【28歳・パパ活相手に恋をしてしまったケース】
舞さん(仮名)は、軽い気持ちからパパ活を始めたのちに20歳年上のパパ活相手である鈴木さん(仮名)に恋をしてしまい、不倫関係に進んでしまったそうです。
「鈴木さんとはSNSで知り合いました。最初はご飯を食べておこづかいをもらうだけの関係で、まったくエッチな雰囲気もなくて安心していたんです。鈴木さんの話は面白かったし見た目もそこそこイケメンだし、いいパパ活相手が見つかってラッキーくらいにしか思っていませんでした」
ところが鈴木さんと週に1回会い続けていくうちに、舞さんは鈴木さんを異性として見てしまうように。そこでふたりの関係が大きく変わり始めてしまったとのこと。
パパ活相手とガチ不倫へ
「10回くらい会ったら、私は鈴木さんのことを好きになってしまっていたんです。単なるパパ活のつもりがガチ恋になっちゃって。片思いができる性格ではないので、鈴木さんに気持ちを打ち明けると『実は俺も舞ちゃんのことが好きになっていた』と言われ、不倫関係が始まったんです」
鈴木さんは2児の父親で、奥様は鈴木さんの2歳年下の専業主婦。子どもたちの受験を控えている時期だったので、妻は子どものことで頭がいっぱいで、夫である鈴木さんの帰宅時間が遅くても何も言われないと鈴木さんから説明を受けたそうです。
「デートは週に1回で、ご飯を食べてホテルに行き深夜に解散。旅行には行けないし昼間からデートをすることもなく、いかにも不倫という感じの付き合いが続きました。
私はだんだんとそんな付き合いに疑問を感じ、鈴木さんに離婚を望むようになり…」
思い詰めてしまった舞さんは、鈴木さんのSNSをくまなくチェックして鈴木さんの妻と思われる人物のアカウントを発見。そして「私は鈴木さんの彼女です。必ず彼を幸せにするので離婚してください」とダイレクトメッセージを送信してしまったのだそう…。
妻に直談判を試みるもあっさり不倫相手と破局
「バカですね、そのことがきっかけで鈴木さんの家庭に不倫が知られ、私はあっさりと捨てられました。鈴木さんから『妻は俺に無関心。子どものことで、いっぱいいっぱい』と聞いていたのを真に受けてしまって。実際に私が表に出ていったら、鈴木さんに罵られた挙句に『勘弁してくれよ! こんなことをするなんて信じられないよ!』と呆れられました。
鈴木さんと別れてから2ヶ月近くになりますけど、まったく連絡はとれません。まだ私は彼に未練があるのでSNSをチェックしてしまっていて家族で仲良く過ごしているのかなと思うと胸が張り裂けそうです。
いつになったら恋愛に前向きになれますかね? 不倫でエネルギーを使い過ぎて、疲れはてました。もちろんパパ活を再開する気にもなれません。あのとき安易な気持ちでパパ活に走らなければ鈴木さんとも出会わずに済んだし、不倫もしないで済んだのに。もっと真面目に生きていかないと自分がダメになってしまうなと痛感させられています」
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並木まき
ライター・時短美容家。シドニー育ちの東京都出身。28歳から市川市議会議員を2期務め政治家を引退。数多くの人生相談に携わった経験や20代から見てきた魑魅魍魎(ちみもうりょう)な人間模様を活かし、Webメディアなどに執筆。