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LIFESTYLE

2025.10.11

京都で叶える「マインドフルネス」。極上スパ体験もできる“バンヤンツリー・東山 京都”で身も心も整うご褒美旅

仕事もプライベートも全力投球な毎日。気づけばPCやスマホの画面とにらめっこばかり…という働く女性に必要なのは「思考をオフする時間」かもしれません。そんなとき訪れたいのが、京都・東山の静かな竹林に佇む「バンヤンツリー・東山 京都」です。

世界的建築家・隈 研吾氏が監修した東山の新しい隠れ家

2024年の夏に開業した「バンヤンツリー・東山 京都」は今年で開業1周年。徒歩圏内に高台寺や清水寺などの有名な寺院も多く、観光に便利な場所にありながらも、高台に位置するため、市内の喧騒とは無縁。ゆったりと静かな時間が流れます。

外観を監修したのは日本を代表する建築家の隈 研吾さん。竹林や能舞台を取り込んだデザインは東山の景観に溶け込みながら、凛とした存在感を放っています。エントランスは鳥居をイメージしているそう。

自然素材をふんだんに使った館内は、木と石、光と影が織りなす空間美に包まれて、自然と心が落ち着いてくる気がします。

畳の上で深呼吸…和モダンな癒し空間

お部屋の床は全部屋、畳敷き。ラグジュアリーホテルでは珍しい仕様です。柔らかな感触に足を置くと、それだけで体も心も緩んでリラックスモードに。

筆者が宿泊した「ウェルビーイングルーム」にはヨガマットやバランスボールなど、エクササイズグッズが備え付けられていました。

お部屋に置かれたアロマの香りに包まれながら軽くストレッチをすると、慌ただしい日常を忘れて自然と呼吸が深まります。

大きな部屋風呂で“自分だけのスパ時間”

このお部屋で特に感動したのは、ヒバ材を使った大きくて深めの浴槽。木のぬくもりとほのかな香りが漂い、まるで素敵な温泉宿にこもっているような贅沢さです!

さらにうれしいのは、入浴剤を自分で選べること。チェックインの際、好みの香りのバスボールをいただけるほか、お部屋にも用意が。酒粕、ゆず、ほうじ茶…など、京都らしい素材を取り入れた入浴剤があり、その日の気分で選べます。

たとえば仕事の疲れを癒す夜は「ほうじ茶」、リフレッシュしたい朝風呂には「柚子」など…。お湯に身を沈め、香りに包まれるだけで、頭の中のノイズが消えていきます。

温泉大浴場で心身ともにリラックス

お部屋のお風呂でも大満足なのですが、館内にはなんと温泉大浴場と露天風呂も完備。泉質はやわらかで肌にやさしく、入浴後はしっとりと潤う感覚に。

朝と夜で雰囲気ががらりと変わるので、滞在中は何度でも入りたくなります。

世界が認める「バンヤンツリー・スパ」で体ほどける

温泉で体を温めたあとは予約していた「バンヤンツリー・スパ」へ。

「バンヤンツリー」といえば、世界中のセレブからも愛されるスパブランド。京都でもその哲学は健在で、温泉を備えたスイート仕様のトリートメントルームで極上の施術を受けられます。

施術前には週替わりのウェルカムドリンクをいただきながら、丁寧なカウンセリング。長時間のパソコンワークで肩と背中がバキバキの筆者は、背面重視で強めのマッサージをリクエストしました。

熟練のセラピストによる手技はリズミカルで、凝りや疲れが流れ出すよう。「バンヤンツリー・スパ」オリジナルのブレンドオイルも香りが素晴らしく、五感が喜ぶひとときでした♡

ホテルのお部屋のアメニティにも使われているオリジナルアイテム。自分へのお土産にミニボトルセットもおすすめ。

能舞台を眺めながらいただく麗しの京料理

夕食はホテル内のレストラン「割烹料理 りょうぜん」で。大きなガラス越しに能舞台を望む空間は、京都らしい幽玄な雰囲気に包まれています。

ここでは月に2回土曜日に、芸舞妓による舞の披露を間近で鑑賞できるんです。まさに京都ならではの贅沢なひととき。伝統的な日本文化を感じることができる貴重な機会に胸が熱くなりました。

提供されるのは、地元の旬食材を活かしたお料理。ひと皿ごとに季節を映し出し、視覚・味覚ともに“今”を楽しませてくれる内容です。

前菜から始まり、お椀もの、お造り、焼き物など、見目麗しい料理の数々。日本酒とのペアリングも楽しめ、繊細な味わいがより一層際立ちます。

留めは土鍋で炊いた鮎と新生姜のご飯。デザートの最後の一口まで「京都」を堪能できました。(※こちらは9月2日までのコース内容です)

能舞台を眺めながらいただくお料理は、ただ“食べる”以上に、心に残る体験。まさに、働く女性にとっての“ご褒美ディナー”にふさわしい時間でした。

「BAR RYOZEN」で夜の余韻を

「割烹料理 りょうぜん」の地下には、シックなバー「BAR RYOZEN」も。お食事の前後に楽しむことができます。

筆者はシグネチャーカクテルのひとつ「サケ・シダクション」をいただきました。異なる種類の日本酒を組み合わせたカクテルだそう。抹茶と桜の二層の美しさにうっとり・・・。今夜はいい夢が見れそうです。

彩豊かな朝食会席で1日のスタートを

スパと温泉で心身の疲れがすっかりとれたのか、翌朝の目覚めが素晴らしくよかったので、朝食前に清水寺までお散歩に。ホテルからはゆっくり歩いて15分程度で到着しましたよ。

早朝は観光客もまばらで、細部までゆっくり落ち着いて回ることができました。清水寺は朝参拝が俄然おすすめです。

朝食は彩豊かな朝食会席を「割烹料理 りょうぜん」で。昨夜とはまた違う、朝日にまぶしく光る能舞台を眺めながらいただく朝ごはんは、京都の1日を軽やかに始める最高のエネルギーチャージです。

チェックアウトは遅めの12時なので、朝食後は温泉や部屋のお風呂でリラックスしたり、ホテル周辺を散策したり、ゆったりと過ごすことができます。

ランチ代わりにも!「和のアフターヌーンティー」が豪華

「割烹料理 りょうぜん」でいただく、もうひとつのおすすめはアフターヌーンティー。日本料理の料理長が手がける繊細で優雅な味わいが楽しめるんです。

和と洋を融合させたスイーツやセイボリーがテーブルいっぱいに。内容は季節ごとに変わるそうですが、今時期は「シャインマスカット&ぶどうのアフタヌーンティー」。どら焼きを七輪で自分で焼いて、あんこやマスカットなど7種のソースをつけていただけて、とってもユニーク!

京都の人気の茶葉販売店「7T+」さんのセレクトした緑茶や紅茶、白茶など多種多様なお茶もフリーフローで楽しめます。セイボリーも充実しているので、ランチ代わりにもおすすめ。(アフターヌーンティーは12時から)

喧騒を忘れて、静かなひとときを楽しんで

観光メインのアクティブな京都旅ももちろん魅力的。けれど働く毎日のリズムを整えてくれる極上ホテルでゆったりと過ごす京都という選択肢もぜひおすすめしたいです。

隈研吾さん建築の美しさに包まれ、畳のお部屋で深呼吸して、温泉やスパでリラックス。旬の食材で五感を満たして、まさに「マインドフルネス」な極上旅が叶います。観光とは少し違う角度から京都の伝統美に触れる時間は、忙しいOggi読者のみなさんにとってもまた明日から前向きに働くためのエネルギーになるはずですよ!

Oggi副編集長 権田由加理

OggiのSNS周りを担当。プライベートでは3児の母。とにかく毎日バタバタしているので、素敵なホテルで贅沢なおひとり様時間を過ごすのがストレス解消法。

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