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30代後半は女性らしさとこなれ感を両立
洒落感はもちろん、落ち着いた大人の印象も残したい! そんな30代後半の女性は、大人っぽく映えるポイントを押さえて、こなれ感あるコーデを目指したいところ。まずは、ポイントをチェックしていきましょう。
〈POINT〉
・かっちりした中に抜け感をつくってきれいめに
・きれい色や小物でコーデにアクセントを
・トップスとボトムスのメリハリ感でスタイルアップ
【お手本コーデ】
センタープレスが立体感ときちんと感、両方をアシストしてくれるパンツ。トレンチやボストンバッグなどきれいめなトラッドアイテムと好相性。トップスには鮮やかなオレンジを差し込み、足元はメッシュのパンプスで女っぽい抜け感をつくって。
【春夏×きれいめ派】のおすすめコーデ
大人っぽさを求めたクラシックなコーデもいいけれど、そのままじゃ面白味が足りない。コーデの足し算引き算がわかってきた30代後半は、ほんの少し抜け感をつくって自分らしくきれいめファッションを楽しみましょう。ここでは春夏におすすめのきれいめコーデを紹介します。
1|「ストライプスカート」でフェミニンコーデを大人っぽく
斜めのストライプ&プリーツで変化をつけた一枚は、きれいめながら新しさもあり大人の通勤にイチ推し。長すぎない着丈もちょうどいい。
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2|美シルエットの「タックパンツ」で大人のかっこよさを意識
かっこいいムードにするならパンツを軸にコーディネートを組む、という人は多いはず。グレーのスラックスを選んだら、パリッとした白シャツ、マニッシュなドレスシューズ… と、媚びないアイテム合わせで力強く爽やかに着こなして。
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3|「ジャケパンスタイル」は、カジュアルに振り切る
旬のシルエットや色に変化はあれど、ハンサムなジャケパンは働く私たちに自信をくれる鉄板コーデ。単なる真面目におさまりたくないなら、小物で思いっきりカジュアルに振るのも悪くない。
4|「ツイード系ジレ」で甘アイテムは受け止める
ニットジャケット感覚で気負わずに、ボウタイブラウスにジレを重ね着。その軽快さを黒パンツでかっこいいにシフトして。
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5|「シアーシャツ」も落ち着いたカラーを選べば上品に
ビッグシルエットのカーキのシアーシャツを合わせてちょっとモードに。ニュアンス豊かなグリーンのワイドパンツが、通勤スタイルをフレッシュに牽引。
6|大人のきれいめカジュアルなら「ロングジレ」が最強
きちんと感のあるジレにラフな素材が軽やかな印象のデニムを合わせて、きれいめ派のカジュアルダウンを狙って。
7|ワンピに羽織るなら、「シアーカーデ」が絶妙
キャミワンピースならではの華奢なストラップや深く開いた背中のカットを、無難なカーディガンで覆ってしまうのはもったいない。トレンドのシアーカーデなら肌見せをほんのりにおわせることができる。
【春夏×カジュアル派】のおすすめコーデ
動きやすくラフなカジュアルコーデは、手抜きに見えたり子供っぽく見えたりという側面も。大人っぽく着こなすためには、どこかにスタイルアップやトレンド感のあるアイテムを取り入れることがポイントです。ここでは、春夏におすすめのカジュアルコーデを紹介します。
1|品の良さとリラクシーさがある「バギーパンツ」で上品に
ブラックのコットンバギーパンツに、パープルのニット。余裕のあるシルエットとこっくりした色合わせで、センスのいい大人の通勤コーデに。
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2|上下ともに「ゆったりフォルム」でも品あるコーデに
レモンシャーベットのような透明感のある発色が目をひくパンツ。サテンのツヤ感を引き立てるために、シャツは真逆の風合い、洗いをかけた地厚なコットンを選択。上下ともにゆったりしたフォルムのカジュアル。それでいて品よく好印象なのは、きれい色パンツの清涼感のおかげ。
3|「デニムジャケット」はコンパクトを選んでスタイルアップを
ボーダートップス×ゆったりパンツの休日スタイルをワンランクアップする、コンパクトなノーカラーのデニムジャケット。定番コーデが一気に旬のバランスに傾く。
4|グレートーンの着こなしに「白」で抜け感をプラス
グレー基調のカジュアルな着こなしに白Tや白スニーカー、イエローのカーディガンを加え、抜け感を意識。大人っぽいカジュアルスタイルに。
5|「タフなTシャツ」×デニムを白小物で品よく
メンズライクなTシャツにワイドデニムの、ゆったりとしたサイジングこそ大人スタイル。 クリーンな白小物で、洗練度を高めて。
【水色デニム】をきれいめに着こなすには、ゆるっとシルエットで女っぽく♡
6|「オールホワイトコーデ」は、立体的に着こなす
スウェットを無造作に巻いて、上半身のボリュームをアップ。メリハリをつければ白のワントーンでものっぺりしない。メンズライクなテーパードシルエットのデニムを合わせると鮮度も上がる。
7|「ツイードジレ」×ダメージデニムを淡いワントーンで
ジレとデニムの淡いブルーグラデをなじませる中和剤に“バニラ色”のカットソーが活躍。スポーティな白小物で、ダメージデニムをヘルシーなムードに。
【水色デニム】をきれいめに着こなすには、ゆるっとシルエットで女っぽく♡
8|肌見せなら「振り向いた背中」でするのが正解
フロントはごくシンプルながら、後ろデザインで肌見せするギャップがお洒落なニット。背中の開きが深いインナーキャミソールでバックシャンをよりキレよく見せて。
【秋冬×きれいめ派】のおすすめコーデ
洗練された女性に導いてくれる、きれいめ派の着こなし。きちんと感がわかりやすいオフィスコーデだけでなく、普段着の中で魅せる色っぽい雰囲気など、大人のセンスを演出できます。ここでは、秋冬におすすめのきれいめコーデを紹介します。
1|ワンピース感覚で上品な「ワントーンカラー」でまとめる
プレーンで品のいいリブTシャツを軸にすれば、ドラマティックなタフタスカートが等身大の華やかさに着地。ワンピース感覚で同系色でまとめると、きちんと感がぐっと高まる。
2|大人の女性にこそ似合う「カラーニット」でフェミニンに
ピンクともパープルともつかないベリーカラーは、若々しすぎない可愛さがあり、大人に似合う絶妙なカラー。ピアスやブレスレットのシルバーアクセで、きらめきを追加して地味回避を。
今季旬! 大人の女性にこそ似合うベリーカラーニットでフェミニンに
3|旬の「ツイード」を辛口ワントーンで着こなす
ツイードのセットアップ=コンサバなイメージを、切れ味のよいフリンジを効かせたベスト×Iラインスカートで払拭。インナーはシンプルなハイゲージのタートルニットだけで、十分華やかさと今っぽさを兼備。
4|「黒タートル」は薄手ハイゲージを選べばすっきりハンサムに
黒タートルは薄手のハイゲージニットなら、程よくゆとりのあるサイズ感でも、すっきりとハンサムに着こなせる。タイツではなくニーハイソックスをくしゅっと下げて、足元に重量感をつくることでコンサバさを抑えた今どきの表情に。
黒タートルは薄手ハイゲージを選べばすっきりハンサムに着こなせる
5|「クラシカルなスカート」は光沢とボリューム感で洒落感UP
光沢感がありウエストからたっぷり広がるシルエットのスカート。ニットは直線的なボートネックでシンプルに。
6|「くすみピンク」なら、色を重ねても大人っぽくまとまる
肌なじみのいいくすみピンクの半袖ニットとカーディガンをセット使い。ゆったりしたシルエットでモダンで小粋なムードが漂う。ボトムは白に近いピンクのコーデュロイパンツで、統一感のある配色にまとめるとベター。
肌なじみのいいくすみピンクは、色を重ねても大人っぽくまとまる!
7|「タイトスカート」はロング丈をセレクトすると今っぽく映える
タックインすると際立つすっきりとしたⅠラインシルエット。春らしいけれどきりっと背筋が伸びるグリーンでより存在感アップ。膝下丈なら、タイトスカートをきれいめに今っぽく更新できる。
【秋冬×カジュアル派】のおすすめコーデ
オフモードで楽しみたいスポーティー&フェミニンなアイテムも、素材や色を工夫することで子供っぽくならずに上品見えが叶います。ここでは、大人のバランス感で着こなす秋冬におすすめのカジュアルコーデを紹介します。
1|可愛い「ドット柄パンツ」も白Tシャツで大人っぽく
柄パンツやパールなどの今どきレディなアイテムを、白Tでエフォートレスに。シンプルなのにさらりと涼しげな大人可愛いコーデの完成。
チャーミングなドット柄ボトムで、白のTシャツに大人のかわいげを♡
2|カジュアルコーデは、「足元に光沢を加味」して辛口に仕上げて
キャップやジャケットなどのカジュアルアイテムに、リュクスなゴールドのパンプスが効いた着こなし。コーデ全体をシャープで辛口に仕上げてくれる。
3|MA-1なら「ニュアンスカラー」を選ぶときれいめにキマる
グリーンがかったアイボリーと袖のギャザーが女っぽいブルゾン。白パンツで淡いワントーンに。
4|「ボアコート」は淡色コーデで大人可愛く
ボリューミィなボア素材は、ライトベージュのハーフ丈を選べば軽やか。色落ちした水色デニムを合わせると、淡いワントーンのつながりがきれい。
5|ケーブルニットのカジュアルな質感が「パープル」を身近に
存在感のあるパープルのざっくりとした編み地のケーブルニット。グレーデニムの選びや、レイヤードした白シャツなど、ちょっとしたテクニックが洗練されたコーデへと導く。
6|スポーティーなアイテムは「無彩色」でまとめてほっこり回避
スポーティになりすぎてしまいそうなアイテムは、無彩色でまとめるとほっこりせず切れ味よく着こなせる。カーキパンツを主役にしたコーデは、オフ白&グレーでクリーンな印象に傾けて。
無彩色でまとめれば、ほっこりせず切れ味よい着こなしが完成する!
7|「異素材の同色重ね」で奥行きのある着こなしに
ツイード、デニム、ニット…。素材感の異なるブルーを重ねて、立体的で洒落た着こなしに。
最後に
きれいめもカジュアルも、洗練されたレディースファッションは大人の品を感じさせてくれます。30代後半だからと守りに入るのではなく、旬のデザインに積極的に挑戦してみてください。
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