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LIFESTYLE

2026.10.27

神木隆之介から見た浜辺美波は「棘」!? 息ぴったりのふたりが語る、30代と仕事のこと|『ゴジラ-0.0』インタビュー後編

11月3日公開の映画『ゴジラ-0.0』に出演する神木隆之介さん、浜辺美波さんへのインタビュー後編。今回は、息ぴったりのふたりの関係性から、緊張との付き合い方、30代になって変化した仕事への向き合い方などなど、たっぷりと伺いました。

TEXT: Oggi編集部

Oggi編集部

Oggi編集部

「Oggi」は1992年(平成4年)8月、「グローバルキャリアのライフスタイル・ファッション誌」として小学館より創刊。現在は、ファッション・美容からビジネス&ライフスタイルテーマまで、ワーキングウーマンの役に立つあらゆるトピックを扱う。ファッションのテイストはシンプルなアイテムをベースにした、仕事の場にふさわしい知性と品格のあるスタイルが提案が得意。WEBメディアでも、アラサー世代のキャリアアップや仕事での自己実現、おしゃれ、美容、知識、健康、結婚と幅広いテーマを取材し、「今日(=Oggi)」をよりおしゃれに美しく輝くための、リアルで質の高いコンテンツを発信中。

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神木隆之介&浜辺美波、息ぴったりのクロストーク!

『ゴジラ-0.0(マイナスゼロ)』場面写真 街を破壊するゴジラ 
© 2026 TOHO

世界を熱狂させた『ゴジラ-1.0』の続編『ゴジラ-0.0(マイナスゼロ)』で、ふたたび共演する神木隆之介さんと浜辺美波さんにインタビュー。後編の今回は、ふたりのパーソナリティやお仕事観を深掘りします。

緊張との付き合い方や、仕事への向き合い方の変化。そして忙しい日々を“ご機嫌”に過ごすために欠かせないものとは? スクリーンではゴジラに立ち向かうふたりの、意外と身近なお仕事論。和気あいあいとお届けします。

ゴジラへの思いに迫る!インタビュー前編はこちらから

お互いを一言で表すと…「棘」と「刃」!?

神木隆之介さん、浜辺美波さん

──共演経験も多いおふたりですが、神木さんから見た浜辺さんを、一言で表すと?

神木(以下敬称略):「棘」。

浜辺(以下敬称略):最悪(笑)! 誤解が生まれそうだからやめてください〜(猛抗議する浜辺さん)

神木:いや、でも棘がないより、あるほうがおもしろいじゃないですか。

浜辺:もうちょっとかっこいい棘にしてください。ナイフとか。

神木:なんで凶器になるの?(笑) バラの棘とかでいいじゃないですか。

──神木さんは浜辺さんのどういうところに“棘”を感じるのでしょうか

神木:取材中でも、ちゃんと僕のことを刺してくるんですよ(笑)。

浜辺:いやいやいや、神木さんから受けた攻撃を、返しているだけです。

神木:でも、そこがおもしろいんですよね。いい意味でものを見る角度が独特というか。鋭いところは絶対に残していてほしいです。丸くなった浜辺美波は見たくないです、これからもずっと。

浜辺:すでに丸くなっているはずなんですけど…(笑)。

──では、浜辺さんから見た神木さんはいかがでしょう?

浜辺:じゃあ、刃(やいば)で。

神木:八重歯? なんで?

浜辺:「刃」です(笑)。

神木:「鬼滅」のほうね! なんで歯なのかと思った。

浜辺:歯じゃありません。私がもし「尖っている」のだとしたら、神木さんはちょっと「穿っている」んですよね。いろんな視点から物事を考えられるのはすごく素敵で、話していて私も楽しいですし、自分にはない言葉をかけられることが多いので、頭が活性化します。

神木:脳トレですね!

浜辺:(笑)。

浜辺美波が30代までに身につけたいのは「緊張との付き合い方」

浜辺美波さん

──Oggiのメイン読者層は「働く30代」です。浜辺さんは現在20代ですが、30代に向けて、今から育てておきたいことはありますか?

浜辺:最近もよく思うのですが、緊張しやすいところがコンプレックスでもあって。事前にどう対処しても、まったく緊張しないようにはできないんです。どうしても心臓がバクバクしてしまう。かわいらしいところで言うと「明日の朝早いな」と思うだけでバクバクして眠れなくなっちゃったり…。

神木:今、「かわいらしいところ」って言ったよね? さっきの「棘」のマイナスイメージを払拭しようとしていません?

浜辺:していません! そういう穿った見方やめてください(笑)。今、私のターンですよ。

──(笑)。お芝居のときも緊張しますか?

浜辺:ちょっと頑張らなきゃいけないシーンでも、テストまでは大丈夫なんです。でも「次、本番です」となった瞬間、急に心臓がバクバクしちゃいます。

だから、心臓の速度みたいなものを少しコントロールできるようになったらうれしいです。緊張すること自体に慣れるとか、自分なりの対処法をいくつか見つけていけたらいいなと思っています。

──緊張したときに、気持ちを切り替える方法はありますか?

浜辺:切り替えるというより、ルーティーンを大事にすると、少し安定した基盤がつくれる気はします。ただ、現場によるんですよね。ギリギリまで笑っていたり、まったく違うことを考えていたりしたほうがいい現場もあれば、ジッと集中していたほうがいい現場もある。まだ自分の中で「これ」という固定化できたものはないかもしれません。

30代になった神木隆之介は「自分の芝居」から「作品全体」へ

神木隆之介さん

──神木さんは現在30代。30代になって、仕事の向き合い方や選び方に変化はありましたか?

神木:選び方は変わらないですね。ありがたいことに、僕はこの仕事自体をすごく楽しいと思っていて、「楽しそうだな」と思えるかが基準かもしれません。

もちろん、お仕事なので「つらいな」とか「早く帰りたいな」と思うときも多々ありますよが、誰もが好きな職業に就けるとは限らないなか、仕事を「楽しい」と思えていることが本当にありがたいなと思います。

──仕事への“向き合い方”はいかがですか?

神木:そこは少し変わったかもしれません。これまではがむしゃらで、目の前のお仕事にとにかく全力。「監督に言われたことを、どうやったら再現できるだろう」ということを考えていました。

でも30代になってからは、一歩引いた目線で、「このキャラクターを通して、監督が表現したいことをどうしたらもっと深く、広く伝えられるだろう」と考えるようになったんです。

以前だったら、自分の中でいろいろと考えながらも、監督からOKが出たら「OKなんだ」と思っていたんですが。今は監督に言葉で確認したり、自分から「こういうパターンを思いついたんですけど、やってみてもいいですか?」と相談したり。「どっちがいいですか?」と実際に見ていただいて、選んでもらうことも増えました。「もっとよくしたい」という気持ちがさらに強くなったんだと思います。20代から30代になった瞬間、急激に変わったわけではないですが、徐々に視野が広がって、少し冷静に物事を見られるようになったのかなと。そういう変化の中で、現場にいる皆さんにどう楽しんでもらえるか、ということも考えられるようになりました。

緊張は、これから出会える「新しい世界」へのワクワク

神木隆之介さん

──そんな神木さんも、お仕事で緊張やプレッシャーを感じることはありますか?

神木:常に吐きそうですね。常に。長台詞は特に緊張します。できれば台詞が少ない役だといいなと思っています(笑)。ずっと寡黙で、黙っている役。

浜辺:寡黙な役のほうが絶対に難しいと思います(笑)。

──神木さんは、どうやって緊張をほぐしているんですか?

神木:何パターンかあるんですが、ひとつは「大丈夫、大丈夫。いける、いける」って、ひたすら自分に言い聞かせる。もう自己暗示しかないんです。

周りからどれだけ励ましてもらったとしても、緊張しているのは自分自身。「やっぱり無理…」と自分が思ってしまったらもうだめで、結局最後は自分次第なんです。

だから、自分が一番、自分に自信を持ってあげることが大事な気がしていて。「大丈夫、大丈夫。できる、できる」と言い聞かせています。

──他の方法は?

神木:初めて出演した舞台の初日に、本当に吐きそうなくらい緊張して、身体も震えていたんです。そのとき使った方法なんですが、芸能界ではないところで働く親友から「僕は緊張したときに『これはまだ見ぬ世界を見られる興奮なんだ、ワクワクからくるドキドキなんだ』って自分を勘違いさせるようにしてるよ」と教えてもらい、僕も実際にやってみたんです。

舞台袖でひとり、「これから僕がまだ見たことのない世界を見られるんだ。だからドキドキしてるんだ」って、無理やり思い込ませました。「失敗したらどうしよう」という不安に蓋をして。「これは新しい世界への興奮なんだ」ってずっと言い聞かせる。

浜辺:緊張は新しい世界への興奮だったんですね。すごくいいですね、それ!

神木:結局はやっぱり自己暗示なんです。すべては自分次第。

浜辺:私もやってみます。

忙しい日々の“ご機嫌”を支える、ご飯と音楽&ふわふわモフモフ

浜辺美波さん

──忙しい日々もご機嫌でいるために、欠かせないモノゴトを教えてください。

神木:音楽とご飯じゃないですかね。僕、最近わかったんですよ。お腹が空きすぎるとイライラする。

浜辺:ついに!?

神木:ついにわかりました(笑)。

──今まで気づかなかったんですか?

浜辺:神木さん、食べなくても平気な人のイメージがあります。

神木:お腹が空くと顔が険しくなってくるんです。どんどん頭も痛くなって、「頭を揺らしたくないな、動きたくないな」となる。でもそこで何かを食べると、すぐにおさまるんです。「あ、治る!」って(笑)。「食べることって幸せなんだ」と気づきました。ちゃんと食べて、元気を取り入れることってすごく大事です!

──お仕事前にテンションを上げたいときは、どんな音楽を聴きますか?

神木:これ実はあるんですよ。「モチベーションを上げるBGM」的なものが。(音楽配信サービスで)検索すると出てくるんですが、なんかこう…大企業の説明会で流れていそうな曲です。歌詞はなく、バイオリンが流れてきて〜的な曲で、「スタートアップ気分」になります。職種は全然違いますが、「新しい俺、風吹いてる! よし!」みたいな気分になれます。

浜辺:へえ〜! 『情熱大陸』のテーマ曲みたいな感じですかね? 私も今度、流しておこうかな。

神木:いいと思います!

──忙しいときでもご機嫌でいるために欠かせないもの、浜辺さんはいかがですか?

浜辺:私も、まずご飯は大事にしています。美味しいご飯があると元気が出るので、現場にも自分で作って持って行ったり。冬だったらスープを作って、身体を温めて元気を出したり。

あとは愛犬をはじめ、ふわふわモフモフしたかわいいもの。最近は『ちいかわ』のモモンガが好きで、誕生日プレゼントにふわふわのマスコットをいただきました! イライラしているときも、そういうものを見ると穏やかになれます。かわいいもの、ふわふわモフモフはとても大事です。

もし今、ゴジラが現れたら…ふたりが持って逃げるものは?

神木隆之介さん、浜辺美波さん

──ここで少し『ゴジラ』に絡めて。もし自宅にいるとき突然ゴジラが現れて、今すぐ逃げなければならなくなったら、これだけは持っていく!というものは?

神木:まあ、標準装備がありますよね。財布と携帯。

浜辺:夢がない!(笑)

神木:あと免許証。

浜辺:さらに夢がない(笑)。私は…愛犬は大前提として、それ以外に選べるなら思い出のアクセサリーをつけて走ろうかな。もしこう…最悪のことが起きたとしても、アクセサリーを見つめて思い出に浸れそうです。

──神木さんは携帯をどう使います?

神木:ゴジラを撮りながら逃げます。

浜辺:そんなことをしてたらあっという間に、ゴジラが「ガオー!」ですよ(笑)。

神木:生き延びたら、その映像をテレビ局に「放送素材です」って送ります。

浜辺:現代人的すぎます!

──では最後に、働くOggi読者へメッセージをお願いします。

神木:みなさん、いつもお疲れ様です。いろいろ大変なことがあると思いますが、僕もみなさんと一緒に頑張っていけたらと思っています。そして『ゴジラ-0.0』については…大事な内容は浜辺さんが言ってくれると思うので(笑)、僕はひとつだけ。前作と今回で、明確に大きく違うところがあります。

前作は「山崎貴監督」が撮りました。

今回は、「世界のタカシ」が撮りました。

浜辺:(笑)。

神木:前作を経て、監督もスタッフの皆さんもパワーアップした状態で今作を撮っています。だから、前作よりハードルを上げて期待していただいていただければと思います。

──では、大事な内容は浜辺さんから(笑)。

浜辺:はい(笑)。まずは、本当にお疲れ様です。日々一生懸命生きているだけで本当に疲れるし、悩みや不安も大きいと思うんです。

そういうとき、気分転換に映画館に行くのが私のおすすめです。日々の悩みをいったん取り払って、映画の世界に没頭するとすごくいいリフレッシュの時間になります。

『ゴジラ-0.0』は、そんな時間にぴったりで、時代も違えば、とんでもない生物も出てくる。普段生活している中ではできない体験ができて気分が変わると思います。そして何より、前作よりも全部がパワーアップ、スケールアップしています。ぜひ映画館へ、ゴジラに会いに来てくださったらうれしいです。

神木:ぜひIMAXで。

浜辺:IMAX、おすすめです!

ゴジラ-0.0

『ゴジラ-0.0』キービジュアル
© 2026 TOHO

キャスト: 神木隆之介 浜辺美波
監督・脚本・VFX:山崎貴
製作:東宝㈱
制作プロダクション:TOHOスタジオ ROBOT
VFX:白組
© 2026 TOHO

公式サイト

撮影/黒石あみ スタイリスト/吉本知嗣(神木さん)、瀬川結美子(sharey/浜辺さん) ヘアメイク/大野 彰宏(ENISHI/神木さん)、George(浜辺さん) 取材・文/徳永留依子

衣装クレジット
浜辺さん:トップス¥49,500・スカート ¥36,300(エスアンドティ〈バウム・ウンド・ヘルガーデン〉)

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