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2020.08.23

「併せて」の正しい意味と使い方を解説! 似た言葉や類語もチェック

「併せて」とは、ビジネス用語としても頻出の言葉ですね。聞き馴染みはあるけど、実際に使おうとすると、どんな意味なんだっけ…? これで使い方あってたっけと不安になりがちなものです。その意味から正しい使い方までご紹介します。

【目次】
「併せて」とは? 意味や語源を知ろう
「併せて」の使い方は? ビジネス上の例文もチェック
「併せて」の類語は?
最後に

「併せて」とは? 意味や語源を知ろう

(c)Shutterstock.com

みなさんは「併せて」という言葉をご存知でしょうか。「併せてお願いいたします」や「併せてご確認ください」など、ビジネスシーンでは頻繁に使用される言葉ですから、社会人として知っておくべき言葉の1つでしょう。

さて、この記事では今さら聞けない「併せて」の正しい意味や使い方を徹底解説いたします。また混同されやすい「合わせて」や「重ねて」との違いや、類語についてもご紹介。これを期に正しく覚えて、上手に使えるようになりましょう。

◆「併せて」の意味

「併せて(あわせて)」とは「同時に」という意味で、「2つ以上のあることを並行して同時に行うこと」を表す言葉です。「併合」や「併用」などの熟語を思い浮かべると分かりやすいでしょう。

また「併せて」には、副詞的用法と接続詞的用法の2通りの使い方があります。それぞれ少しだけ意味が異なりますので確認しておきましょう。

【「並行して」という意味の副詞的用法】

例文:「A案と併せて、B案についても検討をお願い申し上げます(A案と並行してB案についても検討をお願い申し上げます)」

【「同時に、一緒に」という意味の接続詞的用法】

例文:「同封いたしました明細も併せてご確認ください(同封いたしました明細も一緒にご確認ください)」

どちらもビジネスシーンではよく使われる表現ですから、覚えておくといいですね。

ちなみに「併」という字は、人偏(イ)と人を並べて繋いだ象形から成り立っており、本来は「人を並べて繋ぐ」ことを表した漢字です。そこから、「並べる」や「あわせる」、「一緒にする」などという意味で使われるようになりました。

◆「併せて」と「合わせて」との違い

「合わせて」とは、「複数あるものを1つにまとめること」や「基準となる物事と一致すること」。例えば「これら全部を合わせて1万円だった」や「このシャツには、お気に入りのネクタイを合わせる」などの使い方をします。他にも「スケジュールを合わせる」や「時間を合わせる」、「タイミングを合わせる」など、使い方は様々です。

「併せて」も「合わせて」も、どちらも常用漢字のため、言い換えができるようにも思えます。しかし、実際には意味が微妙に異なるため、代用することはできません。「併せて」は複数のものが独立して並んでいる状態を、「合わせて」は複数のものが1つに混じり合っている状態をイメージすれば理解しやすいですね。

【「合わせて」を使った例文】

・「みんなの力を合わせて優勝しよう」

・「スケジュールを合わせて旅行に行こう」

◆「併せて」と重ねてとの違い

「重ねて」とは「同じことを繰り返すこと」。例えば、「重ねてお願い」というのは「もう一度お願いをすること」を意味します。「重ねて」は、既に行ったことを再度行う場合に用いられる言葉です。

「併せてお願い」ならば「あることに追加してお願いをすること」を意味します。既に行ったこととは別に、異なることを行う場合に用います。

【「重ねて」を使った例文】

・「先日お話しさせていただいた件につきましてご検討の程、重ねてお願い申し上げます」

・「お忙しい中大変恐縮ですが、重ねてよろしくお願い申し上げます」

「併せて」の使い方は? ビジネス上の例文もチェック

(c)Shutterstock.com

「併せて」の意味をお伝えしたところで、続いては「併せて」の正しい使い方をご紹介します。大事なビジネスメールや書面で失敗をしてしまわないように、正しい使い方をしっかり把握しておきましょう。

1:「ご協力のほどお願いいたします。また先日は貴重なご意見をいただきましたこと、併せて御礼申し上げます」

「併せて御礼申し上げます」は「同時にお礼を言わせていただきます」という意味です。ある要件に追加で別の物事についてのお礼を述べたい場合に使います。

他にも「心ばかりの品物をお送りいたしました。先日はお見舞いにお越しいただいたこと、併せて御礼申し上げます」など、様々な場面で使われる表現です。

2:「この度は多大なるご迷惑をおかけして申し訳ありませんでした。猛省しております。併せてお詫び申し上げます」

「併せてお詫び申し上げます」は「同時に、お詫びをいたします」という意味です。「併せてお詫び申し上げます」を使う場合は、先に謝罪する内容について述べます。

例えば、「先日は私の不手際により、ご迷惑をおかけいたしました。深く反省しております。併せてお詫び申し上げます」などです。また、要件を述べた後で、全く別のことをお詫びする場合にも使います。

3:「この度はご指導いただき、大変感謝しております。○○の件についてのご検討を併せてお願い申し上げます」

「併せてお願い申し上げます」は「同時に、お願いをさせていただきます」という意味です。ビジネスメールなどで、ある要件に追加で別の要件を述べるときに使います。

例えば、お礼を述べた後に、依頼を付け足したい場合は、「先日はどうもありがとうございました。○○の件のご検討を併せてお願い申し上げます」や「先日はどうもありがとうございました。資料のご確認を併せてお願い申し上げます」などでしょう。

「併せて」の類語は?

(c)Shutterstock.com

「併せて」の類語にはどんな言葉があるのでしょう。いくつかご紹介します。細かな意味の違いや使い分けにも注目しましょう。

1:「それとともに」

「それとともに」は「その物事と一緒に、同時に」という意味です。例えば、「商品のデザインを新しくしました。それとともにお店の売り上げが伸び始めました」というのは「商品のデザインを新しくしたと同時に、売り上げが伸び始めた」ことを意味します。「それとともに」は、ある物事と同時に何かが起きたことを表す場合に使われます。

2:「ついでに」

「ついでに」は「ある物事を行う機会を利用して、異なる物事をすること」を意味します。例えば、「買い物に来たついでに、銀行に行く」というのは「買い物に行くときに、同時に銀行にも行く」という意味です。日常会話でもよく使われる表現でしょう。しかし、ビジネスメールや目上の方に使うのには適していません。注意してください。

3:「傍ら」

「傍ら」とは「ある物事をする一方で」という意味です。例えば、「彼女は一般企業で働いている傍ら、作家としても活躍している」と言えます。これは「一般企業で働く一方で、作家としても活動をしている」という意味になります。「ある物事と並行して別の物事を行うこと」を表す場合に「傍ら」を使います。

最後に

いかがでしたか、「併せて」の意味や正しい使い方は伝わったでしょうか? また、混同しやすい「合わせて」や「重ねて」との違いや、類語についてもご紹介しました。

ビジネスメールや書面で使われることが多いため、少しでも使い方を間違えると、相手に与える印象が悪くなってしまう可能性があります。そうならないためにも今一度、正しい意味や使い方を確認しておきましょう。

TOP画像/(c)Shutterstock.com


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