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「頬杖」をつく心理はコレ
無意識にやってしまうことも多い、頬杖。だるそうに見えたり、横柄に見えたりして、特に職場などでは気をつけたいものです。ですが、頬杖は肌や顔にも悪影響があるのだとか。女性には特に気をつけて欲しいクセなのです。
ついつい頬杖をついてしまう人、少なくないと思いますが、原因はあるのでしょうか。頬杖をつく人の心理を探ってみました。
退屈である
「なんだか、おもしろくないなあ…」「つまらないなあ…」。そんな気分のときには、ついつい頬杖をついてしまいがち。
集中して何かに取り組んでいるときや、楽しんでいるときにはなかなか頬杖をつくことはないでしょう。物事に集中できず、かといってほかにやることもない、そんなときにぼんやりしながら頬杖をついてしまうのです。
考えごとをしている
逆に、考えごとをしていて、それに没頭しているとき、頬杖をついていることがあります。手や口などには意識が行き届いていないのでしょう。ぽかんとしているようで、実は頭の中は考えごとで一生懸命なのです。
とはいえ、頬杖をついているときに考えていることは、本題とは関係がない場合も。たとえば、会議中に「今日のランチは何にしようかな」と考えていたり、仕事に集中しなければいけないのに、週末の予定を考えてしまったりします。
疲れている
頬杖をついている様子はだるそうに見えるものですが、実際に体がだるい場合もあります。疲れが溜まっていて集中できず、ぼんやりしてしまっているのです。
「頬杖」をつくと印象も悪くなってしまう
頬杖をつく心理を見ると、とにかく集中できていないことがわかりました。さらに、頬杖は見た目にも印象が悪いもの。頬杖をついていると、どんなふうに見えるか考えてみました。
だるそうに見える
たとえば、オフィスで頬杖をつきながらパソコンに向かっている人を想像してみてください。必然的に片手でキーボードを打つことになり、また姿勢も歪んでいます。こんな様子を見ると、だるそうに見えてしまうことも。仕事に前向きに取り組んでいるようには見えないでしょう。見る人によっては、評価にも悪影響を及ぼしそうです。
横柄に見える
頬杖をついた状態で人の話を聞くのはよくありません。上目遣いでちらりと見るような形になり、横柄に見えます。職場や目上の人との会話、フォーマルなシーンなどでは控えましょう。
欲求不満に見える
ちょっと突飛な発想のようですが、頬杖をついている人というのは「何かに支えられたい」という心理があると言われます。一方で、周囲から見ると物欲しそうに見える場合があるので、気をつけましょう。
「頬杖」をつくと体への悪影響がある?
あまり印象が良くない頬杖ですが、体にも悪影響を及ぼす場合も。肌荒れやほうれい線にも関係があるので、女性は特に気をつけましょう。
肌荒れにつながる
手はいろいろなところを触るので、雑菌の宝庫です。頬杖をついているということは、そんな手でずっと顔に触れていることになります。その結果、肌荒れにつながる場合があります。
ほうれい線やシワにつながる
頬杖をついていると、常にほっぺたに圧力がかかるので、歪みやシワにつながりかねません。特に、口元への圧力が常時かかることから、ほうれい線につながる可能性も。
姿勢が悪くなる
頬杖をついていると、体が片側に歪んでいることになり、姿勢が悪くなります。姿勢が悪くなると、血流が滞りやすくなるので、肩こりや腰痛につながることも。たかが頬杖と思いがちですが、全身への影響があるのです。
ひじが黒くなる
頬杖をついていると、ひじがずっとテーブルに触れていることから、色素沈着が起こる場合があります。あまり自分では見ない部位かもしれませんが、気づいたときには黒ずんでしまった… ということも。
夏場に半袖やノースリーブを着られなくならないよう、気をつけましょう。
受け口になる
頬杖をつくと、頭の重さが顎に集中することになります。これを長らくしていると、負荷がかかりすぎて、受け口になってしまうことも。歯並びにも影響したり、フェイスラインにも関わってくる場合があります。
まさか… と思うかもしれませんが、「ずっと」していることの影響は結構大きいのです。
「頬杖」をつくクセをやめる方法とは?
頬杖をつくクセを直すにはどうしたらいいのでしょうか。頰杖に限らず、クセを直すのは難しいものです。対処方法をいくつか考えてみました。
気をつける
ひとつ言えることは、気づかないことには直らない、ということ。意識をして、頰杖をつかないよう心がけることしかないのです。
普段から良い姿勢を心がけること、そして、気がついたらすぐにやめること。この2つを続けていれば、自然と頰杖をつかなくなっていくことでしょう。
周囲の人に注意してもらう
クセは無意識なので、自分では気がつかないことも多いものです。そこで、家族や同僚など、身近な人に「私が頰杖をついていたら、注意してもらえないかな?」とお願いしておきましょう。
デスクに鏡を置く
オフィスなどで頰杖をつくのは、よくありません。そこで、デスク上に小さな鏡を置いてみましょう。常に視界に自分の姿があることで、頰杖はもちろん、姿勢などをチェックすることができます。
目の前のことに一生懸命取り組んで
頰杖は見た目に悪いだけでなく、体や肌に影響を及ぼす場合もあります。頰杖をついていると、自分自身もなんとなくだるい気分になってしまったり、「面倒くさい」と思ってしまうことも。
頬杖の直し方について、気をつけることとお伝えしましたが、もうひとつ考えられるのが、「気持ち」です。頰杖をついているときは、往々にして、目の前のことに集中できていないもの。目の前のことに一生懸命に取り組むように、気持ちを前向きにすれば、頰杖をつかないようになれるのではないでしょうか。
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