白玉粉の原料はもち米

もちもちの白玉団子を簡単に作れる白玉粉は、もち米が原料です。精白したもち米を水洗いして、石臼などで水と一緒にすりつぶし、乾燥させてできています。単にもち米を粉末にするよりも多くの工程を経て、細かな粒子になっているのが特徴です。
白玉粉で作る白玉団子は滑らかな食感をしています。冷やしても固くなりにくいのも特徴です。
また白玉団子以外にも、大福・どら焼き・揚げ団子・ドーナッツ・パンケーキなど、さまざまなお菓子に使えます。
白玉粉がないときの代用品は?

自宅に白玉粉がないときには、他の粉類を代用品として使うことも可能です。どのような粉類が白玉粉の代用品になるのでしょうか? 団子作りに使える代用品を5種類見ていきましょう。
上新粉
上新粉は、うるち米を洗ってから乾燥させて、細かく砕いて粉末にしたものです。白玉粉も上新粉も弾力はありますが、白玉粉がもち米でできているのに対して、上新粉はうるち米でできているため、全く同じ食感にはなりません。
団子を作る場合、上新粉は白玉粉より粘り気が少なく、歯切れのよい食感に仕上がります。
もち粉
白玉粉と同じく、もち米が原料の粉類にもち粉があります。白玉粉と比べてよりきめ細かいため、団子にするとさらに滑らかで弾力のある仕上がりになります。
もち粉を使う和菓子で代表的なのは求肥です。もち粉に砂糖や水あめを加えて作る求肥に使われることから、もち粉を「求肥粉」と呼ぶこともあります。
だんご粉
だんご粉は、うるち米ともち米が原料です。団子を作ると、上新粉で作ったときのような歯切れのよさに加えて、もち粉で作ったときのような弾力も感じられます。上新粉ともち粉の両方の特徴を併せ持っているのが特長といえるでしょう。
うるち米ともち米の割合は、製造メーカーによってさまざまです。中にはデンプンを含むだんご粉もあります。
米粉
米粉は主にうるち米を粉末にしたもので、製品によってはもち米を含むものもあります。小麦粉の代用品として使われることが多く、パン・ケーキ・クッキーなど、さまざまな食品に用いられています。
うるち米ともち米が原料のため、白玉粉の代用品として団子作りにも使用可能です。
タピオカ粉
タピオカ作りに使うタピオカ粉は、キャッサバという芋から取れるデンプンを粉末にしたものです。タピオカの食感からイメージできる通り、団子にするともちもちに仕上がります。
上新粉・もち粉・だんご粉・米粉とは違い、原料は米の粉ではありませんが、白玉団子とよく似た団子を作れます。大福といった他の和菓子作りにも使える食材です。
白玉粉の代用に向かない粉類

白玉粉の代わりに使えそうでも、実は向いていない粉類があります。そういったものを使うと、白玉団子とはかけ離れた仕上がりになりかねません。失敗を避けるために、白玉粉の代用に向かない3種類の粉類をチェックしておきましょう。
水を加えてもまとまらない「片栗粉」
片栗粉はジャガイモ由来のデンプンでできている粉末です。見た目や質感は白玉粉の代用に使える粉類と似ていますが、こちらは代用には向いていません。
団子を作るには水を加えてまとめる必要がありますが、片栗粉はまとまらず形を作れないためです。水と混ぜて加熱するともちもちした食感にはなるものの、片栗粉のみでは団子にできない点に注意しましょう。
ゆでられない「コーンスターチ」
コーンスターチはトウモロコシのデンプンが原料の粉末です。とろみをつけるのには向いていますが、水を加えて混ぜてもまとまらないため、白玉団子のように形を作ってゆでることができません。
含む成分が異なる「小麦粉」
小麦粉は水を加えて混ぜればまとまり、白玉団子のような丸い形にも成形できます。ゆでて加熱することも可能です。
ただし、もち米でできている白玉粉とは異なり、水を加えて練るとタンパク質の一種であるグルテンができます。グルテン由来の強い粘りが出る半面、白玉団子のような滑らかな食感にはなりません。
まとめ
もち米が原料の白玉粉は、他の粉類でも代用できます。例えば白玉粉と同じもち米が原料のもち粉や、うるち米が原料の上新粉、うるち米ともち米が原料のだんご粉・米粉、タピオカ作りに使うタピオカ粉などで代用可能です。
一方、代用できない粉類もあるため注意しましょう。片栗粉とコーンスターチは水を加えてもまとまらず、団子状にならないため代用には向きません。また小麦粉は、水を加えて練るとグルテンにより強い粘りが出てしまい、白玉団子とは異なる食感になります。
これらを押さえておくことで、白玉粉がなくても団子をはじめとした和菓子を作ることができます。
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Oggi編集部
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