ろ盾となる人。
(3)異性への経済的な援助を行い、生活の面倒をみる人。
<「小学館 デジタル大辞泉」より>

「パトロン」の使われ方とは?

「パトロン」にはいろいろなパターンがあります。

若い女性と年上の男性

「パトロン」という言葉を聞いて、いちばんに思いつくのは、このパターンでしょう。経済的に余裕のある男性が、将来を見込んだ若い女性を経済的にサポートします。大学の学費や留学費、または起業の際の援助などが考えられます。

芸術家・クリエイターと投資家

芸術家やクリエイターなどの才能を見込んで、その活動にかかる費用を工面し、また、よりよい発表の機会を用意したりする関係です。「ココ・シャネル」や「イブ・サンローラン」という世界的に有名なクリエイターも投資家によるサポートを受けていたりします。

若手芸能人と大御所芸能人

芸能界は、パトロンの存在が多いようです。大御所が若手を「売れる」と見込んでサポートするのです。関係としては異性の関係が多いかもしれません。豊富な人脈を生かして、大物プロデューサーを紹介したりするようです。

「パトロン」のメリット・デメリット

(c)Shutterstock.com

「パトロン」がいるといいこともあれば、制約もあります。

メリット・デメリット
  1. メリット
  2. デメリット

メリット

お金の心配がいらない

「パトロン」がいると、まずはお金に余裕ができます。自分では買えないような洋服を着たり、行けない場所へ行けたりします。たとえば起業したとしても、それがうまく行くまでには時間がかかりますし、うまくいかないことも考えられます。その間にも生活費は必要なわけですが、それを心配しなくてもいいのは助かります。

幅広い人脈が得られる

「パトロン」がいれば、豊富な人脈をいっぺんに得られます。たとえば、絵を描いているとすれば、有名な画廊と知り合えるかもしれませんし、著名な人に作品を見てもらえるチャンスも得られるかもしれません。人脈とは努力ではなかなか広がらないこともあります。それが得られるのは大きなメリットです。

やりたかったことに挑戦しやすい

「パトロン」がいると、留学したい、本場へ行って本物を見たいなどの夢を叶えることができます。自分でやろうとすると、留学費用を稼ぐ必要がありますし、その手配もしなければなりません。「パトロン」がいれば、そのあたりを簡単にクリアすることができるでしょう。

デメリット

常に「パトロン」の存在を気にしなければいけない

「パトロン」には色々なことについてお世話になっているわけですから、何をするにも「パトロン」の反応を見る必要があります。「パトロン」が好まない行動は慎む必要がありますし、「パトロン」がだめだと言えば、それに従うのが通常でしょう。「パトロン」の性格にもよりますが、制約だと感じられる場合もあるでしょう。

世間からの偏見もあるかもしれない

親子でもないのに、お金の面倒をみてもらっているという関係を色メガネで見る人もいるでしょう。本人たちはそのつもりがなくても、「性的な関係なのかな」などと勘繰られてしまうこともあるでしょう。

また、実際に世間から評価されたとしても、それは「パトロン」の力だと思われる可能性も。芸能人が「親の七光り」などと言われるのと近いかもしれません。

普通の暮らしに戻れなくなる

「パトロン」のいる暮らしに慣れてしまうと、自分で稼ぐという普通の暮らしに戻れなくなってしまうかもしれません。一度上がった生活水準はなかなか下げにくいものです。

「パトロン」ってどうやって出会うの?

(c)Shutterstock.com

「パトロン」との出会いは紹介が多いようです。どこかにいけば教えてもらえるというものではなく、「たまたま」の出会いが、巨大な後ろ盾につながったりするようです。具体的には次のようなシーンのようです。

紹介

「パトロン」をしている男性は、複数の女性に対して「パトロン」でありたいと思っている傾向があるよう。ですので、「パトロン」のいる女友達から紹介されることもあるそうです。

会員制スナック

富裕層の集まる会員制のお店などで働いてるうちに、出会うことも。最初は、客とスタッフの関係だったのが、だんだん親密になっていく過程で、「パトロン」に変化していくようです。

「パトロン」がいるって悪いこと?

(c)Shutterstock.com

「パトロン」と一言で言っても、性的な関係を伴うものもあれば、ただ単に応援したいというものもあるようです。その関係は人それぞれなので、いい悪いで分けることは難しいようです。

「パトロン」っていうお酒がある?

「パトロン」という名のテキーラがあります。アメリカのセレブリティが愛飲しているということで知られるようになりました。

テキーラはアガベという植物が原料ですが、「パトロン」は最高品質のブルーアガベを100%使用しています。「パトロン」のなかでも最高級の「グランパトロン プラチナ」は3回も蒸留しており、その芳醇な香りに「これまで飲んでいたテキーラはなんだったんだ!」と感動する人もいるそう。

安易に頼ったり偏見の目で見るのは避けるべき

普通に暮らしているとなかなか縁遠い「パトロン」ですが、意外と身近な人に「パトロン」がいることも。高級なバッグを持っているとか、待ち合わせにタクシーを使ってくるとか、ちょっとしたことで気づくこともあるかもしれません。

一方で、「パトロン」という存在にあやしい雰囲気を感じる人が多いのも事実。努力なく名声を得たとか、実力もないのに… というように、「パトロン」がいるがゆえに、逆に評価を得られない場合もあります。

いいことか、悪いことかというように簡単に区別するものではありませんが、人間関係というのは不安定なものなので、安易に頼りすぎるのは良くないかもしれません。また、お友達に「パトロン」がいそうだなと思っても、その関係が一概に「いかがわしい」ものかはわかりません。最初から偏見の目で見るのもやめておいたほうがいいでしょう。

TOP画像・アイキャッチ/(c)Shutterstock.com

▼あわせて読みたい

Today’s Access Ranking

ランキング

2024.11.21

編集部のおすすめ Recommended

Follow Us!

Oggiの公式SNSで最新情報をゲット!

メールマガジン登録はこちら

最新記事のお知らせ、イベント、読者企画、豪華プレゼントなどへの応募情報をお届けします。

Oggi12月号で商品のブランド名に間違いがありました。114ページに掲載している赤のタートルニットのブランド名は、正しくは、エンリカになります。お詫びして訂正致します。
【消費税の価格表記について】 記事内の価格は基本的に総額(税込)表記です。2021年4月以前の記事に関しては税抜表記の場合もあります。

Feature

スマートフォンプレビュー

LINE公式アカウント 友だち募集中

働くすべての女性に向けて、
今すぐ役立つ「ファッション」「ビューティ」「ライフスタイル」
情報をお届けします。