春雨スープには何を足す!?
手間をかけずにタンパク質を+1する「ズルイ食べ方」
近年の糖質制限ブームにより「糖質＝太る」というイメージが付き、日本人のお米の摂取量は年々下がっているようです。でも、ご飯の量は意識せずに“食べ方”を変えるだけで、太りにくい体を作る方法もあるのです。
同じカロリー、同じ量を食べたとしても、〝吸収のされ方〟を考えた食べ方に変えるだけで、食後の血糖値の上がり方は大きく違います！ 糖質を味方に変える食べ方である「足し算食べ」＆「後食べ」を知れば、もうガマンは要りません！
大事なのは、食べたものは同じでも“どう吸収されるか”を念願に置き、食材を組み合わせること。
今回は、太りにくい体を作る「足し算食べ」の方法を、書籍『医師が信頼を寄せる栄養士の 糖質を味方にする ズルイ食べ方～人生を守る「足し算食べ」BEST100～』の中からご紹介します。
ここで、問題です。
コンビニなどで売られている春雨スープには、何を足すと太りにくいでしょう？
コンビニなどで売られているカップスープの中でも、特に女性に人気なのが「ヘルシーなダイエットにピッタリ！」という理由の春雨スープ。
たしかにダイエットにもいいですが、ある理由からもう一品何かを足すと太りにくくなります。
正解は？
答えは、鶏の唐揚げ！
なぜ、鶏の唐揚げが良いのでしょう？ 理由はこちら。
ここがズルイ！ 腹持ちの良くない春雨スープには、鶏肉を足してお腹満腹スープにする！
確かに春雨スープは低カロリーですが、春雨の正体はでんぷん。消化吸収が早いので、腹持ちはあまり良くないのです。それに、カロリーだけを気にしていたら、引き算食べになってしまいますね。
そこで、春雨スープに足し算をするのが、同じようにコンビニのカウンターで売られている鶏の唐揚げです。適当に食べやすい大きさにして入れるだけ。忙しいときにもすぐにちょい足しできます。
チキンでたんぱく質もしっかり摂れて、お腹いっぱいになり、さらに腹持ちの良い食事になるのでオススメです。（『医師が信頼を寄せる栄養士の 糖質を味方にする ズルイ食べ方～人生を守る「足し算食べ」BEST100～』より）
唐揚げの他に、今人気のサラダチキンもたんぱく質を上手に足し算できる食材としてオススメ。
たんぱく質不足で筋肉が減ると、食事から摂ったエネルギーが身体の中で余って脂肪になってしまいます。健康的な身体を作るためにはたんぱく質は欠かせない栄養素のひとつです。腹持ちを良くする「足し算食べ」は、私たちのお腹も心も満たしてくれますよ♪
初出：しごとなでしこ
教えてくれたのは...足立香代子さん
『太らない間食』（文響社）がヒットした、話題の管理栄養士。年間100回を超える講演会を通して、医師への指導、管理栄養士の育成に携わり、医療現場では〝栄養食〟の面から生活習慣病患者をサポート。レストラン級の美味しい病院食が話題となりレシピ化された『せんぽ東京高輪病院 500kcal台のけんこう定食』（ワニブックス）は、シリーズ累計10万部を突破。現在、書籍『医師が信頼を寄せる栄養士の糖質を味方にする ズルイ食べ方～人生を守る「足し算食べ」BEST100～』（ワニブックス）が好評発売中。
