「電柱の両側から突き出ている部分」をなんという?
街中で見かける電柱の両側から突き出ている部分を、なんと言うか知っていますか。実はあの部分、飾りなどではなく、実用性のためにあるのです。
【問題】
「電柱の両側から突き出ている部分」の名称は?
1. 足場釘(あしばくぎ)
2. 共用器(きょうようき)
正解は?
1. 足場釘(あしばくぎ)
足場釘(あしばくぎ)は、電柱の両側に一定間隔をおいて打ちつけ、昇り降りする時の足がかりとする太い鉄釘のこと。現在の主流であるコンクリート柱の場合は、一般的に「足場ボルト」と呼ばれています。
この足場釘を利用した住宅などへの不法侵入を防ぐため、地上1.8メートル以下には付けないという配慮がされているそう。
あしば‐くぎ【足場×釘】
電柱の両側に一定間隔をおいて打った太い釘。整備などのため昇降する際の足場となる。コンクリート製の電柱ではねじ式の鉄棒が用いられ、足場ボルトともいう。
(小学館デジタル大辞泉より)
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