3位:理想に近いのでほぼ満足
3位は「理想に近いのでほぼ満足」。
大人になったばかりの頃に「こんな人になりたい」と描いた理想に向かって一心に突き進んできた実感がある人ほど、今の自分への満足感も強まりがち。
自分への満足度が高いほど自信にもつながるので、仕事でも私生活でもさらなる理想の実現に向けて意欲が湧きやすいかもしれません。
具体的なコメントには「この歳までに結婚と出産をしたいと願っていた歳までに実現できたから満足」(33歳女性/東京都)、「理想の年収を想定よりも早く達成できた」(35歳女性/神奈川県)などがありました。
2位:理想に近づけずに不満が大きい
2位は「理想に近づけずに不満が大きい」。
20歳の頃と今を比べれば社会情勢や世論も異なることから、当時に「理想」と考えていた自分に近づけないもどかしさを感じやすい面も否めません。
また理想が高かったり多くの理想を抱いていた人ほど、目標とするところまでなかなか近づけずに苦悩を抱えがちな部分もあるのかも。
集まったコメントには「正社員でバリバリ働いている予定だったのに派遣社員です」(29歳女性/千葉県)や「30歳までに子どもがほしかったのに相手すら見つかっていない」(34歳女性/愛知県)などがありました。
1位:理想と違ったけれど満足している
1位は「理想と違ったけれど満足している」。
思い描いていた“理想の自分”とは違っても、これまでの自分の努力や実績を認め、今の自分に満足できている人が最多という結果に♡
若い頃の理想に近づくことだけが成功ではないので、自分への満足度が強いほど自信にもつながっていることでしょう。
寄せられたコメントには「昔は専業主婦になりたいと思っていましたが、今はバリキャリのシングル。でも満足しています」(36歳女性/東京都)や「子どもは2人ほしかったけど、現実にはひとりしか育てられない」(33歳女性/大阪府)などがありました。
「今の自分に満足している」が多数派!

今回の結果をグラフで見てみると、1位の「理想と違ったけれど満足している」が突出して多い様子がわかります。
全体の傾向としても大きく分けて「不満」よりも「満足」と答えた人のほうが多く、理想通りかはさておき、今の自分に満足をしている割合が高い傾向が読み取れました。
長い人生では、思いどおりに進まない出来事も多々あるもの。もしも若い頃に掲げた理想と今の自分にギャップがあったとしても、これまでの自分の努力や選択を認めて適切な軌道修正を図っていくことができれば、今の自分への満足度が上がりやすくなるかもしれません♡
不満や後悔が多くなるほど自分への満足度が下がりやすくなるので、ご注意を…!
【調査概要】
調査方法:2024年8月にOggi.jp編集部にてテーマと設問を設定し、Oggiのメルマガ会員にアンケートを行い、その結果を集計したものです。
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構成・文/並木まき
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