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2024.11.25

「脆弱」とはもろくて弱いこと!読み方や正しい意味、類語や例文などをご紹介

「脆弱」という言葉は、もろくて弱いことを意味します。熟語である「脆弱性」は、IT関連で用いられることの多い表現です。本記事では、「脆弱」の正しい意味や類語などをご紹介します。反対の意味を持つ言葉や、具体的な例文なども参考にしてください。

「脆弱」とは?正しい意味と読み方

「脆弱」とは、もろくて弱いことを意味する言葉です。「ぜいじゃく」と読み、日常会話のみならずIT業界などでも用いられます。

壊れやすい道

(c)AdobeStock

【ぜいじゃく】ぜい‐じゃく
[名・形動]もろくて弱いこと。また、そのさま。「—な地盤」「—な神経」
[派生]ぜいじゃくさ[名]

(引用〈小学館 デジタル大辞泉〉より)

そもそも「脆い」(もろい)とは、もとの形や状態などが崩れやすいことです。そのため、「脆弱」という言葉は、「脆弱な地盤」「脆弱な壁」のように用いられます。

また、「脆い」には持ちこたえる力が弱かったり、感情に動かされやすかったりという意味も含まれることから、「脆弱」は「脆弱な神経」のように気持ちを表す語句としても使用できます。

「脆弱」の熟語や慣用句

「脆弱」には、以下のような熟語や慣用句があります。

ミーティングで悩んでいる様子

(c)AdobeStock

「脆弱性」は、IT業界での使用頻度が多い言葉です。また、「脆弱国家」はある一定の性質を持つ国に対して用いられます。ここでは正しい意味と共に、それぞれの語句について理解を深めていきましょう。

脆弱性

「脆弱性」という言葉は、「脆弱」と同様に脆い性質を表すだけでなく、コンピューターネットワークにおける安全上の欠陥を指す際に用いられます。

【脆弱性】ぜいじゃく‐せい
1. もろくて弱い性質または性格。
2. コンピューターネットワークにおける安全上の欠陥。オペレーティングシステムやアプリケーションソフトのバグ、開発者が予期しなかった利用方法などにより、悪意のある第三者によってコンピューターウイルスに感染させられたり、不正アクセスの被害にあったりするおそれがあること。

(引用〈小学館 デジタル大辞泉〉より)

安全上の欠陥とは、不正行為のために利用されやすいシステム上の問題点のことです。バルネラビリティ(vulnerability)とも呼ばれることもあります。

脆弱性を狙われトラブルが生じれば、企業の信用問題にかかわります。情報セキュリティの観点でも「脆弱性」は重要視したいポイントです。ITにおける「脆弱性」については、後の章でも詳しく解説します。

脆弱国家

脆弱国家(ぜいじゃくこっか)とは、治安維持や公共サービスの提供など、本来国家が果たすべき役割が困難な国のことです。主に、政府の施策が国全体に及ばず、国民からの信頼が失われている国に対して用いられます。

NGO組織平和基金会による、脆弱国家のランキング「Fragile States Index 2024」によると、脆弱国家の上位3位は「ソマリア」「スーダン」「南スーダン」が占めています。日本の順位は、179位中160位です。

最下位(179位)である「ノルウェー」は、もっとも脆弱性が弱く、持続可能な国家だと判断されています。

(参考〈「グローバルデータ | 脆弱国家指数」〉より)

「脆弱」の類語や言い換え表現

ヒビの入ったハート

(c)AdobeStock

「脆弱」には、以下のような類語や言い換え表現があります。

いずれも「脆弱」のように、脆さや弱さを表す言葉です。「脆弱」と近しい意味を持つ一方で、細かなニュアンスの違いがあります。

シーンによっては「脆弱」ではなく、類語や言い換え表現のほうが適している場合があります。それぞれの意味や使用例などを知り、使い分けの参考にしてください。

軟弱(なんじゃく)

「軟弱」という言葉は、質がやわらかく弱いことを意味します。「脆弱」のように、「軟弱な地盤」「軟弱な壁」のように用いられる表現です。

「脆弱」との違いは、「意志がしっかりしていないさま」を表すことです。以下のように、態度が弱かったり、相手の言いなりになりやすかったりすることも「軟弱」に当てはまります。

・プラモデルが完成したはいいが、組み立てが軟弱ですぐに傾いてしまった。
・その地域では軟弱な地盤が問題となっている。
・彼は意志が軟弱で、物事をすぐ決められない一面がある。
・商談時に軟弱な態度をとっていると、先方に不安感を与えてしまうよ。

華奢(きゃしゃ)

「華奢」は、器物などの作りが頑丈でないさまを意味します。弱さや脆さを表す点は、「脆弱」と同様です。

また、「華奢」は姿かたちがほっそりして、上品に感じられる様子も表します。上品なだけでなく、華やかな状態にも用いる言葉です。

以上のように、「華奢」には複数の意味があることを理解したうえで、日常生活では次のように活用してみてください。

・その机は華奢な作りで今にも傾いてしまいそうだった。
・ピアニストは華奢な指で力強い音楽を奏でた。
・演者の華奢な姿が観客の目を引いた。

虚弱(きょじゃく)

「虚弱」も「脆弱」のように弱さを表す言葉です。「脆弱」との違いは、主に力や勢い、体が弱いことを意味する点にあります。

例えば、介護を必要とするほどではないものの、日常生活の一部に介助を必要とする高齢者は「虚弱高齢者」と呼ばれます。また「虚弱児」は、体の弱い児童や生徒を意味する言葉です。

モノではなく体の弱さを表す際は、「虚弱」という言葉の選択を検討してみてください。

・確かな根拠が示せない限り、その考えは虚弱だと言わざるを得ない。
・姉は生まれつき虚弱な体質だった。
・体が虚弱だと気温の変化の影響を受けやすい。

薄弱(はくじゃく)

「薄弱」も「虚弱」のように、体力が弱いことを意味する言葉です。また、意志が弱いことやその様子も表します。

さらに「薄弱」には、「あいまいではっきりしない」という意味合いがあります。

以下のように物事の状態が脆く弱いだけでなく、あいまいさを有する場合は「薄弱」という言葉を当てはめてみましょう。

・彼の主張は薄弱で採用するには至らなかった。
・すぐに決断できないところに意志の薄弱さを感じた。
・根拠が薄弱な議論をいくら重ねても意味がない。

「脆弱」と反対の意味を持つ語句「強靭」

脆さや弱さを表す「脆弱」と反対の意味を持つ語句には、「強靭」(きょうじん)が挙げられます。

スーパーウーマン

(c)AdobeStock

「強靭」とは、しなやかで強いことです。また、柔軟で粘り強いことも意味します。

「強靭」の類語には「タフ」や「たくましい」などが挙げられることからも、「脆弱」と対極の意味を持つことがわかります。日常生活では以下のように「強靭な肉体」、「強靭な意志」のように用いることが多いでしょう。

・何度失敗しても諦めない姿に、彼の強靭な意志を感じた。
・スポーツ選手の強靭な肉体は日々の鍛錬のたまものだといえる。
・新製品には従来にはない強靭な素材を使用している。

「脆弱」を使った例文

ここからは、例文を参考に「脆弱」の使い方を確認していきましょう。「脆弱」には、さまざまな類語が存在します。それらとの違いをふまえたうえで、ビジネスや日常生活で活用してみてください。

・その地域は、特に地盤が脆弱な場所として知られている。
・今のように脆弱な体制では競争相手にたちうちできない。
・自分では良い作品ができたと思ったが、まだまだ作りが脆弱だと先輩から指摘を受けた。
・精神が脆弱で、ストレスを感じやすい一面がある。
・システムが脆弱であるほど、ウイルスに感染するリスクが高まりやすい。

ITにおける「脆弱性」とは

熟語である「脆弱性」は、コンピューターネットワークにおける安全上の欠陥を意味します。具体的には、プログラムの不具合や設計上のミスが原因で発生する欠陥のことです。

PC操作

(c)AdobeStock

近年は、インターネットによるサイバー攻撃や個人情報漏えいなどが問題視されています。それらが大きなトラブルにつながる恐れのあるビジネスにおいても、「脆弱性」への理解が必要です。

ここからはITにおける「脆弱性」の意味や、トラブルを防ぐ方法、ITにまつわる「脆弱性」を使った例文などについてみていきましょう。

「情報セキュリティ上の欠陥」を指す脆弱性

総務省が運営するサイトには、「脆弱性」に関して以下のような記載があります。

脆弱性(ぜいじゃくせい)とは、コンピュータのOSやソフトウエアにおいて、プログラムの不具合や設計上のミスが原因となって発生するサイバーセキュリティ上の欠陥のことです。

(引用:総務省ホームページ〈「国民のためのサイバーセキュリティサイト「脆弱性とは?」〉)

OSやソフトウェアは、コンピューターが動作するために必要な要素です。これらに脆弱性がある状態でコンピューターを利用すると、第三者に不正アクセスされたり、ウイルスに感染したりするリスクが高まります。

不正アクセスやウイルス感染による被害は、ビジネスだけにとどまりません。近年は家庭での被害事例も報告されています。メールアドレスの不正利用や、中古パソコンによるデータの漏えいなどがその一例です。

また、パソコンやスマートフォンだけでなく、インターネットに接続されている家電製品も脆弱性による被害を受ける恐れがあります。これらの脆弱性を塞ぐには、適切なサイバーセキュリティ対策が必要です。

ITの脆弱性を塞ぐ方法

コンピューター上の脆弱性を塞ぐ方法には、以下のような対策が考えられます。

・OSやソフトウェアをアップデートする
・サポート切れのソフトウェアを利用しない
・セキュリティ対策ソフトを活用する
・脆弱性診断を実施する

OSやソフトウェアのアップデートは、それまでに発見された脆弱性を塞ぐのに効果的です。新たに見つかった脆弱性に対処するためにも、アップデートはなるべく迅速に行う必要があります。

サポート切れのソフトウェアを、利用しないことも大切です。サポート期間が切れると、仮に脆弱性が発見されても修正されないままになってしまいます。知らない間に脆弱性のあるソフトウェアを使用しないためにも、サポート期間は事前に確認しておいてください。

また、セキュリティ対策ソフトを活用すると、コンピューターがウイルスに感染するリスクを軽減できます。OSにはセキュリティ機能が標準装備されているのが一般的ですが、必要に応じて市販セキュリティ対策ソフトの購入も検討しましょう。

ビジネスでは、脆弱性診断の実施も有効です。システムに脆弱性がないか診断することで、自社が有するシステムの脆弱性を洗い出せます。

ウイルスや不正アクセスによる被害を防ぐためにも、シーンやソフトウェアに応じた対策を検討してみてください。

(参考:総務省ホームページ〈国民のためのサイバーセキュリティサイト「事前対策(セキュリティ事故を未然に防ぐためには)」〉より)

「脆弱性」を使ったITにまつわる例文

ITにおける「脆弱性」の意味をふまえ、ここからは具体的な例文についてみていきましょう。

「脆弱性」はコンピューターにまつわる用語です。一方で、パソコンやスマートフォンなどのITツールは、ビジネスや日常生活において身近な存在といえます。「脆弱性」という語句も、決して珍しいものではありません。

以下の例文を参考に、「脆弱性」という言葉をぜひ活用してみてください。

・使用しているソフトウェアに脆弱性が見つかり、アップデートの案内が来た。
・脆弱性の放置は情報漏えいのリスクを高めることにつながる。
・次々と発見される脆弱性に対し、完全な対策を施すのは困難である。
・脆弱性対策として、ソフトウェアをアップデートした。
・脆弱性はクライアントとサーバ、双方にとって重要な問題である。

「脆弱」の意味や活用法を知り言葉への理解を深めよう

「脆弱」は、脆さや弱さなどを表す言葉です。「脆弱な神経」のように、モノだけでなく気持ちを表すこともあります。

また、熟語である「脆弱性」は、サイバーセキュリティの欠陥を意味する用語として用いられます。ITツールが身近である近年は、ビジネスはもちろん日常生活でも「脆弱性」やセキュリティ対策への理解が必要です。

さらに「脆弱」には「軟弱」をはじめとする多様な類語が存在します。正しく使用するためには、それぞれのニュアンスの違いを知ることが大切です。

「脆弱」と意味と共に活用法を知り、関連する言葉への理解を深めていきましょう。

メイン・アイキャッチ画像:(c)Adobe Stock

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