【ニナ ザ・リッツ・カールトン東京】誕生!
六本木・東京ミッドタウンにある「ザ・リッツ・カールトン東京」に、スイーツ好きなら一度は訪れたい新アドレスが誕生しました! その名も「ニナ ザ・リッツ・カールトン東京」。

手がけるのは、フランス・パリを中心に世界で活躍するトップパティシエ、ニナ・メタイエ氏。2024年には「世界のベストレストラン50」にて「世界最優秀パティシエ」に選出された、まさに世界が注目する存在。

店内も、ニナ・メタイエ氏の華やかなスイーツやペストリーが美しく映える空間へとリニューアル。やわらかなベージュを基調に、ブランドカラーであるダークレッドを効かせたインテリアは、上品でありながら写真映えも抜群。ホテルらしいラグジュアリー感はありつつ、肩肘張りすぎない軽やかさも魅力。友人とゆっくりおしゃべりしたい日や、少し特別なスイーツ時間を過ごしたい日に、まさに〝次の女子会候補〟として覚えておきたい一軒です。
「ニナ ザ・リッツ・カールトン東京」を訪れたらまずチェックしたいのが、店内で楽しめるセレクションメニュー「ニナ コレクション」(6,100円)。ブランドのイメージにもなっている椿(カメリア)をモチーフにした、エレガントで華やかなセットです。

内容は、季節のウェルカムドリンクからスタート。

その後、期待感を高めてくれる、ひと口サイズのアミューズブーシュ。フィナンシェやクッキーなど、5種類の中から選ぶことができます。今回セレクトしたのは、カカオニブを使用したクッキーとプチ ガロパン。クッキーは甘さ控えめで、カカオニブの豊かな香りが口の中に広がります。プチ ガロパンは、しっとりとしたアーモンド生地に、プレーンとチョコレート、プラリネが層になったリッチな焼き菓子。

「ニナ コレクション」は、ティースタンドで提供される厳選ペストリー3種、または本日のアシェットデセールのどちらかを選ぶことができます。
そして締めくくりにはシグネチャーチョコレート「カメリア」が登場。さらには、ニナ・メタイエ氏が厳選した6種の紅茶やコーヒー、などから好みのドリンクを選べます。
美しいペストリーを少しずつ楽しめる構成なので、甘いものが好きな友人との女子会にも、自分へのご褒美時間にもぴったりです。いわゆるアフタヌーンティーほど重すぎず、でもしっかり華やか。価格は、6,100円。ザ・リッツ・カールトン東京という特別感のあるロケーションで、世界最高峰のパティシエによるスイーツを楽しめると思うと、かなり満足感の高い内容です。
自然や季節の移ろいからインスピレーションを受けたデザインは、繊細で、華やかで、まるでアート作品のよう。なかでも印象的なのが、花を思わせる美しい造形。フォークを入れる前に、思わず写真を撮りたくなる可憐さです。

シグネチャーペストリーの中でも、ひと目で心を奪われるのが「マダガスカル産バニラとピーカンナッツのフラワーケーキ」。フランスでシグネチャーとして親しまれてきた一品をもとに作られた、フラワーデザインのケーキです。繊細な花びらが重なったようなフォルムは、スイーツというより小さなオブジェのような美しさ。味わいの主役は、マダガスカル産バニラ。芳醇でふくよかな香りを軸に、バニラムースとコク深いクリームが繊細な層をなします。そこにピーカンナッツのプラリネとキャラメリゼの香ばしさが加わり、やさしい甘さの中にしっかりとした奥行きが感じられます。なめらか、香ばしい、サクッと軽い。食感や味わいのコントラストが一口ごとに楽しく、上品なのに印象に残ります。
軽やかで華やかな味わいの、「エキゾチックフルーツのパブロバ」も見逃せません。外側は繊細な歯ざわり、中はやわらかく仕上げたメレンゲに、ライムをほのかに効かせたクリームを重ねた一品です。マンゴーとパッションフルーツが味わいに華やぎを添え、さらにライムでマリネしたマンゴーの果肉がみずみずしいアクセントに。口に入れると、メレンゲの儚い食感、クリームのなめらかさ、果実のジューシーさが一体となって広がります。甘さはありながらも、ライムの香りが全体を引き締めてくれるので、後味はとても爽やか。トロピカルな余韻がありつつ、重たさを感じさせないところが絶妙。気分まで明るくしてくれるデザートです。

チョコレート系で気になるのが、「クラッカン ショコラ」。こちらは、心地よい歯応えのサブレに、フルール・ド・セルの繊細な塩味を添えたショコラケーキ。チョコレートの濃厚さを楽しみながらも、重くなりすぎないバランスが魅力です。キャラメリゼしたピーカンナッツが、やさしい甘みと香ばしい食感のアクセントに。ひと口食べると、サブレの軽快な食感、ナッツの香ばしさ、ショコラのなめらかな余韻が重なります。印象的なのは、苦すぎず、甘すぎないところ。チョコレートケーキというと濃厚で少し重たいイメージがありますが、こちらは驚くほど洗練された軽やかさがあります。

アシェットデセールの「ラ ピヴォワーヌ」も、ニナ・メタイエ氏らしい美意識が光る一皿です。〝ピヴォワーヌ〟は芍薬を意味する言葉。名前からして美しく、実際の一皿も花のような華やかさを感じさせます。
構成は、サクサクのメレンゲに、赤いベリーとりんごのやさしい甘み、ほのかに生姜が香る柚子のソルベ、いちごのコンフィを重ねたもの。そこに、アールグレイが香るシャンティクリームが全体をまとめます。ベリーの甘酸っぱさ、りんごのやさしい甘み、柚子の爽やかさ、生姜のほのかな刺激、アールグレイの上品な香り。それぞれの要素は個性的なのに、一皿としては驚くほどエレガントに調和しています。特に、温度感や食感の違いを楽しめるのがアシェットデセールならでは。ケーキとはまた違う、レストランデザートのようなライブ感があります。「今日は少し特別なものを食べたい」という日に選びたくなる、記憶に残る一皿です。

締めくくりは、シグネチャーチョコレート、抹茶の「カメリア」。ニナ・メタイエ氏は、日本にインスピレーションを得てこのパティスリーに向けた新たなコレクションを創作。そのひとつとして誕生したのが、日本を象徴する椿の花をモチーフにしたカメリア型のチョコレートです。
繊細にかたどられたフォルムは、まるで小さなアートピース。ブランドのロゴにも通じるカメリアモチーフへの敬意が込められており、フランスと日本ふたつの文化が響き合うような存在感があります。「ニナ コレクション」では、この「カメリア」がプチサイズで登場。最後のひと口まで、世界観を楽しめる構成になっています。
店内は32席、屋外テラスは26席。テラス席では、より開放感のあるティータイムも楽しめます。お天気のいい日には、屋外テラスで軽やかに過ごすのもいいですね!
フラワーデザインのように繊細なビジュアル、素材を生かした味わい、フランス菓子の伝統と現代的な感性。そして、ザ・リッツ・カールトン東京らしい上質な空間。友人との女子会に。母娘でのお出かけに。自分を思いっきり甘やかしたい日のご褒美に! そんな時間を過ごしたい日に、「ニナ ザ・リッツ・カールトン東京」が、きっと頼れる存在になってくれそうです。
【概要】
ニナ ザ・リッツ・カールトン東京
営業時間:午前11時〜午後8時
HP

大雄寺幹子
女性誌の制作に15年以上携わり、常に情報のシャワーを浴び続けるデザイナー。
職業柄見た目も重要だけど、味が一番大切。「手土産はコミュニケーション」を信条としている。学生時代にデパート地下のお菓子売り場でアルバイトをしたのをきっかけにデパ地下の魅力に取りつかれる。
以来、20年以上最低でも週に3回以上(多いときは週5日)はデパ地下に通うマニア。今までに手土産、お土産、自分へのご褒美に費やした総額は高級外車が買えるほど。(現在も金額は日々更新中!)
365日手土産、お土産、お取り寄せ、自分へのご褒美情報を仕入れ、デザイナーとしての仕事の他、手土産の相談を受ける日々。手土産は貰うのもあげるのも大好きで365日、何かしら甘いものを食べるスイーツマニアでもある。
もちろん美味しいものに目がなく、スイーツ以外に肉マニアとしても寄稿。



