カラダにいいことって何?
そもそも〝健康な状態〟とは何でしょうか? 健康診断の数値が正常値であることでしょうか? それも一つの指標ですが、実際には診断の結果が良くても不調を訴える人は多くいますし、数値が悪くても病気をせずに長生きする人もいますよね。
実は、〝健康の正解〟なんて存在しないのです。ただいえることは、全身の細胞がしっかり機能していること。これが健康の基本中の基本。そのためには、血流を通じて全身に必要な酸素と栄養分をいき渡らせ、老廃物を回収して体外に排出する。要は、「滞りをなくし、血の巡りをよくすること」が大切。
体内循環が低下するとカラダが冷え、代謝が悪くなり、免疫力や自律神経の調整が低下。その結果、肩こりや頭痛、便秘、疲れ、生理不順などの不調を引き起こし、重篤な病気を招くことも。
そうならないためにはどうすればよいのでしょうか? 薬に頼れば一時的に症状は治まりますが、根本的な解決にはなりません。血流を促し、体内循環を整えることこそが、自分で自分のカラダを治そうとするパワー、つまり自然治癒力を高めるのです。
書籍『オトナ女子の不調をなくすカラダにいいこと大全』では、本来のカラダの力を取り戻すためにいますぐできる健康のコツ、習慣について紹介されています。そこで今回は、肌の保湿に使いたいワセリンについてピックアップしてお届けします!
お肌の保湿には、ワセリン!
比較的安価で手に入りやすいワセリンは、肌の乾燥を感じたときなどに使っている人も多いのでは。そもそもワセリンとはなんでしょうか? 原材料は、石油。石油の不純物を取り除き、高純度に精製したものです。
ほとんど副作用もなく肌にやさしいといわれていますが、これは肌を油分で補うことで、角質層からの水分の蒸発を防いだり、外部の刺激から守ってくれたりするため。乾燥したら、ワセリンで充分保湿できます。
そんなワセリンには、実は種類があるのです。純度が高ければ高いほどワセリンの色は透明になります。
そのため、少し荒れ気味の人は「白色ワセリン」を、敏感肌の人はさらに不純物の含有量が少ない「サンホワイト」を選ぶのも手。
また、ワセリンは、手のひらで温めたあと薄く伸ばすようにつけるのがコツ。適度に皮膚を湿らせた状態で塗ると、水分も一緒にパックできるのでさらに保湿力がアップしますよ!
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オトナ女子の不調をなくすカラダにいいこと大全では、このほかにも、大人の女性が抱える体と心のお悩みを改善すべく、いますぐ実践したい習慣についてわかりやすく解説されています。自分のカラダと向き合い、毎日をもっと自分らしく生きていきましょう♡
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『オトナ女子の不調をなくすカラダにいいこと大全』(監修:小池 弘人/サンクチュアリ出版)
その不調、このまま放っておいて大丈夫? 本来のカラダの力をとりもどす今すぐできる健康のコツ
薬を手放せない頭痛、治りにくい肌荒れ、原因不明のイライラ、カチカチの肩こり、つらい便秘、憂うつな生理痛、一年中手足が冷える冷え性、寝ても取れないダルさ。
病院に行くほどでもないけれど、いつもなんとなくこんな不調が続いている。前はもっと元気だったのに……。
そんなオトナ女子が抱える体と心のお悩みを元から解消! 今日からすぐにできる身体に良い行動や習慣を沢山紹介します。イラスト入りで丁寧な解説だから分かりやすい!