「シャイ」とは?
シャイとはどういう人のことでしょう。「恥ずかしがり屋さんのことじゃないの?」という声が聞こえてきそうですが、それだけではありません。本記事では、シャイな男性について考えてみました。気になる彼がシャイ、という人は参考にしてみてください。
◆「シャイ」の意味
まずは、シャイの意味です。英語の「Shy」から来たもので、発音も意味もそのままです。
【シャイ(shy)】
[形動]内気であるさま。恥ずかしがりなさま。「うぶで―な性格」
(小学館 デジタル大辞泉 より)
「シャイな男性」の特徴とは?
シャイな男性のことを「シャイボーイ」と呼んだりします。特に、日本人男性はシャイボーイが多いともいわれます。その特徴を見てみましょう。
自分の意見を言わない(言えない)
「シャイな男性」は、自分の意見や考えを口にするのが苦手です。決して、何も考えていないのではなく、考えてはいるけれど、自分から積極的に意見を言うことをしないのです。
感情表現が乏しい
「シャイな男性」は、感情表現が少なめ。もちろん、本人の中で喜怒哀楽はありますが、思いっきり笑ったり、怒ったり、はたまた悲しんだりという様子を表に出すということがどうにも苦手な傾向にあります。見方によっては、「何を考えているのか、よくわからない」と言われることも。
人と目を合わせない
「目を合わせない」ことも「シャイな男性」の行動パターンにありがち。こちらがどんなにアイコンタクトを取ろうとしても、サッと目をそらしてしまうのです。
声が小さい
「目を合わせない」に続いて多い行動パターンです。元々口数が少ない上に、喋り始めても声が小さくゴニョゴニョと何を言っているのか聞こえなくなる、と言うことも。聞いている側が「えぇ??」と聞き直したりすると、さらに声が小さくなることもあるようです。
自己完結する
「シャイな男性」は、人にあまり共感を求めません。食事をしながら「おいしい」と感じていても、「おいしいよね」と相手に話したりもせず、ひとりで「おいしいなあ」と考えながら食べるだけで満足してしまうのです。一緒にいる側は、なんだかつまらないと感じてしまうこともあるでしょう。
シャイな男性が出す「好意のあるサイン」とは?
女性からすると、物足りなかったり、わかりにくかったりする「シャイな男性」の行動。そんな彼らの「脈あり」のサインはどんなものなのでしょうか。いくつか挙げてみます。
目が合う
「シャイな男性」にとって、気になる女性に自分からアプローチするなどということは夢のまた夢と言っても過言ではありません。そんな中でもできることは、「見つめること」なのです。特定の男性と、なんだか目が合う、視線を感じるという時、彼はあなたに好意を持っているのかもしれません。とはいえ、目が合った途端、視線をそらしてしまうということもよくありますが。
なんでも肯定してくれる
気の利いたことをなかなか言えない「シャイな男性」。気に入られたい気持ちがあっても、上手に褒めたり、楽しそうにしたりするのが苦手なのです。そんな時シャイボーイは、ひたすら肯定する傾向が。あなたと会話をする中で、彼が「そうだね、そうだね」と肯定してくれているのなら、彼はあなたに好意を持っているのかもしれません。
楽しそう(に見える)
感情表現が苦手なシャイボーイが、楽しそうに見えるということは、実はかなり楽しいのです。誰でも気になる人と一緒の時間を過ごしている時は楽しいもの。シャイボーイだってそうなのです。彼の様子がいつもより少しでも楽しそうなら、彼の心の中では10倍くらい楽しいに違いありません。
SNSへの反応が早い
LINEやInstagramなどのSNSに対して、素早く反応してくれるのは気にしている証拠と考えていいでしょう。直接のコミュニケーションは恥ずかしくても、SNSならがんばれるというシャイボーイも多いはずです。
記憶に留めてくれている
以前話した内容や着ていた洋服など、細かなことまで覚えていてくれるのは、好意があると思っていいでしょう。好きなものや嫌いなものを覚えていてくれたり、行きたいと話したところにさりげなく連れて行ってくれたりするのは、あなたに好意を持っているサインかもしれません。
シャイな男性への“アプローチ方法”とは?
「シャイな男性」から好意のサインを受け取ったなら、最後のひと押しはあなたからしてあげたほうがいいかも。女性としては「最後は決めてよ」と思いますが、シャイボーイを待っていてはいつになるかわかりません。
とはいえ、「シャイな男性」の中には、一気に押してしまうとびっくりして逃げてしまう人も。そんな彼らへのアプローチ方法を考えてみましょう。
褒める
「シャイな男性」はとにかく気が小さいので、たくさん褒めることで自信を持ってもらうことができますし、「あなたを見ているよ」というサインにもなります。
あなたのことを「自分のことを認めてくれる人」と認識してもらえるようになれば、シャイな彼も、あなたの前だけでは堂々としてくれるようになるでしょう。
こちらから話しかける
「シャイな男性」は、自分から話のきっかけを作るのが苦手です。なので、そこはあなたが担当してあげましょう。きっかけさえ作ってあげれば、「シャイな男性」も少しは話しかけやすくなりますし、たびたびそういうシーンを作ってあげることで、「もしかしたらこの人も自分を気にしてくれているのかも」と、あなたの好意に気づいてくれることでしょう。
はっきりと伝える
「シャイな男性」にとって、遠回しなアプローチは不安が伴います。そこで、思い切ってハッキリと「好きなんだよ」と伝えてみてはどうでしょう。誰にも疑われることのないような明確なアプローチは彼を安心させることにつながります。
打ち解けてから焦らず絆を深めて
「シャイな男性」は、内気で恥ずかしがり屋さんなだけで、優柔不断なのではありません。時にはちょっとイライラしてしまうかもしれませんが、一度打ち解ければ、一途に愛してくれたり、あなたにだけ見せてくれる表情も多いはず。焦らずに、ふたりの絆を深めていってくださいね。
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