ぶったおすの「ぶっ」ってなに? 実は漢字で書ける!<知っておきたい言葉の知識> | Oggi.jp
Oggi.jp

おしゃれもキャリアも。働く女性のWebメディア

facebook twitter instagram line search

フリーワードで検索

人気のキーワード

  1. トップ
  2. 働く
  3. 言葉
  4. ぶったおすの「ぶっ」ってなに? 実は漢字で書ける!<知っておきたい言葉の知識>

WORK

2020.08.20

ぶったおすの「ぶっ」ってなに? 実は漢字で書ける!<知っておきたい言葉の知識>

ぶっとばす、ぶっつぶす、ぶっこわす、ぶったおすに見られる「ぶっ」の意味を知っていますか? 語源・使い方について、言葉やビジネスマナーに詳しい鶴田初芽がお届けします。

鶴田初芽

ぶっとばすの『ぶっ』ってなぁに?

ぶっとばす、ぶっつぶす、ぶっこわす…。この『ぶっ』ってなんだろう、と思ったことありませんか? 勢いの良さを伝えているのでしょうか? さっそくチェック!

◆ぶっとばすとは?

(c)Shutterstock.com

まずは、ぶっとばす、ぶっつぶす、ぶっこわすの意味から解説します。

ぶっとばすとは、「1. 飛ぶほど強く殴る。なぐりとばす。2. 勢いよく飛ばす。」こと。

ぶっつぶすとは「「つぶす」を強めて、また、乱暴にいう語。」のこと。

ぶっこわすとは「『ぶちこわす』の音変化。1. 打ったり、たたいたりしてめちゃめちゃにする。たたきこわす。2. 物事の成り立つのをだめにする。台なしにする。」こと。この意味のように、『ぶっ』の語源は、『ぶち』が転じたものということがわかります。

さらに『ぶっ』の理解を深めるために漢字で書いてみます。

◆ぶっの部分も漢字で書ける!

(c)Shutterstock.com

さきほどの3語を漢字で書いてみると、ぶっとばす=打っ飛ばす、ぶっつぶす=打っ潰す、ぶっこわす=打っ壊す、なんです。

ぶっ飛ばすでも、ブッ飛ばすでもなく、漢字で書けるんですね。

打つ(ぶつ)には、たたくことや殴ることの意味があります。たたいて(殴って)飛ばす、たたいて(殴って)壊すというニュアンスです。打ってと付け加わるだけで激しさや強さが伝わりますよね。

このような使い方から、打つは「動詞に付いて、その動詞の示す動作・作用を強める意を表す。」という接頭語としての役割も持っています。接頭語として使われる際には「ぶっ」「ぶん」と音が変化することがあるんです。

例えば、ぶん殴るなどが「ぶん」に変化した例ですね。あとに続く動詞の動作の強さを伝える役目を果たしており、ほんとうに打って飛ばしたり、たたいて潰したり、殴って壊さなくてもいいんですね。

いかがでしたか? 先日、打つ(ぶつ)の解説記事も書きましたが、ただ打つ(うつ)のではなく、怒りや興奮の感情のニュアンスが加わった打つ(ぶつ)をつけることによって、後に続く動作の強さ、荒々しさが自然と感じられますよね。

今回はちょっとアグレッシブな言葉が並んでしまいましたが、意味がわかると面白いですよね。今後もこうした言葉の意味や使い方を紹介していこうと思います。

言葉の意味/デジタル大辞泉

鶴田初芽

都内在住のOLライター。マナーインストラクターであり、実用マナー検定準一級や敬語力検定準一級など、ビジネスにおけるマナーや、マネーに関する資格(2級ファイナンシャル・プランニング技能士、金融コンプライアンスオフィサー、マイナンバー保護オフィサー)などを保有。丁寧な暮らしに憧れ、断捨離修行中!


Today’s Access Ranking

ランキング

2020.11.01

編集部のおすすめ Recommended

Oggi11月号「すみません、先輩もわかりません!」P210に掲載のTBS山本里菜アナ着用のワンピースの価格に誤りがありました。正しくは¥29,000(税抜)になります。お詫びして訂正いたします。

Feature