ダイエットで重要なことは「タンパク質」を摂ること!
おせち料理でおなじみの「黒豆」。お正月にたくさん食べた人も多いのでは? その「黒豆」、実はダイエット&美容成分が豊富に含まれているのです!
黒豆は正確には「黒大豆」と言い、大豆の品種のひとつです。栄養成分的には大豆と同等で、違いである皮の黒色は「アントシアニン」という色素成分でありポリフェノールの一種で、強い抗酸化作用を持っています。
ブルーベリーが目に良いと言われているのはよく知られていますが、その作用を持っている成分がこのアントシアニン。これは、黒豆、ブルーベリーのほか、黒米・黒ゴマ・黒酢・プルーン・レーズンなど黒っぽい色の食品に多く含まれています。
アントシアニンの抗酸化作用は、老化の原因となる活性酸素の発生を抑制する性質があり、また肝機能の健康にも役立つことが報告されています。シミやシワなど肌の老化を抑える効果も期待でき、エイジングケアには欠かせないという人も多くいます。
また、黒豆をはじめとする黒い食品には、体を温める性質があります。例えば、白米より玄米、緑茶より紅茶、白ゴマより黒ゴマ、白砂糖より黒砂糖、白ワインより赤ワインを選ぶ方が体を温めることにつながります。
◆黒豆の栄養価は大豆とほぼ同じ
黒豆は大豆であるため、色素以外の栄養成分はほとんど同じ。大豆は豆の王様と言われ、「畑の肉」と呼ばれるほど豆類の中でもタンパク質の含有量が最も多く、体内で合成できない必須アミノ酸をバランス良く含んでいます。
ダイエットにおいて「タンパク質」は重要なキーワード。不足すると体に初期に起きる現象として、筋肉量の減少が挙げられます。筋肉量が減少すると、生命維持のため自動的に体で消費されるカロリー(基礎代謝量)が落ちてしまいます。
カロリーが落ちたことにより、やせにくくなるだけではなく、それまでと同じ食事量なら基礎代謝量が落ちた分だけ体内でカロリーが余るようになり、その分は脂肪として蓄積されます。太るのを避けるためには、その余剰カロリーを運動などで消費しなければなりません。つまり筋肉量が減少すると、やせにくく太りやすい体になってしまうということ。
また、肌の潤いやハリを保つ成分の「コラーゲン」も実はタンパク質の一種。タンパク質はダイエットだけでなく、美肌を作るためにも欠かせない存在。キレイにやせるためには、タンパク質を必要量摂ることが重要なのです。
「黒豆」を日常的に食べて、理想の体型・美肌を目指しましょう♥
情報提供/microdiet.net