簡単で今っぽい「Tシャツのレイヤードワザ」
定番を超えた着こなしを楽しむなら、レイヤードはハズせない。+1アイテムで一気に洒落るプロの実例を参考に。
1|ビスチェ重ねがマイブーム!
縄田恵里さん
上品で華やか、トレンドを巧みに取り入れたスタイリングは、大人のおしゃれ心をくすぐりまくり! 2児の男の子ママと超多忙ながら、手抜きに見えない私服も注目の的。
「子供がいるので日常着はTシャツ一択になりがちですが、ビスチェを重ねるだけで女っぽい洒落感が出せるので助かっています。10枚以上所有するビスチェの中でも、こちらはデニム素材&前開きの仕様が凝った印象でお気に入り。ゆったりしたフォトTに重ねて」
〝THE INTERNATIONAL ART COLLECTION〟のTシャツ・〝プロタゴニスタ〟のビスチェ・〝イウエン マトフ〟のパンツ・〝ペリーコ〟のバッグ・〝レイバン〟のサングラス・〝IRIS 47〟のイヤリング・ヴィンテージのネックレスとバングル・〝Hirotaka〟のリング/私物
2|ベアトップで異なる素材感を投入
川上さやかさん
大手銀行の勤務経験を生かしたクリーンなスタイリングと、理路整然とした解説で、編集部の信頼も厚い。2月末に第一子を出産したばかりとは思えない、スレンダーな姿にも驚愕!
「レイヤードするならTシャツとはまったく異なる素材感を重ねたくて、ニットのベアトップを。簡単に奥行きが出せるのでおすすめです。Tシャツは透け感のある薄手コットンで、ベアトップにしなやかに沿うシルエットを吟味。足元はビーサンでハズしてみました」
〝AGOLDE〟のTシャツ・〝EXTREME CASHMERE〟のベアトップ・〝THE HANDSOME〟のパンツ・〝ザ・ロウ〟のバッグ・〝HENRY&HENRY〟の靴・〝ete〟のイヤリング・〝ジル サンダー〟のネックレス・〝セリーヌ〟のバングル・〝ハム〟のリング/私物
3|きれい色シャツで盛り上げる!
渡辺智佳さん
トレンドを程よくミックスした、きれいめスタイルに定評あり。元大手銀行員という肩書きを彷彿とさせる、早くて確実な仕事っぷりに助けられている現場スタッフは多々。身長155cmと小柄なため、Tシャツは適度にコンパクトなものがマスト。
「最近は白T一丁で出かけると心もとなく感じるようになり、必ず何かしら肩掛けしています。ハリのあるコットン素材のシャツなら全身の輪郭にメリハリが加わり、明るいピンクストライプで表情をぱっと盛れるのも魅力。ダメージデニムやキャップも子供っぽくなりません」
〝ビューティー&ユース×ヘインズ〟のTシャツ/私物 肩に掛けたシャツ¥7,689(DoCLASSE) 靴¥35,200(PIPPICHIC) 帽子¥7,920(シップス インフォメーションセンター〈シップス ナインケース〉) ネックレス¥8,800(ココシュニック〈ココシュニック オンキッチュ〉) 〝ガリャルダガランテ〟のデニムパンツ・〝TOV〟のバッグ・〝TASAKI〟のピアス・〝ロレックス〟の時計/私物
●価格表記のないものは、すべて私物です。現在購入できないものもありますのでご了承ください。
2024年Oggi8月号「Oggiスタイリスト10人のTシャツスタイル」より
撮影/須藤敬一 ヘア&メイク/神戸春美(縄田さん分)、加藤志穂(PEACE MONKEY/川上さん、渡辺さん分) 構成/三尋木奈保、今村紗代子
再構成/Oggi.jp編集部