【目次】
・【ダイエットが続かない…】なぜ難しい? 続かない人の特徴とは
・【ダイエットが続かない…】原因は? どう乗り越えていく?
・【ダイエットが続かない…】食事との付き合い方は?
・【ダイエットが続かない…】運動はどう続ける?
【ダイエットが続かない…】なぜ難しい? 続かない人の特徴とは
「体重計に乗らなくなってダイエットが成功しました」
42歳の時に1年でマイナス15kgのダイエットに成功したアンチエイジング専門医の日比野佐和子さんは言います。
体重を毎日計ることはストレスになります。女性の場合は月経前に体がむくむため、「何も食べていないのに800g増えた!」なんてこともよくあるんです。また、脂肪よりも筋肉のほうが重いので、筋肉量が多いと体重が増えることもあります。

なので、測るたびにストレスになるような体重計を使わないことをお勧めします。
日比野先生が参考にしているのは、服のサイズだと言います。日比野先生は、ダイエットをして服のサイズは13号から7号まで下げました。
7号になった時に初めて体重を計れば、体重も落ちているので嬉しくなるはずです。成功体験だけを味わうことは、ダイエットを継続させるコツです。
日比野先生の部屋には全身が映る鏡があります。体重計に乗る代わりに、鏡で全身を見て、「太ったな」とか「痩せたな」というのを感覚でチェックしているんだそうです。

そして、目に見えて太った部分があれば、その部分を重点的にストレッチします。寸胴だったのが徐々にくびれてきたり、など目に見えて体型が変わることが楽しくなってくるはずです。
【ダイエットが続かない…】原因は? どう乗り越えていく?
ダイエットが続かない原因を分析して、自分ができることを見つけることが大切です。

【ダイエットが続かない…】食事との付き合い方は?
衝動的に食べるだけではなくて、健康的な食事とは何かを考えてみましょう。
食は食欲というように欲を満たしてくれます。ストレスの多い人は食に走る人もいるかと思います。

食べることだけが幸せなのではなく、趣味などを持ち、没頭するのも良いでしょう。恋愛すると食欲が抑えられるように、脳が満足をしていると食欲は抑えられます。
【ダイエットが続かない…】運動はどう続ける?
自分でできる範囲のものを探すのが良いでしょう。日比野先生が毎日続けられると思ったのは、DVDを見ながら好きな女性のK-POPグループのダンスを真似するというものでした。楽しく踊りながらも、筋肉はしっかりと動かせているのできれいに痩せられます。
また、女性は一般的には排卵後から生理前の時期は痩せにくいと言われています。これは、女性ホルモンのプロゲステロンの分泌が増えるためです。痩せるタイミングでベストなのが生理終了後から排卵日まで。この期間は代謝が良くなり、脂肪が燃えやすいと言われています。

初出:しごとなでしこ

教えてくれたのは…… 日比野佐和子 先生
医療法人康梓会Y’sサイエンスクリニック広尾(東京都港区)統括院長。現在、身長160cm、体重52kgで42歳の時(ダイエットに成功した頃)の体重をキープしている。大阪大学医学部大学院医学系研究科臨床遺伝子治療学講座特任准教授も兼務。再生医療やアンチエイジング療法を専門とする