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2026.03.14

目立つことをする人の心理|「目立った者勝ち」にイラっとするのは普通です!

職場や友人関係、さらにはSNSでも、なぜか「いつも目立つことをする人」っているものです。いわゆる「目立ちたがり屋」と言われるタイプですが、アラサーになると、もう少し落ち着けばいいのに! と思われやすい傾向もあります。一方で、身近に目立つことを好む人いると予想外に振り回されることも…。目立つことをする人の心理をチェックしつつ、振り回されないための対処法を掘り下げてみましょう。

並木まき

目立つことをする人の典型的な心理は?

(c)Adobe Stock

目立ちことをする人、つまり目立ちたがり屋に多い心理を解説します。

♦︎目立ちたがり屋の心理1:承認欲求が強い

もっともシンプルな心理が「認められたい」という欲求です。
目立つ人の多くは、他人からの評価を非常に気にしていて「すごいね」「さすが」「面白いね」などの評価を得ると、自己価値の体感が上がります。

承認欲求の強さのせいで、目立つことが自分の存在感だと錯覚しているケースもあります。

♦︎目立ちたがり屋の心理2:劣等感の裏返し

自信満々に見える人ほど、実は内面に不安を抱えているケースも多々。
目立つ行動は、コンプレックスの裏返しである人も少なくありません。
学歴への不安や収入への焦り、容姿へのコンプレックスなどは、理想の自分を維持するための演出であることも。

劣等感が強いほど、自分には価値があると自分で言い聞かせるために、あえて目立つ行動を好む場合もあるのです。

♦︎目立ちたがり屋の心理3:場の空気を支配したい

場の空気を掴みたい、つまり主導権を握りたい心理が関係している場合もあります。
このタイプは、常に場の中心に自分がいないと落ち着きません。
話題を自分に戻したりオチは必ず自分が取ったりと会話のテンポを支配し、目立つことによって安心をするパターンです。

目立っていないと感じると不安になりやすいのも傾向です。

目立つ人にイラッとするのは普通? 賢い大人の対処法は?

(c)Adobe Stock

目立つ人にモヤモヤとした苛立ちを抱きやすいのには、理由があります。
自分は空気を読んでいるのに誰かが自分勝手に振る舞ったり、自分はあえて地味にしているのに誰かは自由奔放に派手にしていたり。こういった相手にイラッとするのは、無意識に自分との対比をしてしまっている心理も関係しています。
一方で、イライラを相手にストレートにぶつけるのは得策ではありません。
賢い大人が実践すべき「目立つ人」への対処法を解説しましょう。

♦︎賢い対処法1:張り合わない

目立つ人と同じ土俵に乗ると、メンタルも体力も消耗します。
そのため「競争しない」「張り合わない」と決めて接していくのが、もっとも賢い選択に。
もしも張り合いそうになったら、ひと呼吸置いてみて。

♦︎賢い対処法2:相手の行動と結果だけを見る

ビジネス上で付き合わなくてはならない相手なら、相手の行動と結果だけを見るようにすると、普段のストレスや苛立ちを減らせます。
普段の派手な言動には深くフォーカスせず、仕事における継続力や実績を見るようにしましょう。
相手の本質を見抜ければ、日常的な派手な言動には振り回されなくなるはず!

♦︎賢い対処法3:自分の軸・スタンスを育てる

目立つ人を見てイラッとしつつもどこかで羨ましさを感じてしまうなら、自分のスタンスを変えてみて。
ビジネスで大切なのは、目立つことよりも周囲から信頼されることや仕事を任せらることですから、派手なパフォーマンスではなく、地に足のついた安定感を目指していきましょう。

目立つことをするメリットとデメリットを経験者が語る

(c)Adobe Stock

人よりも目立つことには、メリットもあればデメリットもあります。
過去に「目立つ人」だった自覚がある30代の人たちに、そのメリットとデメリットをどう捉えているのか尋ねてみると…。

♦︎周囲にいる人の性格によって、同じ目立ち方でも評価が変わる

「今の会社に転職してすぐの頃は、とにかく目立つことが自分への評価を上げることだと考えていました。
だから社内プレゼンでも毎回スライドを過剰に盛り込んで、派手な演出をしていましたね。
でも、上司が変わったときに『内容は悪くないけど、ただ目立ちたいだけって感じだねぇ』と指摘されてしまって…。
それまでの上司は目立っていれば評価をしてくれたタイプだったんですけど、新しい上司は逆に目立つのを嫌うタイプ。
自分を評価する立場の人の性格によっても、目立つことへのメリットやデメリットは変わると勉強しました」(39歳女性/営業職)

♦︎注目はされていても昇進とは関係なかった

「前職の話なんですけど、ベンチャーITだったので社内で目立ちたくて、常に大胆なアイデアを出すように心がけていました。
会議や打ち合わせでは派手な発言が好まれましたし、SNSでも仕事アピールをすると周りからの反応が良かったんですよね。
でも出世競争の末に昇進したのは、私ではなく目立たないタイプのライバルでした。
私のほうが社内外からの注目は高いと信じていたので、ショックで…。
先輩に意見を聞くと『彼女のほうが、あなたよりも安心して任せられるからじゃないかな』と言われ、私のように評価の幅が激しいタイプよりも、目立たないけれど確実に仕事を回せる安定感がある人のほうが最終的には評価されやすいのかも… って感じました」(37歳女性/コンサルタント)

目立つ人は得しているの? 長期的な答えは「NO」です!

ところで、目立つ人は一見すると得をしているようにも見えますよね。
周りから評価され、覚えてもらいやすく、チャンスを早く掴んでいるように見える場合もあるでしょう。

でも、ここで忘れてはならないのは「目立つこと」と「信頼を得ること」は別物だということ。
短期的なメリットは確かにありますが、注目されるのは一瞬で終わってしまい、そのあとは実績や信頼が大きく影響します。

また、目立ち続けることにはリスクも伴います。
目立つ人には期待値が上がりやすく、失敗が目立ちやすい側面も。また敵が増えやすい傾向もあるために長期的な視点では「得をする」とは言いがたい一面も強いのです。

TOP画像/(c)Adobe Stock

並木まき

ライター、時短美容家、メンタル心理カウンセラー。企業研修や新人研修に講師として数多く携わっている。シドニー育ちの東京都出身。28歳から市川市議会議員を2期務め政治家を引退。数多くの人生相談に携わった経験や20代から見てきた魑魅魍魎(ちみもうりょう)な人間模様を活かし、Webメディアなどに執筆。

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