ボルボ・カー・ジャパン マーケティング&PRヘッド 京谷麻矢さんのセルフ会議

きょうたに・まや/1981年、東京都生まれ。大学卒業後、BMWジャパンに入社しマーケティングおよび営業を経験、主に販売の最前線でキャリアを積みながらBMWドイツ本社にも勤務。その後、ボルボ・カー・ジャパンへ転職し、現在に至る。スキューバダイビングが趣味。
【セルフ会議DATA】
始めた時期…15歳
頻度…毎日寝る前
方法…10年日記&デジタルツール
「セルフ会議」は選んだ道を正しくしていくための人生のパートナー
15歳のとき、中学の国語の先生に「将来、財産になりますよ」とすすめられて始めた10年日記は、もう3冊目に突入。
私にとっての「セルフ会議」は思考の整理であり、自分を鼓舞する作業でもあります。たとえば「きっとできる」という言葉を書いて脳にファクトとして理解させると、書いたことがどんどん現実になっていく感覚があって。同時に10年日記は自分を客観視して、立ち返るための大切なツールでもあります。
ノートに手書きするだけではなくて、10年以上前からデジタルツールも活用。仕事、健康、お金、恋愛などトピックを細分化して記録しています。
ふと「私のこの現在地って正しかったっけ?」と不安になったとき、日記や記録を見返します。そうすると30年間しっかり歩んできた足跡を確認できて、自分を受け入れられるんです。
正しい決断を探すこと以上に大切なのは、選んだ道を自分で正解にしていくこと。その過程で「なぜこの選択をしたか」というロジックはノートに残しておきたい。怒りや悲しみと違って、後悔は解消する手立てがありません。だからこそ「セルフ会議」を通じて、あえて挑戦となる道でも後悔しないほうを選び続けていきたいです。
アウトプット術1|転職活動中には専用ノートをつくってセルフ会議

メリットとデメリットもしっかり書き出して転職に挑みました
「21年間勤めた前職で多くのインスピレーションをいただいた分、次は自分が与える側になりたいと思い転職することに。面接時の記録や迷ったときに立ち戻れるメッセージなど、1冊にわたって書き込んでいます。スパイダーチャートで転職先を比較検討したのも役立ちました」
オリジナルのスパイダーチャートで分析

アウトプット術2|ライフスタイルや目的別にデジタルツールも活用
AIやスマホのメモ機能、Evernoteアプリを使い分けて愛用しています
「AIは仕事に関する壁打ちが中心で、スマホのメモ機能とEvernoteは心に留めておきたい教訓をトピック別に分けています。キャリアや経済力はゴールから逆算して、今するべきことを書き留めたりもしていて。長時間フライトのときによく読み返しています」
ドイツ赴任中のセルフ会議

フォルダ分けで見やすく整理

アウトプット術3|30年続けている10年日記はもはや自分史レベル

10年日記を中心にアウトプットしたノートは保管しています
「自分のメモは黒、相手の発言は青、気づきは緑、インパクトの強い出来事は赤と₄色ペンで使い分け。40代になった今は、10年日記を書かない日も。日々熱く記録をしていた20〜30代のときよりもペースダウンしていますが、きっと₄冊目も購入すると思います!」
3冊目の10年日記

大学受験のときのメモ! 感慨深い…!

2026年Oggi11月号「『セルフ会議』という整い習慣」より
撮影/深山徳幸 構成/宮田典子
再構成/Oggi.jp編集部



