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「甘え上手」とは?
困ったときや寂しいとき、皆さんは友人や恋人に頼ることができますか? 「どう甘えたらいいか分からない…」と、ひとりで抱え込んでしまう人も多いのではないでしょうか。
そこで本記事では、「甘え上手」な人の特徴やメリット、そして反対に甘えることに抵抗感がある人の心理について解説します。「甘え上手」な人は異性だけでなく、同性や上司、取引先の相手など、人を選ばずに可愛がられる人が多いようです。そんな人になれるように、ぜひ本記事を参考にしてみてください。
「甘え上手」の意味
「甘え上手」な人とは、言葉の通り「人にいやらしくなく甘えることができる人」。それは、恋愛に限らず、友人関係やビジネスの場面でもポジティブに働く性質のひとつとも言えるでしょう。
「甘え上手」な人の特徴とは?
さっそく、「甘え上手」な人の特徴について紹介します。「助けてあげたい!」と思われたり、健気で一生懸命な印象を与えやすい「甘え上手」な人に共通する特徴とはどのようなものでしょうか? 一緒に見ていきましょう。
末っ子気質
末っ子だったり、親戚に年上が多かったりなど、幼少期の頃から年上の人に囲まれて育った末っ子気質の人は、大人になってからも「甘え上手」であることが多いよう。自分が周りをリードしていくというよりも、「一緒にやろう?」と周りを巻き込んでいくことを好む傾向にあります。
折り合いの付け方がうまい
変なプライドやこだわりがないため、折り合いの付け方がうまく、意地を張らない素直な気持ちで他者と接することができます。そういう点から見ると、「甘え上手」な人は、世渡り上手と言っても良いかもしれません。
聞き上手で褒め上手
「甘え上手」な人は、相手の話を聞きだして長所を見つけることが上手な人が多いです。加えて、その気持ちを素直に伝えることができるため、言われた側としてはとても嬉しい気持ちになります。「○○できるなんてすごいね! 私にも教えて欲しいな」など、相手のことを褒めながら頼られたら、男女問わずグッとくるのではないでしょうか。
コミュニケーション力が高い
コミュニケーション力があることも、「甘え上手」な人の特徴として挙げられます。「甘え上手」な人は、聞き上手で褒め上手なことを先に紹介しましたが、そもそも他者と会話したりコミュケーションをとったりすることが好きなのです。ですので、自然と周りに人が集まってくるのでしょう。
「甘え上手」であることのメリット
「甘え上手」な人の特徴を見てみると、「甘え上手」であることによって、自分も周りもハッピーになれそうな気がしてきます。そこで続いては、「甘え上手」であることによって、どんなメリットがあるのか具体的に紹介しましょう。
人脈ができる
コミュニケーション力が高く、また人から愛されやすい「甘え上手」な人は、人脈を広げやすいです。特にビジネスシーンにおいては、人脈ができることで新たなチャンスが巡ってくることもあるでしょう。
人に助けを求めることができる
「甘え上手」な人は、トラブルにあったときや一人で解決できなさそうな問題に直面した際には、すぐに助けを求めることができます。そのため、事態が悪化する前に、解決できることが多いです。
メンタルが安定する
人に頼ることができる「甘え上手」な人は、メンタルが安定しやすいというメリットもあります。そのため、過度に神経質になったり心配性になったりすることが少なく、安定した気持ちで過ごすことができるでしょう。
甘えることが苦手な人の心理とは?
ここまでは、「甘え上手」な人について詳しく見てきました。しかし、「甘え上手」な人は意外と少数派という可能性も。甘えることに抵抗感があったり、ひとりで抱え込んでしまいがちな人の方は案外多いのかもしれません。そこで、ここでは甘えることが苦手な人の心理について紹介します。
完璧でいたいという気持ちが強い
甘えることが苦手な人は、「完璧でいたい」「少しでも自分を周りよりもよく見せたい」という気持ちが強い傾向にあります。そのため、人に頼ることに対して抵抗感を抱きやすいのです。
恥ずかしい
甘えることが苦手な人は、「頼ったり、甘えたりして、もし断られたら?」と不安になる人が多いようです。もし、甘えて断られたら恥ずかしい思いをするのではないかと恐れているため、なかなか甘えることができません。
自己肯定感が低い
「私なんかに甘えられたら迷惑かも…」と考えてしまうのも、甘えることが苦手な人が陥りやすい心理です。自己肯定感が低く、周りの目が気になってしまいがちなので、素直に甘えたり頼ったりすることが苦手な傾向にあります。
「甘え上手」になるにはどうしたら良い?
最後に、「甘え上手」になるにはどうしたら良いのか、一緒に考えていきましょう。すぐには難しいかもしれませんが、意識していくことで少しずつ人に頼れるようになるかもしれません。
勇気を出して本音を伝える
言葉にしないと、相手が何を思っているのかを知ることはできません。甘えることが苦手な人は、自己表現が苦手な人も多く、自分の気持ちを伝えることに苦手意識を持っている人も多いです。
しかし、一度勇気を出して、素直に気持ちを伝えてみてください。自分が思っているよりも、相手はすんなり受け入れてくれるかもしれません。
自分を受け入れてあげる
自分を受け入れて、自己肯定感を高めてあげることも大切です。「完璧な人なんていないんだから」と考えるようにしましょう。自分を受け入れられるようになると、素直に人に甘えたり、頼ったりできるようになるはずです。
相手をよく知る
相手の好きなことや得意なことを知る努力をしてみるのも良いかもしれません。好きなことや得意な分野に関することをお願いすると、相手も頼られて嬉しい気持ちになります。また、コミュニケーションもとりやすくなるはずです。相手の良さを引き立てる分野を見つけることで、さりげなく頼ることができるのではないでしょうか。
上手に甘えて自分も相手もハッピーに!
本記事では、「甘え上手」について詳しく見ていきました。加えて、甘えることに苦手意識を持っている人への対処法も紹介しています。相手への押し付けではなく、お互いにとってメリットがある「甘え上手」になれるよう、ぜひ本記事をひとつの参考にしてみてください。
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