「アジの尾の方についているトゲのような鱗」の名前を知ってる!?
アジを一尾食べるときに必ず目にしている、“尾の方についているトゲのような鱗”の部分には、正しい名称があります。何と呼ぶか、知っていますか?
【問題】
「アジの尾の方についているトゲのような鱗」の名前は?
1. じんご/じいご
2. ぜんご/ぜいご
正解は?
2. ぜんご/ぜいご
ぜんご/ぜいごとは、アジ(鯵)の尾に近い側面に一列に並ぶ刺(とげ)のような鱗のこと。「ぜご」ということも。魚類学では稜鱗(りょうりん)と呼びます。
硬骨魚類の中ではアジにだけ「ぜんご」があります。一説では、後方から他の魚に襲われた時に身を守る役割があるとされています。調理の際には、尾の方から包丁を入れて取り去ります。
ぜんご
アジの尾に近い側線上に1列に並ぶ、とげ状のうろこ。ぜいご。ぜご。
(小学館デジタル大辞泉より)
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