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2021.04.19

正しく使えてる?「報われる」の意味や使い方、例文・類語・対義語をまとめてご紹介

「報われる」と聞くと、苦労や努力を重ねた末に、願ったことや目標が叶う、といった意味を思い浮かべる方が多いのではないでしょうか。実際はどのような意味があるのでしょうか。本記事では、「報われる」の正しい意味や使い方、類語・対義語について解説します。

【目次】
「報われる」の意味とは?
「報われる」の使い方を例文でチェック
「報われる」の類語にはどのようなものがある?
「報われる」の対義語にはどのようなものがある?
最後に

「報われる」と聞くと、まずイメージするのは、苦労や努力を重ねた末に、願ったことや目標が叶う、といったシーンではないでしょうか。本当にそのような言葉なのか? 本記事では、「報われる」の意味や使い方をご紹介していきます。

「報われる」の意味とは?

では、「報われる」の意味からみていきましょう。「報われる」は、「努力や苦労に対して、それに見合ったような期待通りの成果や成功が得られること」。

さらに、詳しく言葉の成り立ちをみていくと、「報われる」は「報いる」と、受身の助動詞、「れる」から成り立つ言葉です。「報いる」とは、「受けた事に対して、それに見合う行為を相手に行う」「仕返しをする、報う」という、少しネガティブな意味を含んでいます。しかし、受身の助動詞、「~れる」がつくことによって、「自分がした努力に見合った結果を得る」というポジティブな意味になります。

「報われる」の使い方を例文でチェック

「報われる」は、単に良い成果を得た状況で使うのではなく、「努力や苦労をした末に、成果を得た」という状況で使われる表現。または、「報われない」という、否定形で使われることもあります。では、実際どのように使うのか、例文でチェックしていきましょう。

(c)Shutterstock.com

1:これまでの努力が優勝という形で、やっと「報われた」

「今まで努力をしてきた結果、優勝することができた」という表現。「やっと~」ということで、「ようやく叶った」というニュアンスを入れることができ、長い間、努力してきたことが伺えますよね。

2:努力は必ず「報われる」

「まだ結果は出ていないけれど、努力をしていくと目標や願いは実現できるだろう」と、願いを込めた表現と言えるでしょう。目標のため、努力をしている相手に対して、励ましの言葉としても使うことができます。

3:「報われる」ことは少ないですが、やり甲斐はある仕事だと思います

こちらは、「期待通りの結果は出にくいけれど、充実感や手応えはある仕事です」という意味の言い回しです。例えば、研究職などの長期的な期間で、大きな目標に挑む仕事は、すぐに成果は出ないけれど、やり甲斐のある仕事といえるのではないでしょうか。

4:ようやく「報われた」恋

報われるのは、努力や苦労だけではありません。恋に対しても使われる表現です。「ようやく~」と表現することで、「長い間、待ち望んでいた恋が実った」という、イメージができますよね。一方で、残念ながら叶わない恋を、「報われない恋」と表現することもできます。その表現は、できれば使いたくないものですよね。

「報われる」の類語にはどのようなものがある?

努力に対して成果を得る、という意味の言葉は「報われる」だけではありません。それでは次に、「報われる」の類語を紹介していきます。

1:実を結ぶ

「実を結ぶ」は、努力の結果が出て、成功すること。成功を、植物の実がなる様に例えた表現です。

(例)長年の研究の成果が、ようやく実を結んだ。

2:花開く

「花開く」とは、「物事が盛んになる」「成果が現れる」という意味。人の才能などが、惜しみなく発揮されることなどを、植物の花が開く様に例えられた表現です。

(例)とうとう、彼の才能が花開いた。

3:成果を出す

「成果」とは、「あることをして得られた良い結果」「自分が成し遂げたことの結果」という意味。「成果を出す」は、「努力をして良い結果をだした」という意味になります。

(例)彼女は日頃の練習の成果を出して、目標だった予選を突破した。

4:日の目を見る

「日の目を見る」は、「それまで埋もれていたものが、世に知られるようになる」「長い間不遇だったものが世に認められるようになる」といった意味。「人知れず努力をし続け、ようやくスポットライトがあたった」というイメージの言葉です。続けた努力が実る、という意味から、「報われる」の類語と言えるでしょう。

(例)長年の研究が、ようやく日の目を見る時がきた。

「報われる」の対義語にはどのようなものがある?

なるべく使いたくはありませんが、「報われる」の反対で、努力や苦労をしても成果を得られなかった際に、使う表現を見ていきましょう。

(c)Shutterstock.com

1:浮かばれない

「浮かばれない」とは、無念の思いや、辛い苦しい思いなどが晴れない、報われないという情念を表現する語。

苦労や思いに対して、成果を成さなかったことをいい、「報われる」の対義語に当てはまると言えるでしょう。主に、亡くなった方の無念さを表す言葉として、広く知られていますよね。

(例)このままでは、会社の為に尽力された○○さんが、浮かばれない。

2:水の泡

「水の泡」は、「努力・苦心がすべて無駄になること」を意味していることから、「報われない」の類語といえます。「水の泡」とは、努力や苦労を、「はかなく消えやすい水の泡」に例えて表現した言葉。

(例)ウイルスの感染拡大の影響で、長年の苦労が全て水の泡となった。

3:甲斐がない

この「甲斐」とは、「行動に対する効果・値打ち・価値」という意味。そのことから、「甲斐がない」は、「物事を行ったことに見合う成果がない。やった意味がない」という表現の言葉です。

(例)努力の甲斐なく、試験に落ちました。

最後に

(c)Shutterstock.com

オリンピックなどの大舞台で、メダルを勝ち取ったアスリートを見ると、血の滲むような努力をしてきたことが、すぐに想像されますよね。そんな時、「彼らの努力が報われたのだな!」と感動を覚えることでしょう。努力や苦労の先に、良い結果を得ることを意味する言葉、「報われる」という表現のご紹介でした。

TOP画像/(c)Shutterstock.com


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