伊藤亜由美さんってどんな人?
森崎博之、安田顕、戸次重幸、大泉洋、音尾琢真の5人組からなる演劇ユニット『TEAM NACS』。ドラマや映画、舞台など活躍の場は多岐に渡り、出演する舞台は“日本一チケットが取れない”と称されるほどの人気ぶり。
そんな彼らを日本全国に送り出し、その人気を不動のものへと導いたのが、北海道の芸能プロダクション「クリエイティブオフィスキュー」の社長を務める伊藤さん。
––クリエイティブオフィスキューの社長になった背景とは?
北海道で生まれ育ち、短大を卒業後、地元のアパレル会社に勤めながら役者として活動していた伊藤さん。
しかし、当時の北海道には、食べていける事務所は皆無。そんな状況を変えたくて、1992年、当時劇団を主宰していた鈴井貴之さんとともに「クリエイティブオフィスキュー」を設立。
周りからは「北海道で芸能プロダクションなど無謀だ」と言われ、悔しい思いもするが、そんな伊藤さんを突き動かしたのが、結婚し娘も授かった夫・鈴井さんの存在。
夫の才能を信じ、売り込みに奔走。そしてついに、日の目を見るときが…。
1996年、鈴井さんがプロデュースし大泉さんと共演する『水曜どうでしょう』が放送スタート。北海道のローカル番組ながら、その人気は全国に広がることに。
伊藤亜由美さんの「7つのルール」
さて、そんな伊藤さんが「いつもしている7つのこと」=「セブンルール」とは…?
■1.まずはラジオの仕事から
伊藤さん流の若手の育て方は、まずはラジオの仕事を通して「伝える力」を勉強させること。大泉さんもラジオでトーク力を磨いたのだそう!
■2.タレントもスタッフも家族のように接する
少人数でステージをつくりあげるため、事務所一丸となることを大切にしているという伊藤さん。タレントもスタッフも家族のように接するのがポリシー。
■3.社員の顔が見える会社にする
伊藤さんは、タレントだけでなく事務所のスタッフも売り出すことに注力。日替わりのスタッフブログを始めたこともきっかけとなり、いまでは、事務所自体が好きというファンも。
■4.毎日会社の冷蔵庫をチェックする
伊藤さんが毎日欠かさず行うというのが、会社の冷蔵庫のチェック。忙しい合間を縫って、賞味期限の確認や料理をしているのだそう。
■5.毎晩家でお酒を飲む
夫とは2年前に離婚し、子どもは上京しているため、現在は一人暮らしをしている伊藤さん。帰宅後は、夕食とともにワインを嗜むのが日課。
■6.離婚後も元夫を見守り続ける
離婚後も、同じ職場で作品をつくり続けている伊藤さんと元夫の鈴井さん。伊藤さんにとって鈴井さんは“永遠の子ども”のような存在で見守り続けていたいという。
■7.北海道の人たちを幸せにする
全国区の人気タレントを生み、事務所が成長したいまも北海道にこだわり続ける伊藤さん。まずは北海道の人たちを幸せにするのがモットー。
次回の「7ルール」の放送は、1月29日(火)よる11時00分~11時30分です。主人公は、被災地復興のため、全国を飛び回る建築士・岡野道子さん。
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