アラサーサレ妻に本心を聞く
結婚後の心配事のひとつに“不倫”があります。しかも既婚者の場合、相手の浮気・不倫で簡単には関係を解消できないという時も。
今日は夫の不倫をどのように許したのか、アラサー既婚者に伺ってみましょう。
これが「わたしが不倫を許したワケ」
◆今の生活を変えたくない『夫の収入頼み』(あやなさん・仮名)34歳
「私たちは結婚7年目の子なし夫婦です。この先も夫婦2人で生活していく予定だったのですが、ある日思い詰めた様子で不倫していたことを告白した夫。
許せない! と離婚を考えましたが、彼の人柄や義理の親に恵まれたこともあって、離婚を踏みとどまりました。と言うのは表向きの理由で、実は夫の収入がないと生きていけない!
今から再就職する気なんてさらさらないし、平均以上の年収がある夫に頼り切っている私は今の生活を手放すことなんて絶対に無理。夫の前で流した涙は裏切られた不倫の事実より、生活が危ぶまれる恐怖からくる涙だってことは秘密」
◆これに勝るものナシ『愛する子供のため』(まきさん・仮名)31歳
「『子供のために離婚しない』これが大きな理由です。決して高給取りの夫ではないですが、主婦の時短パートレベルでしか経済力のない私は夫がいないと生活が回らない。浮気をされようが子供のためなら嫌いになった主人との生活も我慢できますが、子供と2人で暮らしていける収入があれば今すぐにでも離婚していますよ。
主人が心を入れ替えてくれたらいいのですが、その保証はどこにもない。今はシングルマザーになってもいいように色々と情報収集をしたりお金を貯めているところです」
◆謝罪を形に変えて『高額ショッピング』(ゆうきさん・仮名)31歳
「正直うちの旦那は昔からプレイボーイで有名だったから、不倫を聞いた時にはそこまで驚きませんでしたね。でも女心としてはやっぱり許せない!
旦那にただ謝られても気が済まないから、他の女の子とデートができなくなるくらいまでショッピングをして気持ちを落ち着かせました。生活できるギリギリの額を残してショッピング。
『あなたの謝罪、形にさせていただきました』って両手いっぱいのハイブランドを見せたら興醒めしていましたね。今度やったらその都度、慰謝料として形に変えてやるつもりです!」
独身の頃は結婚した相手が不倫したら絶対に別れる! と思っていても、いざ結婚し家族となれば思っていた以上に簡単に切り離せない夫婦。その頃の気持ちは結婚生活とともに変化していくもののようです。しかし女性が不倫を“許す”といっても何十年も腹の底に鉛のように溜めていることを男性は知っておくべきでしょう。
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OLライター タケ子
恋愛コラムや指南書を読み漁り、婚活の糧にしているOLライター。スイーツや食にも興味あり♪