ストールコーデをおしゃれに見せるならこなれたヘアアレンジが不可欠!
この冬は軽く羽織れる「軽アウター」がトレンド。そのお供に欠かせないのが、上質なストールです。ストールをこなれて見せるには、巻き方とともにヘアスタイルもとても重要なポイントになってきます。
作り込みすぎず自然に、でも洗練された印象に仕上げる、ストールと相性のいいヘアスタイルを、ぜひマスターしましょう。
◆Style1:下めのゆるおだんご
ふわふわとしたモヘアストールなど、甘めかわいいふんわりストールに合わせるなら、ヘアはまとめたほうが大人っぽくバランスに。ストールの上に乗っかるように、あえて下めに結んだゆるおだんごなら、今どきの抜け感もあり。
〈BACK〉
おだんごの束が下に向くようやや引っ張って、最後にゴムを隠すように毛束を結び目に巻きつけて。毛束を程よく引き出したり、毛先を少し散らして、ラフ感を残すのがポイント。
◆Style2:シンプルひとつ結び
例えば、きれいめカラーの大判デザインなど、パッと明るく存在感のあるストールと合わせるなら、シンプルなひとつ結びでヘアは清楚に。ゆる巻きのひとつ結びをフェイスラインの延長上あたりを目安に下めに作って、ストールとの間にすき間をつくらず、首に沿うようにまとめて。
〈BACK〉
サイドは少し引き出してニュアンスアップ。これだけだともちろんシンプルすぎるので、黒のベロアリボンを巻きつけてアクセントにし、少しだけ甘さをプラス。結び目に巻きつけた毛先は、ピンを使わずゴムにラフにさし込むだけでOK。
ひとつ結びは、「ただ結ぶだけ」にせず、アクセや毛先のラフな処理など、ワンポイント加えることが大切。
◆Style3:タイトめウェット
毛先をストールに巻き込んだミニマルモードなアレンジは、一見まとめ髪のようでいて、実はダウンヘア… という、おしゃれ上級者感漂うスタイル。ごくごくベーシックな「地味色」ストールにこそ、こういったしっとり洒落たアレンジが似合うもの。
〈FRONT〉
ストレートにブローしたあと、ツヤの出るオイルワックスを前髪~毛先全体にもみこみタイトぎみに整えて。ふんわりした巻き髪よりも断然今っぽくセンスが光るアレンジ。
〈BACK〉
ストールを巻くときに毛先も一緒に巻き込むと、無造作モードなおしゃれ感がいっそう引き立つ。ストールをはずしたときにハラッと落ちるウェットな毛束も、美人な雰囲気づくりに貢献!
2021年Oggi12月号「冬本番まではこの組み合わせで乗り切ります♡ 軽アウターに上質ストール」より
撮影/東 京祐(人物) スタイリスト/徳原文子 ヘア&メイク/木部明美(PEACE MONKEY) モデル/泉 里香(Oggi専属) 構成/三尋木奈保
再構成/Oggi.jp編集部