「けれんみのない文章」ってどんな文章?
先輩から「あなたのブログ、読んだよ! けれんみのない文章だね」と言われたら、褒められてると思う? それとも、けなされていると思う?
「けれんみ」は、ちょっとした会話で耳にすることもあるから、この機会に正しい意味を覚えておきたい!
【問題】
「けれんみのない文章」あなたは、どちらの意味で使いますか?
1.まごころ
2.ごまかし
正解は?
1. ごまかし
「けれんみ」は、漢字では「外連味」と書きます。
「けれんみ」が「ごまかし」なので、「けれんみがない」は褒め言葉として使われます。
【ことばの総泉挙/デジタル大辞泉】では82%が正解していました(2018年11月16日現在)。
けれん‐み【外連味】
はったりを利かせたりごまかしたりするようなところ。
※ ※
「けれんみ」は「外連味」と書きます。「外連」はもともと、歌舞伎などで俗受けをねらった奇抜な演出のこと。転じて「ウケねらいのハッタリ」を指すようになりました。ですから、「けれんみのない文章」というのは褒め言葉です。
(ことばの総泉挙/デジタル大辞泉より)
【もっとことばの達人になりたいときは!】
▶︎ことばの総泉挙/デジタル大辞泉
初出:しごとなでしこ