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LOVE

2025.05.04

「妻に甘える夫」の悪い傾向と心理から紐解く理由別対処法

夫婦関係において「妻に甘える夫」 は、時おり話題になります。甘え方にはさまざまな形があって、夫婦の関係にプラスに働く場合もあれば、逆に負担になってしまうケースもあります。「妻に甘える夫」について、特徴や心理からメリットと注意点を導いていきましょう。

並木まき

妻に悪い意味で甘える夫の特徴は?

呆れる女性
(c)Adobe Stock

夫が妻に甘えるパターンは、いくつかの典型例に分けられます。夫婦が円満になる甘え方なら問題ないのですが、妻が負担になる甘え方をする夫には、頭を抱えている女性も少なくないのが現実です。
悪いパターンの甘え方から、典型的なものを見ていきましょう。

♦︎精神的な甘えが常態化している

さほど深刻ではない仕事の悩みやストレスをすぐに妻に打ち明け、話すことで発散する夫も少なくありません。妻が真剣に話を聞いて解決策を考えていても、当の夫は話しただけでスッキリしているので妻が拍子抜けする展開もしばしば起こります。
このタイプの夫は落ち込んだときに妻に慰めてもらいたがるため、妻側の精神的負担が大きくなりやすいでしょう。

♦︎生活面で妻を頼りきり

家事や育児を妻に任せがちだったり「ご飯まだ?」「どこに行ったらいい?」などとなんでも妻の指示待ちだったり。自分の身のまわりのことですら自発的にやりたがらず、子育てでも家事でも妻の意見を聞いてから動こうとする夫はいわゆる「大きな子ども状態」です。
生活面で妻を頼りすぎる夫がいると、妻は日常的に強いストレスを抱えがちです。

♦︎経済的に妻に甘える

夫婦共働きであっても夫に家計管理や資産形成のスキルがない場合には、お金に困ると妻の収入をあてにするパターンも散見されます。
「今月は交際費で使いすぎちゃったから、家計に入れるお金がない」「投資で失敗しちゃったから、貯蓄がゼロになっちゃった」などと言い訳をして、妻に対して経済的に甘えるのは、比較的ありがちなケースでしょう。

夫が妻に甘える心理って?

ハグをする男女
(c)Adobe Stock

夫が妻に甘える理由から、典型的なものをチェック!
心理を知って、夫婦円満へと繋げていきましょう。

♦︎安心感と信頼から

夫にとって妻は、仕事や社会といった「外の世界」でのストレスやプレッシャーを解放できる「安全基地」のような存在。仕事で疲れたときほど、家ではありのままの自分でいたい心理も働きやすく、妻ならば自分を受け入れてくれるだろうという信頼から、甘えた行動に出る男性も珍しくありません。
普段はしっかり者の男性でも外で強く振る舞っている分、家庭では本音を見せたがっている心理が強い人も見受けられます。

♦︎母性への欲求から

夫が妻に甘えるのは、幼少期の母親との関係が影響している場合もあります。
幼い頃に母親に甘える経験が多かったタイプや、母親が過保護で「女性が男性の世話をする環境」が当たり前になっているタイプ、またその逆で子どもの頃に母親に十分に甘えられなかったタイプも妻に母性を求める場合があります。
妻に対して“お母さん的な役割”を期待する心理が強く、無意識に甘えてしまう男性も珍しくありません。

♦︎愛情確認のため

妻に甘える行為を通じて、自分が妻から愛されているのかを確認する心理が隠れている場合もあります。
「〇〇をしてほしい」とお願いして応じてもらえるか試したり、スキンシップを求めて妻の反応をうかがったり。構ってもらえないと拗ねるタイプは、意識的でも無意識でも愛情を確認している可能性が低くないでしょう。
また妻が忙しくしているときに限って甘えてくる夫は、妻に対して「もっと自分に関心をもってもらいたい」と感じている可能性も。

甘えてくる夫への理由別対処法

話をする男女
(c)Adobe Stock

夫が甘えてくるのは、愛情や信頼の表れ。しかしときには「甘えすぎて困る!」と感じてしまっても不思議ではありません。
夫が甘えてくる理由別に、適切な対処法を解説します。

♦︎精神的に甘えてくる夫には… 話を聞く

仕事の悩みや愚痴、妻への過剰な依存といった精神面での甘えが目立つ夫は、仕事や人間関係のストレスを家で発散したいと考えているタイプが多く、自分の弱い部分を見せられるのは妻だけだと感じています。
そのため、話を聞いてあげないままだと拗ねてしまう可能性も高く、夫婦間のバランスが乱れてしまう場合も。
このタイプの夫は「そうなんだ、大変だったね」と共感するだけで満足しやすいので、できるだけ話を聞いてあげる時間を作りましょう。
ただし毎回、付き合う必要はありません。疲れているときや気分が乗らないときには「今日は疲れてるから、明日ゆっくり聞くね」と適切な距離をとって自分の心を守って。

♦︎家事や生活面で甘えてくる夫には…「助けて」と伝えてみる

家のことや子育てに対して「妻がやってくれるのが当たり前」「家では楽をしたい」「母親のように世話してほしい」などと考えている様子が見受けられる夫には、ときに厳しく接しましょう。
できることは自分でやらせる習慣をつけ「どこ行けばいい?」「どうすればいい?」などと質問をされたときには「自分で考えてみて!」と促すのも必要です。
また、このタイプは「手伝って!」と伝えるではなく「助けて」と伝えると、やる気を出す場合も。「手伝って」と伝えてしまうと夫は「手伝ってあげている」という心理になりやすいことから、言い方にも工夫を取り入れてみてください。

♦︎スキンシップが多すぎる夫には… できる範囲で応じる

しょっちゅう妻とスキンシップをしたがる夫は、愛情を確かめたい心理や妻に構ってもらいたい欲求が潜んでいる場合が多いので、冷たくあしらってしまうと夫が深く傷つくことも。
できる範囲で軽く応じるだけでも満足してくれる可能性が高いことから「疲れてるけどちょっとだけハグね」などと本音を交えながら受け入れてあげると◎。
また、いつもスキンシップに応じるのではなく妻からも感謝の気持ちなど愛情を別の形で積極的に示すだけで、夫の不満が満たされ過剰なスキンシップを求めなくなる場合も少なくありません。

甘える夫の「甘えすぎ」は防ぐべし!

夫が甘えてくるのは悪い習慣ではありませんが、過剰に甘える夫を受け入れ続けてしまうと夫婦のバランスが崩れてしまいます。
甘える行為は愛情や信頼の証ではあるものの、甘えすぎは妻の負担になることも理解してもらえればベストです。「甘えさせすぎず、冷たくしすぎない」のバランスを考えながら、夫婦のバランスをより良いものにしていきましょう。

TOP画像/(c)Adobe Stock

並木まき

並木まき

ライター、時短美容家、メンタル心理カウンセラー。シドニー育ちの東京都出身。28歳から市川市議会議員を2期務め政治家を引退。数多くの人生相談に携わった経験や20代から見てきた魑魅魍魎(ちみもうりょう)な人間模様を活かし、Webメディアなどに執筆。

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