【目次】
・「コミュ力」の意味・使い方・持っていることのメリット
・仕事やプライベートで「コミュ力」が高い人の特徴
・「コミュ力」が低い原因と上げる方法
・最後に
ビジネスでも日常生活でも、「コミュ力」は重要になってきますよね。実際に就職活動などでも、「コミュ力」は重視されています。ただ、「コミュ力」が具体的にどんな力を表すのか、あなたは分かりますか?
意外と具体的にどんな力なのか、答えられる人はあまり多くありません。そこで今回は、「コミュ力」の意味から、「コミュ力」が高い人の特徴やメリット、「コミュ力」を高める方法についてご紹介したいと思います。
「コミュ力」の意味・使い方・持っていることのメリット
まずは、「コミュ力」の意味や使い方についてご紹介です。「コミュ力」とは一体どんな力のことを指すのでしょうか?
「コミュ力」の意味
「コミュ力」は「コミュニケーション能力」の略称です。「人と人が接するために必要な能力」のことを表します。これだけだと実際にどんな力なのか、わかりにくいですね。
例えば、「相手とスムーズに会話する能力」や「相手の伝えたいことを理解する能力」、「自分の気持ちをわかりやすく相手に伝える能力」など…。人とのコミュニケーションを行うために必要な能力を総合して、「コミュ力」と表現しますよ。
「コミュ力」の使い方
「コミュ力」は、主に人の「コミュ力」の程度を表現するために使うことが多いです。「コミュ力」を持っている人のことを「コミュ力が高い」、対して足りていない人のことを「コミュ力が低い」と表現します。
他に、「コミュ力」が高い人の中でも、とびぬけている人のことを「コミュ力お化け」や「コミュ力モンスター」と表現することもありますよ。
「コミュ力」を持っていることのメリット
「コミュ力」を持っていることのメリットは、なんといっても「周りとの信頼関係を構築できること」。「コミュ力」を持っていると、自分の気持ちを相手に伝えたり、相手の気持ちを理解して行動したりすることができるため、上手に人との信頼関係を構築できるようになります。
また、「この人は私のことを理解してくれる」と周りから思われるため、色々な人に好かれやすくなりますよ。
「コミュ力」がある人を苦手と思う心理とは?
あまり「コミュ力」が高くない人の中には、「コミュ力」がある人がなんとなく苦手、という人もいます。それは、「ハキハキと大きな声で話すのがうるさい」と感じたり、「コミュ力」がある人の勢いに押されてしまったりすることが原因です。
ただし、「コミュ力」がある人は、そういった人の気持ちにも気が付きます。「何か言いたいことがあったら言ってね」と気遣ってくれる優しさはありますが、それでも勢いに押されて、何も言えなくなってしまう人もいますよ。
仕事やプライベートで「コミュ力」が高い人の特徴
続けて、具体的に「コミュ力」が高い人にはどんな特徴があるのかご紹介です。
1:いつも愛想が良い
基本的に「コミュ力」が高い人は、どんな人とも仲良くなりたいと思っています。そのため、「コミュ力」が高い人は、いつでもニコニコしていて愛想が良いです。
知らない人と話すときでも愛想が良い人は、良い印象を持つことが多いですよね。良い印象を持つからこそ、すぐに打ち解けることができて、仲良くなることもできますよ。
2:目上の人にも自分をさらけ出せる
色々な上司や先輩から可愛がられている人っていますよね。そんな人も「コミュ力」が高い人であることが多いですよ。多くの人は、どうしても目上の方に対して、下手に出すぎてしまうものですが、「コミュ力」が高い人は、目上の方にも臆することなく、自分をさらけ出すことができます。
一見馴れ馴れしいと思われそうですが、目上の方は、意外と親しみをもって接してくれたほうが嬉しいと感じる人も多いですよ。
3:人の話を否定せずに最後まで聞いてくれる
「コミュ力」というのは、職種や立場によって求められるものが異なります。例えば、2つ目の特徴は「後輩」として求められている「コミュ力」ですよね。対してこちらは、「目上の立場」の人に求められる「コミュ力」です。
何かを相談をしたいときに、少し話しただけで否定したり、すぐ話を逸らしたりする人には、相談したくなくなりますよね。対して、人の話を否定せずに最後まで聞いてくれる人がいれば、次からも「この人に話を聞いてほしい!」と思うようになります。このように誰からも頼りにされるというのも、「コミュ力」が高い人の特徴のひとつです。
「コミュ力」が低い原因と上げる方法
続けて、「コミュ力」が低い人の原因と、「コミュ力」を上げる方法についてご紹介です。
「コミュ力」が低い原因
「コミュ力」が低い人の原因で最も多いのが、「自己主張が、そもそも得意じゃない」こと。「コミュ力」というのは、「人の話を聞く力」と「人に話を伝える力」が必要不可欠です。
そのため、自分の話をしないと相手に気持ちが伝わらず、結果として「何を考えているかわからない人」というレッテルを貼られかねません。
また、中には「他人に対して関心が湧かない」という人もいます。他人に対して関心がない人は、話をちゃんと聞いていなかったり、自分から会話を続けようとしたりしないため、対人関係を発展させることができません。
「コミュ力」を上げる方法
「コミュ力」を上げるために特に重要なのは、「相手の話をきちんと聞く癖をつける」「自分の意見をハキハキ話すことを心がける」ことです。
人の話を聞けるようになると、相手に「話しやすい人」という良い印象を与えることができます。無理に話そうとした結果、自分のことばかり話してしまうということにならないよう、まずは「聞く力」を身につけましょう。
また、「コミュ力」を上げるには、「相手を不快にさせない」という能力も必要になります。人はうつむいて話したり、ぼそぼそと話したりする人にはあまり良い印象を抱きません。
そのため、話すときは相手の目を見ながら、ハキハキ話すように心がけるのが大切ですよ。
「コミュ力」は上げることが難しいとも、ある程度上げられるとも言われます。一気に上達しようとするのではなく、少しずつ意識を変えていけると良いですね。
最後に
「コミュ力」についてのご紹介でした。いかがだったでしょうか? 「コミュ力」は、人との意思疎通を円滑に行うために必要な能力です。ビジネスでも日常生活でも重視されている能力ですよ。
良好な人間関係を築くためにも、身の回りの「コミュ力」が高い人の話し方や動きなどを参考に、「コミュ力」を身に付けていくことがオススメです。
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