冬こそ気をつけるべき、ムダ毛の自己処理。毛を剃るときに気をつけるべきポイントって?
冬は乾燥していて、皮膚の柔軟性が低下しもろくなり、水分量が減少する『ドライスキン』と呼ばれる肌になりやすいんです。
ドライスキンは外からの刺激に弱いので、そこにカミソリを使ったムダ毛の自己処理で肌に刺激を与えてしまうと、非常に肌荒れを生じやすい状態になります。ムダ毛の処理回数が多い夏にもドライスキンになる可能性が高いのですが、冬は空気が乾燥しているので、夏以上に気をつけてムダ毛の自己処理をする必要があります。
ドライスキンになりやすい冬の「ムダ毛の自己処理」ほど、気をつけて行わないといけません。
■勘違いしがち! 毛にまつわるNG行動、あなたはやっちゃってない…?
●ムダ毛を自己処理するときは、きれいにするため処理前・処理後に毛抜きで処理している
●カミソリでムダ毛処理をするとき、毛流れに逆らって剃っている
●体を洗うときは、ナイロン製のスポンジを使っている
実はこれ、全てNG行動! 毛抜きで抜くことによって毛穴が広がり埋もれ毛の原因に、毛流れに逆らって剃ったりナイロン製のスポンジで洗う行為は、皮脂膜まで流れて肌に負担をかけてしまい、ドライスキンの肌状態になりやすいんです!
■冬のトラブルが起きやすい、毛の処理のときに気をつけるポイント
●【保湿】
ドライスキン状態にならないためにも、ムダ毛の自己処置の際には、毎日の保湿がとても重要。乾燥しやすい時期にカミソリ等で深剃りすると、肌トラブルのもとになりやすいです。露出が少ない時期なので、できるだけ自己処理は控えて、その分毎日の保湿を心掛け、お肌のコンディションを整えましょう。
自分の肌に合った化粧水、保湿剤を身体にも使うことをおすすめします。顔に使っているものを朝と夜、入浴後も欠かさず身体に塗って下さい。
ポイントは、保湿クリーム単独ではなく、より肌に浸透しやすい化粧水で肌を整えたあとに油分のある乳液やクリームでパックをすること。少しぬるめのお湯に、保湿成分がたっぷり入った入浴剤を使うとさらに効果的です。潤い、お肌が柔らかくなった状態での自己処理を心がけましょう。
●【自己処理前と後のケア】
自己処理前は肌の炎症を防ぐため、自己処理部位を石鹸などで洗い清潔にしてから保湿し、その後電気シェーバーでお手入れしましょう。また、自己処理後はたっぷり保湿することも忘れずに。
万が一、痒くなってしまった場合は水でぬらしたタオルで冷やしてから、低刺激の保湿剤の使用がおすすめです。
●【自己処理後に熱めのお風呂に入るのはNG】
自己処理後の肌は、肌表面の角質層に傷をつけていたり、剥がれてしまっていたりすることがあります。そのため、熱めのお風呂に入ることによって細菌が侵入しやすく炎症を起こしたり、乾燥の原因にも。自己処理後は、たっぷり保湿するように心がけてください。
情報提供元/ミュゼプラチナム
初出:しごとなでしこ