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WORK

2021.01.20

コロナ禍のビジネスマナー? 自腹で自主PCR検査を受けてみた!

2021年新春。仕事はリモートワーク推奨と言われても、対面のお仕事もたくさんあります。私も現場の仕事もあり、今できることとして、定期的に自主PCR検査を受け始めました。今回は自主検査を受けた体験リポートをお届けします。〈コンサルティング会社 ブルーム&グロー代表・大島文子による仕事術コラム〉

大島文子 BLOOM&GROW INC 代表取締役/ブランディングコーチ

▶︎これまでの連載コラムはこちら

新型コロナで仕事の仕方も検査の方法も変わってきた

緊急事態宣言から始まった2021年新春。皆さんどのようにお仕事をしてますか?

秋ごろから少しずつ対面のミーティングや少数の食事が再開し始めたと思ったら… この状況に。今また、多くのミーティングはオンラインに戻りました。とは言え、私のクライアントには小売業が多く、お店は営業しています。また、ファッション撮影など他に変更できない案件は、万全の注意を払って少人数で実施しているのが現状です。

4月の時と違い、出来る対策が分かってきて、さまざまな化学的検証もされています。なのでただ恐れるのでなく、出来る限りの対策を施すことに注力しています。

打ち合わせや撮影では、除菌アルコール、体温測定器、フェイスガードも準備して、食事時間を挟む場合、飲み物やお弁当は個包装されたものに。無駄な話はせず、換気に気を配り、互いに距離をとる。書類はメールで共有し、配布物は出来るだけなくす。

など、ニュースタンダードとなったお仕事マナーの数々。

(c)Shutterstock.com

そして私が年末から始めたのが、定期的な自主PCR検査です。

実はもともと「近くに住む、高齢で持病を持つ両親と正月を過ごすために検査をしてみよう」と考えました。病院に行くことも考えましたが、忙しい医療関係者を煩わせたくない。そして病院も行きたくない。都内に出来た簡易検査会社の施設も、予約殺到と聞き諦めました。

そんな時、ネットでPCR検査を調べてみたら… たくさんの検査施設の広告が出ていました。「自主 PCR検査」って色々な会社が既にサービスを実施しているんですね。

本当にたくさん出てきたので、自分の選択眼でよさそうなところを探しました。結果、地方都市にある、もともとDNAなどの検査機関だった会社の検査キットを購入。いくつかの候補からの決め手は、抗体検査とPCR検査の両方できたこと。

抗体検査は過去に新型コロナウイルスに罹患したかを調べるわけですから、仮に無症状のまま罹患していたら… として1回は調べてみようと考えました。

そしてPCR検査。これは調べたその時にウイルスを持っていなければ陰性なので、その後罹患していたら何にもならない。とはいえ毎日出来るわけではないので、定期的に複数回するつもりでまずは2セット購入しました。

自主PCR検査をやってみた!

ネットで選んで、購入したPCR検査キットです。小箱に入って届きました。

中に入っていたのは、手を消毒するためのアルコール脱脂綿、検査用のパック、スポイト、小さな蓋つきフラスコ。そして梱包材と返信用送り状、そして登録用紙です。

この登録用紙にナンバリングがされていて、自分でパスワードを記入。後日検査結果は、このナンバーとパスワードで確認します。

検査方法はいたって簡単。このパックに唾液を入れて、スポイトでフラスコへ。一定量入ったら返送用梱包材で2重に梱包して、登録用紙と共に送るだけです。

自主抗体検査もやってみた!

このほかにも検査をしました。PCR検査よりちょっとハードル高いのが、抗体検査でした。

簡単に説明すると、指に専用のカッターで傷をつけて、5分ほどかけて血液を採取します。こちらは指を止血するテープや後処置ようのバンドエイド、専用カッターや血液を集めるフラスコなどと共に、血が付いたものはすべて医療用廃棄物となるので、それらを同梱する袋まで入っていました。集中してたので写真撮れず… すみません。

この指を切るのが… そんなに痛くないのですが、勇気が必要でした。私には(汗)。でも指の付け根を止血してから切るので、血の止まりも早く、至れり尽くせりのセットでした。

検査結果はサイトで翌日チェック!

(c)Shutterstock.com

私が受けた自主PCR検査は、「翌午前必着→午後サイトにアクセスすると結果判明」とのことでした。一回目の年末は翌日午後というか夕方に判明。両検査共に陰性でした。

サイトでは結果の通知とともに、その結果を証明書としてプリントできるようになっていました。私はスクショとプリントを(希望者には後日郵送で証明書が届きます)。

このスピード感!! サイトで購入して2日で届き、検査した翌日夕方には結果判明です。しかもこの会社の場合は購入後6ヶ月間好きな時に検査して送ればよいとのこと。2回目は年明け後、最近採取して返送しました。

もちろん、この検査の精度がどうかは公式サイトに出ている検査薬の情報しかわかりません。でも、もしこの検査で陽性だったら… そこから保健所に連絡し、人との接触を断って再度検査をすれば良いかと思っています。何より、無症状で罹患している可能性がぐっと減る。

この安心感は想像以上。お値段は2つの検査合算で2万円前後。PCR検査単体で1万5000円前後です。けっして安くはないですが、1月に2回くらいは続けていきたいと思える体験でした。

本来は諸外国のように、いつでも好きな時に公費でPCR検査を受けながら、自粛して暮らすのが安心だと思います(この原稿を書いていたら日本も3月から順次、調査のための不特定多数への検査が開始されるとのニュースが届きました!)。

ワクチン接種がまだ先の現状で、人との接触をゼロにできない場合、出来ることの一つとしての自主PCR検査の定期的活用。仕事仲間への配慮と、何より自分自身の安心感のためにしばらく続けてみようと思います。

そして何より、そんな心配が必要ない世界が一日も早く訪れますように。

大島文子 BLOOM&GROW INC 代表取締役/ブランディングコーチ

日本発ブランド及びセレクトショップのブランディングや広告宣伝・マーケティング担当に長らく従事。ファッション分野にとどまらずライフスタイル雑貨・ショップ等をプロデュースする。2016年、大人女子に素敵な時間を提供するブランド育成のための、ブランディング&プロモーションコンサルティング会社 (株)ブルーム&グローを設立。
宝塚歌劇とコスメ、美味しいモノが趣味。インスタグラムはこちら


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