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LIFESTYLE

2025.07.30

藤井直樹、岡﨑彪太郎インタビュー「舞台を観て『頑張ろう』と思ってもらえたらうれしい」

コロナ禍で甲子園出場への夢を絶たれた令和の青年が、戦時下にタイムスリップ。そこで出会った球児たちと〝甲子園〟を目指す姿を描いた舞台『あの夏、君と出会えて~幻の甲子園で見た景色~』が、8月23日から上演。主演の藤井直樹さん、そして出演する岡﨑彪太郎さんに舞台のみどころなどをうかがいました。

藤井直樹&岡﨑彪太郎、「仲を深めるために、一緒に夢の国に行こう!」

――今回の舞台『あの夏、君と出会えて~幻の甲子園で見た景色~』の出演が決まったときはどう思いましたか?

藤井さん:まずは、「え、野球?」って驚きました! というのも、僕は野球のボールを真下に投げるような人間なので(笑)。野球をさせたら伸びるかもって思ってキャスティングしてくださったのかな? でも、ポスター撮影などを経て、だんだんと実感も湧いてきていますし、お稽古が始まるとさらに実感が湧くのかなって思います。

岡﨑さん:最初はびっくりしました。藤井くんとは今まであまりご一緒したことがなかったですし、何より5か所で公演させていただくというのも新しい経験ですので、気合を入れて頑張らないと、と思っています。

――おふたりの役柄について教えてください。

藤井さん:僕が演じる森下令児という役は、甲子園を目指して野球をやってきたけど、コロナ禍になり、夢が叶えられなかったんです。挫折を味わい、少し擦れてしまっているような令和を生きる青年です。

岡﨑さん:昭夫は太平洋戦争真っ只中に生きている青年で、いろいろな思いはあるけれど立ち止まらず、考えながら前に進んでいく熱血キャラです。

藤井さん:コロナ禍で甲子園に出場できなかったという役柄なのですが、僕自身もコロナ禍で色々な影響があったので、重なる部分がありますね。あとは、コロナ禍と戦争がどうやってリンクしていくか、物語のポイントになってくると思います。

岡﨑さん:僕自身も高校生のときがちょうどコロナ禍だったので、コンサートがなくなったり…そういった経験がありました。実体験を強みに演じたいと思います。

藤井直樹さん、岡﨑彪太郎さん

――役柄とご自身で似ている部分はありますか?

藤井さん:僕は結構ありますね。現実主義というか、令児は「野球ができなくなったから、他のことをやろう」という、諦めるところがあるんですよね。僕はそういう部分は理解できると思いました。令児を素直に演じたい、というか作りすぎないようにしたいと思っています。

岡﨑さん:僕は真逆のタイプかもしれないです。昭夫は熱血タイプだし、人をまとめたりもするのですが、僕はどちらかというと落ち着いているほうですし。でも台本を読んでいるうちに、仲間思いのところなど共感できる部分が生まれてきました。

――同じ事務所ではありますが、お互いの印象はどうでしたか?

藤井さん:柔らか、マシュマロ、優しいっていうイメージでした(笑)。

岡﨑さん:僕は、藤井くんって優しいのはもちろんですけど、それだけじゃなくてちゃんとおもしろい人だなって。お正月明けに『SHOWbiz 2025』というコンサートがあったのですが、そのときの締めのコメントが毎回さすがでした!

藤井さん:ありがとう(笑)。普段は優しい雰囲気なので、こたちゃんが熱血な昭夫役をどんなふうに演じるかが楽しみです!

――お互いになんて呼び合っているのですか?

藤井さん:こたちゃん。

岡﨑さん:僕はちょっと迷っているんです…。

藤井さん:えー、なんで?

岡﨑さん:年上やし、先輩やし…。半年くらい先輩なんですよ。僕の周りの人は、なぁくんか藤井ちゃんって呼んでいるので、僕も〝藤井ちゃん〟って呼べるように頑張ります(笑)。

藤井さん:敬語じゃなくていいよ。

岡﨑さん:いや〜、徐々に敬語を少なくして、10月くらいにはタメ語になるようにしますね(笑)。

――どんなふうに仲を深めたいですか?

藤井さん:まず、夢の国に行こうか(笑)!

岡﨑さん:そうですよね。「連れて行ってください!」って言いましたもんね、僕(笑)。

藤井さん:まだ実現できていないからね、行きたいね。

岡﨑さん:共通の知り合いがたくさんいますし、会話には困らないですよね。

藤井さん:ランドもシーも、両方行こう!

――実際におふたりが学生時代に夢中になっていたことはありますか?

藤井さん:僕はダンス。4、5歳から始めて、勉強よりもダンスを頑張りたい!という時期もあったくらい、夢中になっていましたね。事務所に入る前はただ楽しくやっていたのですが、入ってからは周りに自分よりダンスがうまい人がたくさんいるという現実を知って、もっと頑張らないといけないんだなって思うようになりました。ある意味、挫折とまではいかないけど、ターニングポイントになりました。

岡﨑さん:僕はテニスを5歳から中2くらいまで続けていたんです。スポーツの試合で勝つうれしさ、負ける悔しさ、練習のキツさを経験しているので、今回の役に通じるものがあると思います。

藤井直樹さんと岡﨑彪太郎さんのツーショット

――最後に作品のみどころを教えてください!

藤井さん:観る世代によって違うとは思うのですが、令児としては挫折したところからのスタートになるので、そこから令児がどう変わっていくか、その姿で皆さんを勇気づけられたらいいなと思っています。

岡﨑さん:昭夫は、戦時中という大変な時代でも目標や夢を持って、それに向かって頑張っています。観にきてくれた方に、「頑張ろう」って思ってもらえたらうれしいです。

舞台『あの夏、君と出会えて~幻の甲子園で見た景色~』は8月23日から東京・サンシャイン劇場にて上演開始。時代を超えて交流する野球青年たちの青春物語をお見逃しなく!

Profile
藤井直樹(ふじいなおき)
2000年9月18日生まれ/O型/千葉県出身

岡﨑彪太郎(おかざきこたろう)
2004年3月23日生まれ/A型/大阪府出身

Information
松竹創業百三十周年『あの夏、君と出会えて~幻の甲子園で見た景色~』

2025年は、戦後80年、高校野球110年の節目の年。太平洋戦争とコロナ禍というふたつの時代で甲子園への夢を絶たれた若者たちが、時を超えて出会い、“幻の甲子園”出場を目指す青春物語。

東京 会場:サンシャイン劇場/期間:8月23日〜30日
大阪 会場:大阪松竹座/期間:9月6日〜14日
石川 会場:金沢市文化ホール/期間:9月20日
広島 会場:広島国際会議場 フェニックスホール/期間:9月23日
愛知 会場:御園座/期間:9月26日〜28日
公式HP

藤井さん衣装
ジャケット¥16,500 (アンティローザ〈LA BELLE ETUDE〉)、シアートップス ¥5,280 (Sian PR 〈AIVER〉)、パンツ¥35,200(ROOP TOKYO〈JUNGLES〉) その他スタイリスト私物

アンティローザ TEL:03-6431-9431
Sian PR TEL:03-6662-5525
ROOP TOKYO

撮影/田中麻以 スタイリスト/柴田拡美(Creative GUILD) ヘア&メイク/服部幸雄(メーキャップルームプラス) 取材・文/小山恵子

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