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押さえるべきポイントはシルエット!
キャップをかぶるときのヘアスタイルに必要なのは、どこか余裕が漂うこなれ感。たとえば、後れ毛を巻いてニュアンスをつけると、洒落感がUPします。はじめに、キャップをかぶったときの髪の見え方・シルエットのおしゃれポイントをチェック!
〈ヘアのPOINT〉
・まとめすぎない
・カチッとさせない
・髪の動きを活かす
キャップをかぶったときの【髪の見え方】
あか抜けた雰囲気に決まるキャップスタイルは、髪の動きや遊びを見せることが重要。顔の横の髪、自分からは見えにくい後ろの髪、それぞれの見え方・見せ方から確認しましょう。
◆キャップをかぶるときの前髪は?
前髪がある場合はほどよく散らし、前髪長めの場合はサイドに流すようにしたり、キャップで隠してかぶります。角度によって顔まわりや髪がどう見えるかをチェック!
◆正面からの見え方
キャップはただかぶるだけだと野暮ったく見えてしまうことも…。キャップからのぞく髪の動きを意識します。
髪はおろす場合もまとめる場合も、アイロンで軽く巻くと華やかさやこなれ感がアップ! 髪を結ぶ場合はきっちりタイトにしすぎず、髪表面をほぐしたりサイドの後れ毛を活かすなど、正面から髪の動きが見えるようにアレンジを。
◆横からの見え方
特に髪をまとめた場合は、顔まわりの後れ毛がキャップスタイルのポイントに。ラフに毛先をちらした“リラクシーさ”も、大人の洒落感を高めます。
ダークな色味に頼りがちな冬は、白キャップでスタイリッシュな着こなしに。顔まわりも明るく見えます。
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◆後ろからの見え方
ダウンスタイルなら巻き髪に。まとめ髪ならゆるめのスタイルにするのが野暮ったく見えないポイント。メンズライクなキャップだからこそ、レディな髪型でメリハリを。
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キャップと相性がいい【簡単ヘアアレンジ】
「意気込んだヘアスタイルだと、力みが見えて“カジュアルさ”から遠のきそう」… そんなときは、簡単&リラクシーなヘアアレンジがおすすめです。ただし、シンプルなだけでは古見えしたり、地味に見えてしまうことも。こなれ感を意識した、大人カジュアルなキャップスタイルを紹介します。その日のコーデや気分に合わせて取り入れてみましょう。
◆小さなお団子をキャップのアジャスターからのぞかせて
ハーフアップにキャップを合わせるときは、思い切ってアジャスターの間からこんにちは! 輪っか状のおだんごにして少し崩すことで、ラフなキャップコーデでも地味にならずに、おしゃれ感を格上げしてくれます。
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◆三つ編み&ねじるだけのこなれ時短ヘア
伸ばしかけの髪をおしゃれにしたいときは、シンプルなヘアアレンジにひと手間を。低めの位置で三つ編みをつくり、ねじって髪の根元をピン留めするだけ。髪を巻かずにキマるこなれヘアです。
◆ボブや伸ばしかけにおすすめのアレンジ
髪が短くてまとめられない… だからこそ、キャップとの相性は抜群。無理にひとつにまとめず、ハーフアップにして襟足の髪を少量残し、雰囲気UP! 低めの位置でひとつにまとめ、結び目に毛束をぐるりと巻き付けてピンで固定します。バランスを見ながら表面の髪を少しずつ引き出して。
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◆簡単なのに可愛い! ポコポコひとつ結び
ポニーテールをゴムで等間隔に結んで、丸みが出るよう表面の髪を引き出すだけ。毛先までゴムで結んでいるので、くせ毛や寝ぐせも気にならない。ポコポコとした立体感が遊び心たっぷり。
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ちょっぴり手の込んだ【上級者見えアレンジ】
きっちりしない無造作感、リラクシーな雰囲気は、大人の固さやキツイ印象をやわらげてくれます。ヘアアレンジをする際も“ラフさ”・“ゆるさ”が大切。でもそれは“自分を雑に扱う”のとは違います。カジュアルなキャップには、ちょっぴり手の込んだきれいめアレンジで「いつもおしゃれな人」を演出して。
◆後ろ姿がキュートなロープ編みアレンジ
ツインテール風がかわいいロープ編み。ひとつにまとめて一回だけ三つ編みをしたら、その毛束を二等分し、それぞれを二つ編みして結んだら完成! 髪表面をラフにほぐすのを忘れずに。
◆正面から見ても可愛いおだんごアレンジ
正面からもおだんごが見えるヘアアレンジです。襟足の髪を少し残して、斜め下にループ状のおだんごをつくり、残しておいた襟足の髪をねじりながら結び目に巻きつけたら毛先をゴムにはさみます。
ヘアピン・コテを使わない! 1分で簡単に決まる【低めおだんご】
◆たらしおだんごでこなれヘア
リラックス感・親近感を与える、たらしおだんご。不器用さんにもぜひチャレンジしてほしいアレンジです。ラフなのに疲れて見えないポイントは、アイロンで軽く巻いておくこと。そのベースづくりが簡単にうまくいく秘訣です。
うしろの低い位置でおだんごをつくったら、毛束を結び目にラフに巻き付けて固定。これくらいラフなほうがキャップとの相性を高めます。
◆連続くるりんぱでこなれた雰囲気に
浅めのキャップをかぶるときにおすすめ。ひとつ結び×連続くるりんぱの立体感のあるシルエットがこなれ感のあるアレンジ。オイルやバームでウェットな質感にしておくことで、ピンピンとしたハネを防いで女性らしい柔らかさを与えてくれます。
後ろの髪を上下で2等分してゴムで結び、上側と下側の毛束それぞれでくるりんぱします。2本の毛束をまとめて、再びくるりんぱ。仕上げに後れ毛はコテで巻いてニュアンスをつくるとおしゃれ。
◆ロングにおすすめのゆるおだんご
キャップに重ならないよう、低め位置で輪っか状のおだんごにします。“輪っか”が下に向くように結び、“輪”をやや大きめに。毛束を結び目に巻きつけてピンで固定します。
毛先をちらしたり、おだんご・表面の髪をランダムにほぐして、ラフ感をつくるのがポイント。
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結ばずかわいい【ダウンスタイル】
「髪をおろしたままキャップをかぶりたい」… そんなときでもおしゃれに見えるアレンジポイントをチェック! 甘すぎず辛すぎない“大人の女性らしさ”を演出しましょう。
◆しっかり巻いてカジュアルモード
ショートヘア×キャップは野暮ったく見えやすい組み合わせですが、顔周りの髪までしっかり巻いていればこなれ感抜群なヘアスタイルに!
◆タイトな外ハネヘアでヘルシーに
サイドの髪を耳にかけた、タイトなヘアスタイル。毛先を外ハネにすることで、しっかりアクセントをつくっています。
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◆ガーリーな内巻きスタイル
毛先を内巻きにした“ガーリーさ”を、黒キャップがキュッと引き締めてくれます。毛束感をつくった耳まわりの髪が、小顔見えに貢献!
◆とことんハンサムなロングヘア
軽く巻いた女らしいロングヘア。スポーティなキャップとサングラスで、クールな大人カジュアルに。
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最後に
キャップはコーデのアクセントとしても、ヘアスタイルのアクセントとしても優秀なアイテム。自分のスタイルにマンネリを感じているときに、キャップは一役買ってくれます。「ただかぶるだけ」もいいけれど、ちょっぴり見え方を意識したヘアスタイルで洒落感アップを狙ってみて。