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◆本記事内にある商品は、すべて過去のOggi本誌の記事から再編集しています。現在はお取り扱いのないものがございますので、メーカーへのお問い合わせはご遠慮ください。
11月の気温はどのくらい?
11月は、日中は暖かい日も多いですが、朝晩はグッと冷え込むことも。服装では何に注意したらよいのでしょうか。
【11月上旬】
11月上旬は、最高気温は20度まで上がりますが、最低気温は12度あたりまで下がります。日中が比較的過ごしやすい気温のため、軽めのトップスがおすすめ。ただ朝晩は冷えるので、カーディガンなどの羽織りを準備しておきましょう。
【11月中旬】
11月中旬は、最低気温が10度を下回る日もちらほら。朝晩の冷えに備えて、ニット×薄手アウターを取り入れるのがおすすめです。ストールなどを活用して、お洒落と防寒を同時に叶えましょう。
【11月下旬】
11月下旬ともなると、基本的に最低気温が10度を下回ります。朝晩だけでなく日中も肌寒い日が増えるため、厚手のトップスやアウターが活躍する季節。防寒性の高いアイテムを取り入れつつも、ボリュームが出すぎないようトップスとボトムスのバランスを意識しましょう。
11月の服装選びのポイント
心地よい寒さを感じ始め、コーデも冬支度が始まる11月。冬物の厚手アウターは早いのか、ニット1枚で過ごせるのかなど、服装に悩みますよね。そこで今回は、11月上旬・中旬・下旬別におすすめコーデをピックアップ。それぞれのコーデのポイントを確認しましょう。
◆11月上旬コーデのポイント
・素材でトレンドアイテムを取り入れて
・薄手ニットなど軽めのトップスがおすすめ
・カーディガンやブルゾン・ジレなどの薄手アウターを
〈お手本コーデ〉
キャメルニット×ニットラメタイトスカート手に持ったジャケット

やわらかい上質ニットにゴールドラメ糸がほのかに輝く上品な一枚。抜けのあるミディ丈をショートブーツでバランスよく。肩落ちのプルオーバーとセットで着用すれば、この上なくリッチに。上質なニットに輝くゴールドラメがセットアップの洗練度をグッと高めて。
「きらめきタイトスカート」があれば、白Tもニットもこんなに素敵♡
◆11月中旬コーデのポイント
・タートルネックなど暖かさのあるトップスを
・保温性の高い厚手カーディガンやジャケットが最適
・ストールなどの小物でアクセントをプラスしても◎
〈お手本コーデ〉
ダブルジャケット×タートルニット×ワンピース

ミディアムグレーのワンショルダーワンピース×ライトグレーのダブルジャケットで、セットアップ風に。知的な空気感はありながら、堅苦しくなくてモダン。ニュアンス豊かなグレーが、通勤お洒落をアップデートしてくれる。
おしゃれな人の秋コーデは「グレー」がカギ! お気に入りのトーンで着こなして
◆11月下旬コーデのポイント
・厚手のニットやパーカーなどをイン
・コート・ダウンで本格的な冬仕様に
・足元は暖かく
〈お手本コーデ〉
ガウンコート×タートルニット×パンツ

ボタンレスのミニマルなデザインで、ガウンのように気負いなく羽織れるコートがIN! ブーツで足元の暖かさをキープして。トレンドカラーのブラウンでまとめて洗練された印象に。
冬コーデを格上げ♡「ケープコート」「カシミアコート」「ガウンコート」は軽やかで暖か!
【注目トレンドカラー】ブラウンが主役の秋コーデ
注目のトレンドカラーはブラウン! チョコレートのようなダークな色味や秋冬らしいこっくりとしたトーンが人気。ムードを引き立てるブラウンで、コーデを一気に更新しましょう。
ベーシックアイテムを【ブラウン】に変えて
大人のための流行色、ブラウン。黒よりも優しく、ベージュよりも新鮮です。ベーシックアイテムをブラウンにシフトしてコーデをアップデートしてみて!
「通勤パンツ」をブラウンに

赤みの強いこっくりブラウンのパンツなら、チャコールグレーのジャケットに合わせても真面目すぎない。品のよさとトレンドの程よいMIX感が、スマートな印象につながる。
「清楚なボウタイブラウス」をブラウンに

カーキブラウンのブラウスで、エレガントさをプラス。小物はブラックで統一して、きれいめシンプル派もそろそろ挑戦したい大人のハーフパンツスタイルを攻略! ハーフパンツと合わせても大人っぽい印象をキープ。
「休日シャツ」をブラウンに

デニム+シャツの定番コーデは、ブラウンのコーデュロイシャツでカジュアル要素をプラス。パールやレオパードなど華やかなアイテムと合わせるのが、きれいめシンプル派の正解。
「きれいめニットスカート」をブラウンに

ミリタリー×ブラウンで叶える媚びないセンシュアルスタイル。さりげなく肌見せできるきれいめスリットスカートは、黒よりもブラウンを選べば、品のよさと色気のいいとこどりができる! あえてカジュアルなアイテムで少しくずすと一気に垢抜ける。
ベーシックアイテムを「ブラウン」に変えて、秋コーデをブラッシュアップ!
【ブラウン】が主役のトレンド配色
ブラウンをシックな色と合わせて、トレンド配色を楽しんで!
ブラウン×ブラック

ブラックレザーに勝たず負けず、“ちょうどいい”のがダークブラウン。インパクト大なレザースカートはモノトーンに逃げたくなるところを、あえてのダークブラウン合わせで、新鮮な着こなしに。
ブラウン×ベビーピンク

ブラウンニットが、ピンクの甘さを落ち着かせつつ引き立てる。配色と素材感、シルエットで設計する「甘」と「カジュアル」の黄金比。
ブラウン×ミントグリーン

高発色のミントグリーンを、ダークブラウンで落ち着かせて。ニットとブラウスのきれい色レイヤードをブラウンで引き算する。
「ブラウン」が主役のトレンド配色3選! コーデのレベルを格上げ♡
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【旬アイテム】品格漂うおすすめジャケットコーデ
程よいこなれ感を演出できる「テーラードジャケット」や、秋らしいトラッドムード漂う「チェック柄ジャケット」など、11月に着たい最旬のジャケットコーデを紹介します。お仕事コーデにも重宝するため、働く30代女性にもおすすめ!
【テーラードジャケット】でつくるアメトラコーデ
ボクシーなシルエットや太めの襟、ダブルブレスト…トラッドを感じるテーラードジャケットは、カジュアルなアイテムと合わせても〝きれいめ〟をしっかりキープしてくれます。レトロな色合わせやロゴモノでちょっぴり着くずすと、よりアメトラっぽい味付けに。
黒テーラードジャケット×ベージュウインドブレーカー×白フレアスカート

定番アイテムだからこそ、レイヤードで更新! スポーティなウインドブレーカーは、シャツ気分で着られるのに1枚重ねるだけで新鮮な着こなしに。
チェック柄テーラードジャケット×デニムシャツ×デニムパンツ

正統派ジャケットをレトロシックに。この秋流行しそうな上下デニムと合わせて。ヒールパンプスとミニバッグでほっこりさせない工夫を。
チャコールグレーのテーラードジャケットセットアップ×赤ロゴTシャツ

ジャケパンセットアップは、ヴィンテージ風Tシャツでアメトラっぽさを。キャッチーなロゴをプラスワン、そのくらいのバランスが〝きれいめ派〟の最適解。足元はトラッド気分を盛り上げるローファーが◎。
「テーラードジャケット」でつくるアメトラコーデ4選。カジュアルMIXでも〝きれいめ〟
【チェック柄ジャケット】で品格と華やかさをもたらして
秋になると取り入れたくなるトラッドムード、その代表格がチェック柄ジャケット! 働く私たちの日々のコーディネートに品格と華やかさをもたらし、オンオフどちらにも活躍します。
チェック柄ジャケット×白シャツ×ブルーカットソー×ワイドパンツ
チェック柄ジャケット×カーディガン×白Tシャツ×ワイドパンツ
チェック柄ジャケット×ニット×スカート
グレンチェック柄ジャケット×赤カットソー×Iラインスカート
チェック柄ジャケット×デニムシャツ×白レーススカート
千鳥格子のチェック柄ジャケット×ブラウス×黒ハーフパンツ
チェック柄ジャケット×グレーニット×カットソー×白パンツ
ツイードチェック柄ジャケット×白ボウタイブラウス×デニムパンツ
チェック柄ジャケット×白シャツ×ブルーカットソー×ワイドパンツ

ライトベージュの地色に、ほんのりカーキのニュアンスを含んだチェック柄が新鮮。中に白シャツをレイヤードして、仕事にふさわしい清潔感を印象づけて。
チェック柄ジャケット×カーディガン×白Tシャツ×ワイドパンツ

忙しい朝、シンプルコーデに羽織るだけでオフィス映え! 深みのあるチェックの色合いと大きめのショルダーパッドがアクセントになり、いつものシンプルトップス×パンツもちゃんと“絵”になる。
チェック柄ジャケット×ニット×スカート

さりげない大柄チェックがフェミニンな装いを引き締める。ネイビーブルーのラインを効かせた大柄チェックが、全体にメリハリをつけつつ、キリッと引き締まった印象に。ベルトを使ったアレンジもおすすめ。
グレンチェック柄ジャケット×赤カットソー×Iラインスカート

今シーズンの注目カラー・ブラウンのグレンチェック。スカート合わせで女性らしい印象はキープしつつ、鮮やかな赤のカットソーを差してほっこり見せない工夫を。
チェック柄ジャケット×デニムシャツ×白レーススカート

似合う骨格タイプ/ストレート
気品のあるチェック柄ジャケットで季節感を足しつつ、防寒対策を。白レーススカートで程よく軽やかに。
インナーのデニムシャツと白レースも今年っぽさのポイント。ユニセックスな雰囲気が漂う、ボックスシルエットのチェック柄ジャケット。デニムや白レースとの組み合わせで、ヴィンテージライクに着るのが今の気分。
千鳥格子のチェック柄ジャケット×ブラウス×黒ハーフパンツ

千鳥格子のチェック柄ジャケットを主役に、モノトーンでまとめた着こなし。安定感のあるモノトーンなら、ハーフパンツなどの新しいアイテムも選択肢に。ジャケットは長めの着丈で、腰まわりもカバー。
チェック柄ジャケット×グレーニット×カットソー×白パンツ

ブルーとグリーンの細いラインが効いた、小粋な配色のチェック柄。休日のスポーティカジュアルにジャケットできちんと感を。
ツイードチェック柄ジャケット×白ボウタイブラウス×デニムパンツ

毛足が長く、表情豊かなツイードチェックがポイント。ジャケット×ボウタイ付きシャツとのコンビネーションで、カジュアルなデニムを格上げして、お出かけ仕様に。デニムをエレガントに導くチェックジャケットの効力。
最旬の「チェック柄ジャケット」、休日はこう着たい!お手本コーデ4
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【11月上旬の服装】朝晩は薄手のアウターがあると安心
11月上旬は、平均気温が15度前後と比較的過ごしやすい時季です。薄手のニット・タートルカットソーなどのアイテムが活躍。朝晩に出かける際には、薄手のアウターがあると安心です。
デニムシャツ×デニムパンツ×肩に掛けたスウェット

似合う骨格タイプ/ストレート
トップスが豊作なこの秋冬は、本来難易度の高いデニムonデニムにも挑戦せずにいられない! 高級感のあるハリ感素材のシャツとセンタープレス入りのパンツを合わせたセットアップ風の着こなしに、ブラウンとネイビーの小物を足して、ポッシュな印象に。
ロングジレ×ニット×ワイドパンツ

似合う骨格タイプ/ストレート
ワンピースとしても着られるロングジレ×ワイドシルエットのパンツなら「お洒落上手」感を簡単にゲット。全体をグレーのワントーンでまとめて、品のよさも抜かりなく。
ブルゾン×シャツ×ミニスカート

襟の2枚重ねでいつものシャツが新鮮に! シャツの襟を外に出してアウターの襟に重ねることで、視覚的なレイヤード感を。襟のきちんと感でミニスカも品よく。
2025年秋、きれいめ派向けトレンドコーデ6選! 【Oggi編集部が厳選】
ジャケット×シアーニット×白パンツ

ローファー、ジャケット、チェックのトラッド要素と、シアー素材のトレンド感をMIX。
【11月中旬の服装】ストールやブーツなど小物で寒さ対策
11月中旬は、最低気温が10度以下になる日も出てくるため、寒さ対策を忘れないようにしましょう。厚手のカーディガンや、ストールなどの小物も使ってコーディネートしてみて。
ベージュジャケット×ワンピース×カットソー×腰に巻いたチェックシャツ
パウダーピンクのロングニットカーディガン×白Tシャツ×チノパン
ジレ×シャツ×タートルニット×ハーフパンツ
黒ロングブルゾン×ニット×グレーフレアスカート
ベージュジャケット×ワンピース×カットソー×腰に巻いたチェックシャツ

優しい印象を与える、ベージュ×クリームイエローのマイルドなトーン。全体がぼやけないように、チェックシャツやリムが太めのアイウェアなどでメリハリを加えるのがポイント。ベージュジャケットを軸にやわらかくも、どこかメリハリを。
「ニュアンスカラージャケット」はワントーン配色で着こなして!
パウダーピンクのロングニットカーディガン×白Tシャツ×チノパン

大胆なピンクのロングカーデこそ平常心でさらりとカジュアルに♡ 白カットソーにチノパンと、気負わないカジュアルで、ピンクの甘さを媚びない女っぽさへと引き上げたい。
ジレ×シャツ×タートルニット×ハーフパンツ

装飾を省いたミニマムな中綿ジレは、フロントにディテールのあるシャツ合わせが適任! ワントーンでまとめることでよりこなれた雰囲気に導いて。
黒ロングブルゾン×ニット×グレーフレアスカート

ほんのりツヤのあるポリエステルベースのブルゾンは、スポーティな切れ味がありながらも、タウンっぽい上品さもあり、大人が着こなしやすい一枚。ポロニットをワントーンで繫いだグッドガールな装いにタフさが加わり、洗練されたカジュアルへと導いてくれる。
初冬から真冬まで着回せる♡「スポーティブルゾン」「ツイードジャケット」
【11月下旬の服装】厚手のトップス・アウターを投入
11月下旬は本格的に冬が訪れる季節。厚手ニットのうえにブルゾンやロングコートを羽織り、足元はブーツを着用して、防寒性の高い着こなしを意識しましょう。重たくならないようすっきりとした着こなしがポイント。
レザーブルゾン×グリーンニット×白パンツ

毛足長めのボリューミィなニットは短丈レザーブルゾンでメリハリをつけると好バランス。かっこいいだけでなく、ボア襟でフェミニンさも加わる。
ニュアンスカラーコート×ワンピース

重心低めの華ワンピ×シンプルな黒ブーツ。優しい配色をブーツが引き締め、ぼんやり見えを回避。
フェミニンなフレアワンピには【ボリュームブーツ】合わせが旬バランス♡ シーン別4コーデ
ステンカラーコート×ファージレ×赤ニット×パンツ

ちらりとのぞくエコファーが、トラッドな赤ニットとステンカラーをつなぐ、小気味いいアクセントに。パンツがリッチにブラッシュアップ。
ブルゾン×ボアベスト×オレンジニット×Iラインスカート

ホワイトのワントーンの中に差し色で投入したオレンジニット。ボアの起毛感とリンクしていて唐突感なく装いになじむ。きれいめなスカートを合わせて、だれからも好かれる組み合わせを堪能。スポーティときれいめのコントラストが、ひと目で“映える”着こなしを約束!
ダウンやボアベスト付きの「マルチWAYな軽はおり」なら、着回し力もあたたかさも抜群♡
最後に
11月は気温が徐々に下がっていくため、最低気温を確認しながら服装を選ぶのがポイントです。アウターやレイヤードコーデが多くなる季節ですが、配色を意識したりトレンドアイテムを取り入れてお洒落に磨きをかけて。冬用のアウターや温かいニットも少しずつ取り入れ、11月のファッションを楽しみましょう。
Oggi編集部
「Oggi」は1992年(平成4年)8月、「グローバルキャリアのライフスタイル・ファッション誌」として小学館より創刊。現在は、ファッション・美容からビジネス&ライフスタイルテーマまで、ワーキングウーマンの役に立つあらゆるトピックを扱う。ファッションのテイストはシンプルなアイテムをベースにした、仕事の場にふさわしい知性と品格のあるスタイルが提案が得意。WEBメディアでも、アラサー世代のキャリアアップや仕事での自己実現、おしゃれ、美容、知識、健康、結婚と幅広いテーマを取材し、「今日(=Oggi)」をよりおしゃれに美しく輝くための、リアルで質の高いコンテンツを発信中。
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