こちらの〝ジル サンダー+〟のボーダーカットソーは金子さんも一昨年くらいから愛用されているんですよね?
JIL SANDER+(ジル サンダー+)のボーダーカットソー
「ジル サンダー」らしいクリーンなデザインを軸に、天然素材やテクニカル生地を使用した着心地のよさと高機能な要素を〝プラス〟した「ジル サンダー+」。夏に着たいボーダーカットソーは、手洗い可能なのも魅力。
カットソー¥55,000(ジルサンダージャパン〈ジル サンダー+バイ ルーシー アンド ルーク・メイヤー〉)
「ジェンダーレスかつストイックな佇まいが都会的なムードを醸し出す、ボーダーカットソー」
金子さん
そうなの! 今回は新色のネイビー×ベージュをピックアップしましたが、 私が持っているのは黒×ベージュ。最初は長袖を購入したのだけど、ワードローブともしっくりきてとにかく大活躍中。ショップで半袖を見つけて真夏にも着たい♡と思って買い足すほど、すっかりお気に入りの存在になっています。
カジュアルな印象が強いボーダー×カットソー素材ですが、不思議とモダンな雰囲気が漂っているのが素敵ですね~。ネイビーの色合いも、黒に近いダークトーンだから、ラフすぎず新鮮!
金子さん
ボーダーなのにモダンさを感じる、色の組み合わせも絶妙! カットソーだけど地厚で立体的なシルエットなので、丸みを帯びた大人の体のラインを拾わずしっかりシャープなフォルムを際立たせてくれる…そんなところもニクイ。広がりすぎない袖やネックラインが詰まった切れ味のいいデザインも相まって、自然と着こなしをピリッと引き締めてくれる。カジュアルがほっこりしがちな大人にとって都合のいいことが凝縮された、まさにボーダーカットソー界の新名品だと思う!(笑)
裾をアウトして着ても腰周りがもたつかない絶妙な丈感、お見事ですよね! この夏、どんなスタイリングで過ごすのかも気になります♡
金子さん
そうそう、裾をインしてもアウトしてもバランスがよくて、いろんなボトムと合わせやすいのも優秀なの。昨年同様、ひかれるのは大好きなフレンチシックなムード。このカットソーに合わせるなら、黒のスラックスやタイトスカート、ミディ丈の台形スカート…ボトムは辛口できれいめシンプルなものを。ラフさを削ぎ落とすことを意識するのが、大人のボーダースタイルを楽しむコツ♪
ジルサンダージャパン〈JIL SANDER〉 TEL:0120-919-256
2024年Oggi7月号「スタイリスト 金子 綾のMy Favorite THINGS…」より
撮影/渡辺修⾝(静物)、三瓶康友(金子さん分) スタイリスト/⾦⼦ 綾 構成/菅 博⼦
再構成/Oggi.jp編集部
スタイリスト 金子 綾
1979年生まれ。をはじめ数多くの女性誌やYouTubeなどSNSでも幅広く活躍する人気スタイリスト。ベーシックを軸に程よいエッジや抜け感があるスタイリングに定評がある。著書『黒のおしゃれ EVERYDAY BLACK!』(小学館)が好評発売中。
Instagram:@ayaaa0707
公式YouTubeチャンネル:金子綾/ファッションスタイリスト