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2021.02.22

社会人として正しく使いたい!「拝見する」の意味・使い方・類語などをまとめてご紹介

ビジネスシーンで「拝見いたします」とよく耳にすることがあるかもしれませんが、実は誤った表現だということ、ご存じでしたでしょうか? 「拝見する」という言葉の正しい意味や使い方、類語について解説します。

【目次】
「拝見する」の意味や注意点とは?
「拝見する」の使い方を例文でチェック
「拝見する」の類語にはどのようなものがある?
最後に

「拝見する」の意味や注意点とは?

ビジネスシーンで「拝見いたします」や「拝見させていただきます」と言ってしまっている方、よく見かけませんか? 実はこれ、誤った表現なんです。本記事で、「拝見する」という言葉について丁寧に解説していきますので、ぜひ正しい使い方を身につけ、デキるビジネスパーソンになりましょう!

(c)Shutterstock.com

まずは、「拝見する」の意味や注意点について解説します。

◆「拝見する」の意味

「拝見」は、<はいけん>と読み、「見る」の謙譲語にあたります。謙譲語とは、相手をたてる為に、自分の行為を下げる表現方法の一つです。「拝見」は、見るという行為をへりくだって表す言葉。この時の主語は自分自身や、身内になると覚えておくと理解しやすいです。

◆「拝見」をビジネスなどで使う時の注意点

なぜ、「拝見いたします」や「拝見させていただきます」が誤用かというと、それは“二重敬語”に当たるからなんです。「拝見する」は、それだけですでに、「見せていただく」という意味があります。そのため、謙譲語の「拝見する」に、謙譲語の「させていただく」をさらにプラスすると、“二重敬語”になってしまうのです。ですので、「拝見します」「拝見しました」が正しい使い方になります。

先述したとおり、謙譲語の主語は、自分自身や身内の人物になるので、上司に「拝見してください」というのは誤用です。 目上の方に書類や資料などを見てもらう時は、「ご覧ください」を使いましょう。

「拝見する」の使い方を例文でチェック

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では、具体的な例文で「拝見する」の使い方をご紹介します。

1:「契約内容を拝見しました。一度社内で検討させていただきます」

取引先などとのやりとりで、よくあるフレーズです。受け取った資料などの内容を一読したことを、相手に伝える際に「内容を拝見しました」と表すことができます。また、このフレーズは確かに受け取りましたと、相手に資料などを受領したことを伝えることもできるため、非常に便利な言葉です。

2:「履歴書を拝見しました。ぜひ一度、弊社へお越しいただき直接お話を伺いたく存じます」

アルバイトなどの求人募集などで、採用担当者から候補者に対し返事をする場面の一例。このようにビジネスシーンでは、相手の立場がどうであれ、自身の行為に対しては謙譲語を使い、丁寧に話すことが一般的なマナーです。

3:「いつもテレビで拝見している方と、実際にお会いできるなんて感無量です」

上記のように、人物が対象になる場合もあります。芸能人のファンが、実際に本人を目の前にしたときに、「いつも拝見しています!」と飛び跳ねて喜ぶシーン、テレビなどで見かけたことはありませんか? もしも、そのような場面にあなた自身が出くわすことになったら…。ぜひ、使ってみてください!

「拝見する」の類語にはどのようなものがある?

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「拝見する」の類語をご紹介します。

1:「拝読する」

「拝読」は、<はいどく>と読み、「読む」の謙譲語です。「拝見する」と同じく、自分自身の行為をへりくだって使う言葉になります。

また「拝読」は、それを書いた本人に対し、敬意を払う言葉にもなるんです。たとえば、上司からのメールを「拝読しました」と言った場合は、自分の行為をへりくだって表現すると同時に、上司に対して敬意を払うことになります。

では、上司から借りた本を「拝読しました」と言った場合、これは正しいのでしょうか? この場合は、上司はその本を書いたわけではなく貸しただけなので、「拝借」という言葉を使うことが正解です。貸してくれた上司に敬意を払い、「拝借した本を読ませていただきました」とするとよいでしょう。

【こちらの記事もチェック】「拝読させていただきます」は誤り?「拝読」の意味や使い方の例文とは? 拝見との違いや使う時の注意点などもご紹介

2:「拝受する」

「拝受」は、<はいじゅ>と読みます。「拝受」もまた謙譲語にあたり、何かを受け取った行為をへりくだって表現する方法。ビジネスの場面では、メールや資料を受け取ったときに「拝受しました」を用いることが多々あります。

【こちらの記事もチェック】「拝受」「拝受いたしました」の意味とビジネスでの正しい使い方は? 御礼と連絡の仕方をチェック! 文例・類語・英語表現も

3:「査収」

「査収」の読み方は、<さしゅう>。「査」には、よく確認する、調べる、という意味があり、「収」は収める、受け取るという意味を持ちます。したがって「査収」は、よく確認した上で受け取る、と表したい時に使える言葉です。

ビジネスシーンでは、接頭語の「ご」をつけて「ご査収」にし、敬語としてよく使われます。受け取ったものを相手によく確認してほしい、という意図を込めたい時は、「ご査収ください」というフレーズが常套句。契約書や金銭など、特に注意して見てもらいたい時に重宝する言葉です。

【こちらの記事もチェック】「ご査収下さい」とはどんな意味? ビジネスでの使い方を例文でご紹介

最後に

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いかがでしたか? 意外と無意識に間違えやすいのが、“二重敬語”ですよね。「拝見いたします」、「拝見させていただきます」は誤りで、「拝見します」とシンプルに正しく使いましょう。「拝読」や「拝受」、「ご査収」という類語表現も覚えておくと、とても便利です。語彙力を広げ、ぜひ活用してみてくださいね。

TOP画像/(c)Shutterstock.com


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