◆本記事内にある商品は、すべて過去のOggi本誌の記事から再編集しています。現在はお取り扱いのないものがございますので、メーカーへのお問い合わせはご遠慮ください。
そもそも【ビスチェ】って？
ビスチェとはもともと、フランスで生まれた言葉。「肩紐のない下着」という意味がありますが、ファッションで取り入れるビスチェは下着ではなく、単体でもレイヤードでも使えるファッションアイテムのことをさします。
本来はコルセットのようにギュッと紐を絞って体のラインを美しく見せるものでしたが、今ではニットタイプや、ウエスト部分にゴムが入っているタイプなど、締めつけ感なく着られるタイプなどさまざまに展開されています。
ビスチェとは｜色別・季節別の着こなしを厳選【スタイリストが解説】
大人のビスチェコーデで今どきに
レイヤードするだけで、シンプルなワンツーコーデに奥行きやニュアンスが生まれて洒落感を高めてくれるビスチェ。ベーシックなコーデに取り入れるだけで、いつもと違う雰囲気を楽しめるので、きれいめベースのアイテムを選べば大人っぽく、人と被らないおしゃれなコーディネートに。
〈POINT〉
・シンプルデザインのビスチェならどんなコーデにも合わせやすい
・夏のTシャツコーデに取り入れるだけでグッとこなれる
・きれいめなアイテムを取り入れて大人っぽく
お手本コーデ
王道のボーダーカットソー×パラシュートパンツに、キャミソールのストラップを外し、流行りのビスチェとして上に重ねて一段と洒落感たっぷりに。黒のミニマムバッグやシルバーのフラットパンプスで、感度高めに仕上げて。
夏におすすめのビスチェコーデ
ビスチェは、Tシャツ・カットソー以外にも、シャツやワンピースにレイヤードしたり、合わせるボトムスを選びません。重ねるアイテムを考えなくても、手持ちの服に重ねるだけでOK。華奢なミニバッグやサンダルなど効きのよい小物で、スタイリッシュに仕上げてみて。
黒ビスチェ×白カットソー×きれい色パンツ
ブラウンビスチェ×白シャツ×白ワイドパンツ
グレービスチェ×黒カットソー×黒スカート
デニムビスチェ×白Tシャツ×ワイドパンツ
グレービスチェ×白シャツ×グレーパンツ
黒ビスチェ×黒Tシャツ×リネン黒パンツ
黒ビスチェ×白シャツ×黒タイトスカート
黒ビスチェ×白カットソー×きれい色パンツ
軽やかなシアー素材のカットソーにビスチェをレイヤード。足元はビスチェと揃えた黒の太めレザーストラップサンダルで、きれいめカラーパンツをスマートに引き締めたい。
「スポーツサンダル」はモードなデザインが旬！ いつものボトムがこなれて見える♡
ブラウンビスチェ×白シャツ×白ワイドパンツ
端正な白シャツに合わせ、大人ならではのスパイスとしてビスチェを活用。ボトムも白でそろえて、ビスチェの存在を潔く際立てて。
定番ベーシックシャツは「旬アイテムとレイヤード」で鮮度アップ♡
グレービスチェ×黒カットソー×黒スカート
黒のボトルネックカットソーとジャカードスカートをワンピースのように着こなして、さらにビスチェをオン！ ビスチェ効果で、シックな黒スタイルが軽やかな印象に。メッシュバッグやトングサンダルのカジュアル小物を選んで、リラックス感を演出。
着たいけど難しい!? 「ビスチェ」の大人っぽい取り入れ方を、人気スタイリストが解説！
デニムビスチェ×白Tシャツ×ワイドパンツ
白Tシャツにデニムビスチェを重ねて、夏のTシャツコーデをクラスアップ。上品で華やかなトレンドを巧みに取り入れたスタイリングは、大人のおしゃれ心をくすぐる。
夏のTシャツは「レイヤード」で楽しむ！ 人気スタイリストが選ぶ最旬コーデ
グレービスチェ×白シャツ×グレーパンツ
グレーのビスチェと太めパンツの辛口コーデ。赤やピンクといった“かわいい”きれい色を、いい具合にクールに演出してくれる。
グレーのビスチェやパンツの辛口コーデに可愛いきれい色をトッピング
黒ビスチェ×黒Tシャツ×リネン黒パンツ
攻めたアイテムはクセを主張せず、さりげなく投入することでうまくいく。ビスチェは黒のベーシックさとラフさで、都会になじむモードな着こなしを叶えて。コットンTシャツ、リネンパンツ、レザー小物と、異なる素材感のミックスが、オールブラックコーデに奥行きを生む。
きれいめカジュアルな「黒T」着回しコーデ4選♡ スタイリスト金子 綾さんが提案！
黒ビスチェ×白シャツ×黒タイトスカート
ビスチェを使ったモノトーンコーデ。リネン調のサラッとしたタイトスカートと爽やかな白シャツに、ビスチェをプラスして定番のワントーンコーデに変化球を。シルエットがシャープだから、女っぽさをキープしたままトレンドアイテムに挑戦できる。
大枝千鶴の通勤コーデ。着痩せするROPÉのタイトスカート3枚が手放せない♡
最後に
夏のワンツーコーデを盛り上げてくれるビスチェ。定番を超えた着こなしを楽しむなら、レイヤードはハズせないですよね。アクセサリー感覚で気負いなく取り入れてみてください。
