タイプロ最終回直後! 新メンバーお披露目記者会見レポート
日本中を熱狂させて社会現象にもなった“タイプロ”こと『timelesz project』(Netflix独占配信)。菊池風磨さん、佐藤勝利さん、松島聡さんの3人がこれからを共に歩む“仲間探し”のオーディション番組として、始まったプロジェクトがついに終結。
寺西拓人さん、原 嘉孝さん、篠塚大輝さん、猪俣周杜さん、橋本将生さんの新メンバー5名を迎えて8人体制でのスタートを切ることに。timelesz project最終回配信直後に行われた記者会見の様子をマニアックすぎる取材メモ付きで完全レポートします!
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新曲『Rock this Party』が流れる中、入場した新生timeleszの8人。
――(進行役)まずは代表して菊池さんから挨拶をお願いします。
菊池さん(以下敬称略):みなさま、本日はお忙しい中お集まりいただきありがとうございます。この8人で新体制timeleszとさせていただきます。よろしくお願いいたします。私はかねてより、メンバーという関係性は“メンバー”という表現でしか表せないと申していました。それは友人や家族、そういうことではなく“メンバー”という言葉でしか表せない関係値だと。それくらい特殊な関係値だと申しておりました。ですが、あえてこの場を借りて宣言させていただきます。我々は“家族”です。“家族”となりました。名字は“timelesz”です! ということで本日は「timelesz襲名式」とうたわせていただくことにいたします。ちなみにこの背景に貼られた)文字は松島 聡が直筆で書かせていただいております。本日は、短い時間となってしまうかもしれませんがどうぞよろしくお願いします。
菊池さんの挨拶後はフォトセッション→インタビューの流れに。
――メンバーから改めてひと言ずつご挨拶をさせていただきます。先ほど菊池さんからはご挨拶いただいたので、佐藤さんからよろしくお願いします。
佐藤さん(以下敬称略):みなさん、お忙しい中お集まりいただきありがとうございます。timeleszの佐藤勝利です。timeleszは8人組になりました。末永くこれからもよろしくお願いします。僕たちこれから楽しく活動していきたいと思います。よろしくお願いします。
松島さん(以下敬称略):みなさま本日はお忙しいところtimeleszの新たな門出となる瞬間にお集まりいただきありがとうございます。先ほど菊池からもありましたように今回の会見のタイトルを習字にて書かせていただきました。これまでの我々の想いと今後に対する希望を胸に筆を進めたのですが、これまで以上に緊張しました。
ただ、書き終わった後にこれがただの文字というだけではなくて、今後に対するいろんな想いが形になったような気がして、すごく期待で胸がいっぱいになっております。今、新しい仲間を迎え入れて、この場に立てていることもすごく新鮮で風磨くんも言ってましたけど、家族としてこの場にいられることが本当にうれしいなと思っております。本日は短い時間ではございますが、最後までよろしくお願いいたします。
篠塚さん(以下敬称略):この度、新メンバーとなりました篠塚大輝と申します。よろしくお願いいたします。本当に自分はここまで来るのにいろんな人に支えられていろんな人の助けをいただいたのですが、新メンバーになったからにはみなさんにお返しできるように、みなさんの人生の活力になれるような素晴らしいアイドルになれるよう頑張ります。よろしくお願いいたします。
寺西さん(以下敬称略):本日はお集まりいただきありがとうございます。新メンバーの寺西拓人です。この新しい家族と共にこの先の未来を明るく楽しく元気よく過ごしていけたらと思います。よろしくお願いいたします。
橋本さん(以下敬称略):timeleszの橋本将生です。よろしくお願いいたします。家族の一員としてこれから楽しくみんなで頑張っていきたいと思っています。よろしくお願いいたします。
猪俣さん(以下敬称略):猪俣周杜です。よろしくお願いいたします。この8人で楽しいこととかいろんなことをやって、上のほうまで登っていけたらなと思います。よろしくお願いいたします。
原さん(以下敬称略):みなさんお集まりいただきありがとうございます。新メンバーの原 嘉孝です。家族の一員になれたこと、これからもっともっと楽しいことも辛いことも一瞬一瞬を大切にして大きな家族に成長していけたらなと思ってます。本日はよろしくお願いいたします。
――新メンバーの皆さんにお伺いします。先ほど最終話が放送されまして、晴れて新メンバーのお披露目となりましたが、timeleszのメンバーとなった今の気持ちは?
篠塚:もういろいろとお仕事は始まっているのですが、本当に毎日が楽しくてやる気に満ち溢れています。ここから頑張りたいのですが、自分以外の7人と比べると本当に至らないところも多いですが、自分にしかない個性もあると思うのでそこを軸にしっかり頑張っていこうと思います。よろしくお願いします。
寺西:こうして横を見ると家族が、メンバーがいてという環境にすごく今も緊張したり、うれしかったり。いろんな感情になるのですが、仲良くしていけたらいいなと思います。この決断をしてよかったとみんなが思えるような活動をこれからしていけたらいいなと思います。
橋本:僕は今、いろんな人に支えられてここにいるなと思っております。僕自身、僕以外のメンバー7人を僕が支えられるように日々精進していきたいと思っております。よろしくお願いいたします。
猪俣:メンバーになれてすごくうれしい気持ちといろんな声があると思うのでちょっと不安な気持ちもありますが、8人の家族に支えられてこれから頑張っていきたい。僕も支えながら一緒に頑張れたらなと思っています。よろしくお願いいたします。
原:原です。そうですね。最新話が放送されたということですけれども、新メンバーはまだ観れてなくてですね。だから、実感がちょっと湧ききっていない部分もあり、友達や家族に「おめでとう」っていう言葉を直接言われていない状況なので、そういう部分でまだ実感が湧いていないんだと思いますがこれからいろんな経験をして、僕たち新メンバーを入れてよかった、この8人でよかったと思えるようなグループにしていきたいと思っています。
――昨年の4月1日にtimelesz projectの発表があってから約10か月経ちました。この期間でたくさんの思い出があると思いますけど、いちばん印象に残っている思い出についてお聞かせください。
菊池:オリジナルメンバーである、私と佐藤と中島…中島じゃない松島(笑)。
松島:(立ち上がって)ちょっと!(笑)
佐藤:マリウスも含めてね、オリジナルメンバー。
松島:そうだね、オリジナルメンバーに間違いはないね!
菊池:会食に行ったときに、うちのチーフマネージャーが俺のことを「中島」って紹介したからそれに引っ張られてるっていうのもあります(笑)。
メンバー:笑
菊池:オリジナルメンバーの私、佐藤、松島は本当にずっと一緒におりまして。お仕事のときもそれ以外でも一緒にいる機会が多くて、いろんな話し合いができたというのがこのtimelesz projectの中の…(くしゃみする篠塚さん)
菊池:くしゃみするタイミング違くない?(「ずっと我慢してました!」と謝る篠塚さん)ずっと我慢してたんだよな。俺んときだからいいかなって?(笑)。でも本当にいろんな話ができたのがすごくうれしかったですし、具体的なことを申し上げると4次審査のときにみんなの合宿ですごく大変な毎日を過ごしていて、夜通しでリハーサルをしたり、レッスンをしたりという状況だったんです。僕と佐藤でですね、ファミレスに行きまして。それがすごくいい思い出というか、こうやって新メンバーを迎え入れた後も普通のことを普通に楽しめるようなグループにしたいねと話したのをすごく覚えているので、新メンバーを迎えて、全員でファミレスに行きたいなと思います。以上です。
篠塚:えーまずは先ほど(くしゃみ)失礼いたしました。印象的な思い出は、この10か月間本当にいろんな思い出がありますし、いろんな人に心を動かされたんですけれども、5次審査で風磨さんのチームになったときの思い出が自分にとってはいちばんかと思います。本当に自分にとって青春だったし、かけがえのない仲間だったのでまたいつか『New phase』をみんなで踊れたらいいなと思っています。
寺西:すごく最後の審査でオリジナルメンバー3人も含めてみんなで寝泊まりした瞬間をすごく覚えています。それこそトランプしたりとか、本当にたわいもないことをして雑魚寝みたいにみんなでバーっと並んで寝るときに、4人と4人の間にひとりでミイラみたいなファラオみたいな?昔の偉い人が寝るような場所で、寝たのがすごく覚えてますね。多分この先ないことだろうなって思いながら過ごしたのをすごく覚えてます。
菊池:そんなにまたあの配置で寝たいのか、お前は。しょうがないねえ。
寺西:いや、もういいよ。本当に(笑)。気まずかったあれは本当に。はい、そこですね。
橋本:僕は5次審査の最終日かなと思います。オリジナルメンバーのお三方の涙。みんな多分泣いていたと思うんですけど、まあ聡くんはよく泣くので見慣れてますけど、やっぱり勝利くんと風磨くんが泣いているその涙がもちろん聡くんもですけど、忘れられないですね。5次審査がすごく。
菊池:泣いてた…?
橋本:いやいやいや!
菊池:泣いてたかなあ。俺は多分泣いてないと思う。
橋本:いや、一番泣いてましたよ!
原:(菊池さんのモノマネで)「俺のせいなんだ…ごめんな」みたいな。
菊池:ちょっと待って。お前にいじられんのが一番イヤだわ!将生ならいいけど。
原:(爆笑)。加勢しました、まさくんに。
橋本:はい、5次審査が一番印象に残ってます。
佐藤:驚いたことで言うと、サプライズだったんですけど、先輩の木村(拓哉)さんがリハ場に来てくださって。6次審査のときなんですけど、新曲の『Rock this Party』を練習している最中に木村さんが来てくださったときに、普段は僕ら3人はいろいろ教える立ち位置だったのに、僕が振りや立ち位置を飛ばして恥ずかしかったですね(笑)。でも、先輩の木村さんが来てくださって驚きとうれしさでいっぱいでした。僕が振りを間違える姿も見られているので、そのときは審査する側とされる側みたいな線もあったかもしれないです。でも、これからは一緒に家族としてやっていくので振りを間違えることもこれからもあるかもしれないですが、いじりあって楽しくやっていきたいなと思ってます。
猪俣:僕がいちばん印象に残っていることは、原くんがこのタイプロ期間にポツポツ囁いてくれている言葉です。
メンバー:爆笑
原:(猪俣さんに向かって)何言ってた?俺。ポツポツ…なんか言ってた?
菊池:どんなこと言ってた?
猪俣:はい。えっと、例えば「男は髪の毛に頼るなよ」とか。
菊池:(原さんに向かって)それお前がミスっただけだろ。
原:そうなんすよね(笑)。
猪俣:(笑)この事務所の伝統をすごく原くんが教えてくれて、僕としても意識がすごく変わったので、原くんっていうこの…なんて言うんですかね。言葉?がすごい心に刺さってます。
菊池:(猪俣さんに向かって)周杜にとって、原はどんな存在なの?
猪俣:原くんは僕にとって…まあでも…熱い人。
メンバー:爆笑
原:家族の中でも熱い人ってことだよね。グループにひとりは必要だよね。
菊池:いい関係性だもんね、ふたりは。
猪俣:そうですね!たまにうるさいときもあるんですけど。
原:(大声で)おい!(笑)
菊池:うるさ!
原:(笑)。ありがと!
猪俣:けどやっぱりその一言一言が僕にとっては大きな宝物になっているので、これからも支えてくれたらなと思います。
原:支えます!
菊池:サポートメンバーみたいな(笑)
原:サポートします。
猪俣:はい、お願いしまーす。ありがとうございます。
松島:僕は全審査を通して、自主練期間中にみんなとコミュニケーションをとる機会も多くて。パフォーマンス部分は視覚的にわかるのですが、人となりのパーソナルの部分っていちばん見えにくいところで。それをひとりひとりとお話ししていく中で、アイドルに対しての想いだったり、何よりもtimeleszとtimeleszのファンの皆さんに対しての想いをちゃんと自分の意思をもって語れる子たちがすごくそろっていたので今後のtimeleszにとっても安心感につながります。何よりも僕ら3人のこと、音楽やグループも愛してくれる想いをそれぞれが話してくれたのが印象的でした。
あとはこのタイプロ期間中に出演してくださった先輩方もそうですし、なにわ男子の(藤原)丈一郎くんや道枝(駿佑)くんも観てるという話をこの前してくれて、「これは全タレントが観たほうがいいものだ。やっぱり自分自身も初心に帰るのでグループの在り方というものをすごく学ばせてもらってる」とふたりから言われたんです。いろんな方々の想いや心に触れることができるプロジェクトだったんだとすごく胸を張って言えることなんだなと実感して。すごくうれしいなと思いましたね。先輩や後輩に限らず、いろんな人のことを動かせたプロジェクトだったと。最初は菊池からこのオーディションの話があったときに、3人でいろんな話し合いをしましたけど、本当にやって良かったなと心の底から思います。
原:一瞬一瞬が本当に大切な時間でしたけども、まあさっき周杜から髪型の話もありましたが、僕は5次審査で髪を切りすぎてしまって。友達から連絡が来て、「お前ひとりだけ格闘技やってたよな」と言われたこともありました。あとは、4次審査の登場シーンであんなにガンつけてたんだって配信を見てびっくりしたり。4次審査の本番の直前にグループで肩を組んで、円陣を組んだんですけど、そのときの感動が今でも忘れられないですね。隣に仲間がいる、家族がいる、笑ってくれる存在がいる、ひとりじゃないんだって思えた瞬間がすごく個人的に久しぶりだったので印象的でした。
――新メンバーの皆さんは晴れてtimeleszとなりましたが個人の目標や挑戦したい仕事はありますか?
原:バラエティ番組はもちろんなんですけど、今までここ数年は俳優としてひとりでやってきた部分もあるので、映画の主演を目標に!それで主題歌をtimeleszでやっちゃうみたいなそこを切り開ける存在でありたいなと思います。
猪俣:僕もバラエティや俳優のお仕事など、いろんなことに興味があります。いろいろできたらいいなと思ってますのでよろしくお願いします。
橋本:僕もお芝居にすごく興味がありますので、演技のお仕事をできたらなと思っております。恋愛ものもやってみたいですし、僕は結構暗めのなんだろうな…ミステリアス?事件系が…。
菊池:サスペンスな!
橋本:はい、サスペンスを観るのがすごく大好きでやってみたいなと思ってます。
寺西:僕もずっと役者として芝居をしていたので芝居のお仕事を続けていきたいというのもあるんですけど、僕の好きなものが仕事に繋がったらいいなという思いも込めて、何か“貝”の仕事があれば…貝関連お願いします。
菊池:魚介類の貝?
寺西:はい、そうです。シェルね。何か仕事があればやりたいなと思っているので何卒、貝関連のお仕事お待ちしてます!
原:貝ハラスメント?
菊池:(原さんに向かって)なんですか?
寺西:(原さんに向かって)今、それいる?(笑)
原:貝ハラスメントが始まるので、気をつけてくださいっていうのを(笑)
菊池:やっちゃってるね。
原:やっちゃった…。
菊池:はい、ありがとうございます。
篠塚:いろんな番組、バラエティに出たいですがクイズ番組に出てみたいです。自分は勉強や受験に力を入れてきたこともあるので、今頑張っている中学生、高校生に何か力になれるような仕事があったらぜひ自分がやりたいと思ってます。よろしくお願いします!
菊池:大学どこ通ってるんだっけ?
篠塚:(ハキハキと大きい声で)大学は一橋大学経済学部に通ってます。恥ずかしいっす。
菊池:すごい。
――さらにtimeleszからお知らせがあるということで佐藤さん、松島さんお願いします。
佐藤:はい。timelesz新体制第一弾リリースといたしまして、最終審査楽曲でも使わせていただいている『Rock this Party』を2月28日に配信リリースすることが決定いたしました。Sexy Zone時代からも含め、サブスクは初めて解禁させていただきます。本当に僕たちのことを初めてタイプロで知ってくださった方にも楽曲が届くことがうれしいですし、今まで応援してくださっている方にも改めて僕たちの楽曲がサブスクでも聴けるということが僕たちもうれしく思ってます。同時に『Rock this Party』だけじゃなく、今までの楽曲12曲もコンピレーションで発表しますのでぜひサブスクでもtimeleszの楽曲を聴いてもらえたらと思います。
松島:そして、新体制timelesz初となるアルバムの制作も今進めております。クリエイティブに関しては初めてこの8人で初のアルバムを一緒に制作していくのも胸が高まる思いでいますので最近ファンになってくださった方も、これまで応援してくださっているファンの皆さんもぜひたくさん聴いて受け取っていただけるとうれしいなと思います。
![timeleszアー写](https://oggi.jp/wp-content/uploads/2025/02/timeleszsintaisei-1024x640.jpeg)
――菊池さんにうかがいたいのですが、timelesz projectは社会的にもすごく注目されました。菊池風磨構文などでも浸透していきましたがどんなふうに捉えていますか?
菊池:とにかく大変うれしく思っております。それ以上にホッとしている部分もあります。というのも前代未聞の挑戦で、我々の会社からすると異例中の異例の出来事。本当にこのプロジェクトの企画を通す段階から、3人で一致団結してなんとかこの企画をやりたいと頭を下げてやらせてもらった企画なのでとにかく失敗できないし、注目してもらわないことには意味がないと強く思っていたので。ただその気持ちとは裏腹にこれから3人絶対うまくいく、全部うまくいくという気持ちで進んでいたのでこのように注目していただけたことは本当にうれしく思っております。
ただ、このプロジェクトが成功だったか、それとも成功じゃなかったのかということは今後の我々8人の活動に大きく関わってくることだと思います。我々がこのまま8人で走ったときに数字が変わらないというのは、正直大変…照れる状況になってしまいますので。
原:(大爆笑)照れるってなんなの?
菊池:(すんとした顔で)非常に照れます。こんなに注目していただいて、今「社会現象」だなんて恐れ多くも言っていただいて数字が変わらない…これは大変照れる状況でございます。
メンバー:笑
菊池:これはもう僕らも数字でもその結果をちゃんと見せていく、と。我々の活動が大きくなっていくことこそがこのプロジェクトの成功だと思いますので、その成功に向かって直向きに走っていきたいと思います。
――新生timeleszが目指すところはどこですか?
菊池:まずはドーム!Sexy Zone時代にドームに立たせてもらいましたが、もう一度ドームに立ちたいなというのがいちばん近い目標です。とはいえ、まだ見当はついていないので、とにかく最速でのドーム進出というのを目指したいと思ってます。
――これから、ドームができるとなったら、新メンバーはいきなりドームに立つという可能性もあるわけですね?
菊池:はい、ただ昨年はアリーナツアーで、ドームはできていないのでまずはライブができたらいいなと思ってます。なによりもドーム目指していきたいなと思っています。しのはどう?
篠塚:はい、そうですね。やっぱり本当に緊張すると思いますし、一年前のことを振り返ったらこんなふうになれるなんて考えもつかなかったと思います。最終審査で初めてファンの方々を前にパフォーマンスをして、そのときの光景が忘れられなくて。すごく緊張すると思っていたのに、本番では緊張しなくてファンの方の表情とかすごく全部見えて。それがもう一度できる、しかもそれがドームだったらすごくうれしいなと思います。そこに立つためには自分は本当に今まで以上にとてつもない努力をしないと到底立つことはできないので、精進したいと思っております。(お辞儀)
菊池:しのに関しては、僕らもそうですけどみっちりレッスンの時間が組まれております。我々ももちろん仕事の合間で参加できる限りしますけど、しのはまだ個人のお仕事はいただいていない状態なのでみっちりレッスンが入ってます!(笑顔)
篠塚:頑張ります!大学は一旦4年制で今年で終わる予定なので、この先は学業は一旦置いておいて、ダンスや歌に打ち込めたらいいなと思います。
菊池:ビッグマウスに感じられたかもしれませんが、ちゃんと地道な努力を重ねますので、ご安心いただければと思います。
寺西:僕も原も新メンバーが東京ドームに立つ、というかお客さんの前で何かをパフォーマンスすることの意味がどういうことなのかをしっかり理解した上で取り組めたらいいなというふうに思います。やっぱり“家族”の夢が自分の夢でもあるので、一緒にドームに立ちたいなと強く思います。
原:ジュニア時代にドームに立たせてもらったことはありますが、あのときは他のグループもいましたが、次に目指すのはこの8人だけで5万5千人を集めるという覚悟を、今ももっていないわけではないですが、今できることってもちろんドームを見据えて、目の前の仕事に貪欲に、感謝を忘れず、何より自分が楽しんで取り組んだ先に見えてくるものだと思います。一個一個メンバー8人で誠意をもって仕事に向き合っていきたいなと思います。
――家族になりましたという話もありましたが、新生timeleszの家訓はありますか?
菊池:佐藤からも説明ありましたが、とにかく楽しく、仲良く、というところでございます。やっぱり僕らもいろんなグループを見てきていますし、自分たちもグループ活動を経験してきた上で、やっぱり仲の良さだなというのが今回のtimelesz projectを通して思ったことです。何よりも3人でこのプロジェクトを立ち上げたときに楽しくやっていきたいよねというのが我々の共通認識だったのでとにかく楽しいことを全力で。歌、踊り、バラエティだったりお芝居だったり、頑張って努力するのはもちろん大前提の上でとにかく楽しくいきたいなと思ってます。それが家訓です。
――新メンバーの皆さんは自分がtimeleszに入ったんだなと実感する瞬間はいつでしたか?
篠塚:本当に審査が終わったその日から仕事が始まって、撮影があったんです。8人で本当に家族というか楽しくわいわいと撮影して、本当に自分はtimeleszになったんだなと感じました。どうしてもプレッシャーや自分がこの先やらなきゃいけない課題もすごくいっぱいあると感じていますが、この8人だったら自分はどこまでも頑張れると思いますし、ずっと引っ張ってもらっているようじゃダメなので、自分が引っ張る勢いで頑張ろうと思っています。
寺西:個人的なことで言うと自分のグループというものができたのが初めてなので、ずっとメンバーっていう言葉の響きに憧れていたんです。メンバー(発音→→→)ではなくてメンバー(発音→→↘︎)っていうのを言うたびに自分の中で「おー!」っとなって、すごく実感しますね。
橋本:僕自身はまだしっかり実感したかというとそうではないので、これからもっと日が経って一緒にいろんなお仕事をしたときに実感できるのかなというふうには思っています。ただ、少しずつtimeleszのメンバーになったんだなって思ってきています。
猪俣:僕は審査が終わってからずっと実感がなかったんですけど、8人のLINEのグループができて、そこで「おっ!みんないる」と思って実感が湧きましたね。なのでこれからもっとLINEをしたいです。
菊池:いや、LINEベースじゃないからね。
猪俣:お願いします。
原:審査結果で名前を呼ばれたのは最後で、5番目だったので一番端っこにいたんですけども、そのときに右を見たらメンバーが横1列に並ぶ光景が僕的にはジンときちゃうというか。横並びで「ああ、家族なんだな」と。僕的にはこの横並びが、すごく横並びです…。
菊池:あのさ、ちょっとメンバーとしてどうかな。
原:(笑)。落とされる!落とされる!
佐藤:まだ審査中です。
原:なんでまだ俺だけ審査中なんだよ!
菊池:まだね、メディアの皆さん(記事)出してないですから間に合うかなと。
原:(メディアに向かって)今すぐ出してください!
菊池:ちゃんとトーク回ってきますから、考えておいてください。お願いします。
――オリジナルメンバーの3人は8人になったなあと実感した出来事は?
菊池:ダンスのフォーメーションがすごくない?
松島:そうね。
菊池:移動をして、上下にこう走って移動するとか踊りながら移動するとか、スクランブル交差点かと思うもんね。
佐藤:目まぐるしいよね。思ったよりも。
松島:混んでるなと思うね(笑)。あとさ、今回センターがないんですよ。これまで佐藤がセンターでずっとやってきたグループなので、センターがないグループのフォーメーションていうのが新鮮すぎて。いまだに僕も将生と一緒で実感が湧いていないです。その実感が湧くポイントがいつなのかは僕もわかってないですけど、やっぱりライブなのかなと思います。アイドルはライブに立ったときにすごくメンバー間でのコミュニケーションとかがすごく出るものだと思っているので。ライブのステージに立つときに実感が湧くのかなあ。
佐藤:メイク時間。待つ時間があるというか、今まではほぼ同時に全員が仕上がっていたんですけど、3回に分かれてメイクをするようになって、増えたなあって。待つな~って(笑)。でもその待っている時間に家族が増えたっていうのをすごく感じるので、いい時間をこれから過ごせるんだよなと思っています。
――新メンバー5人は自分が選ばれた理由はなんだと思いますか?
原:(マイクをさっと持って間髪いれずに)ビジュアルです(まっすぐと質問者を見つめる)
メンバー:爆笑
菊池:ちょっとごめんなさい。これだけは言わせて。原さんですけど、言うまでもなくビジュアルです。めちゃくちゃかっこいいです。
原:胸を張ってビジュアルと言いたいと思います!
菊池:一番かっこいい。
原:そこまで言われると嘘っぽいですけどね。はい。
菊池:ご理解いただけたということで、てらは?
寺西:僕はどうですかね。正直それあんまりわからなくて。ただ、候補生だけど、この会社の人間でもあって、同期がいて後輩がいて、といういろんなところがぐちゃぐちゃだからこそできることがあるんじゃないかなと個人的には思っています。まあ、あとはビジュアルですかね。
菊池:原の次にかっこいいよ。
原:2番目にな!
橋本:僕はそうですね。このオーディション期間中に何も飾らずに僕自身の素でこのオーディションに挑んでいたので、人間らしさかなとは思ってます。
佐藤:将生はビジュアルです!
橋本:めっちゃ真面目に答えちゃったじゃんかよ(笑)。
原:どっちでもいいけど、「は」っていうのもあれだな。
菊池:俺は原はビジュアル枠なんだけどなー。
原:(橋本さんに向かって)俺よりも下な!3番目。
橋本:4番目ですね。
猪俣:選ばれた理由というのは僕もすごく考えていたんですけど、なんでtimeleszの一員になれたのかなと考えてもわからなくて。なので、なんでなんですかね…。
菊池:多分だけどそういうところかな。
松島:愛嬌、愛されるのはすごいことだよ。
猪俣:ビジュアルも整えて4番目にかっこいい猪俣を目指して頑張りたいと思います。お願いします!滑りました…。
菊池:大丈夫です。原は確かに間違いなく1位だけど、他はもうみんな横並びなんで。僕らも含めてね!
原:ついてこいよ、俺に!
メンバー:笑
篠塚:僕は正直選ばれた理由はわからないというか、それをこれから探していくのが僕にとって大事なことだと思います。やっぱり自分を入れることで、本当に入れてしまうデメリットもあると自分が選ばれたときから思っていて、センターがある体制から自分を入れて8人にすることでいろいろ何かデメリットが多いとどうしても感じてしまう日々でした。それでも自分を取ってくれたことは本当に自分に何か期待してくれたはずなので、それが何かを見つけ出して、わかったときに本当にこのtimeleszのもっともっと大きくなる力になれるんじゃないかなあと思っているので、頑張ろうと思います。
菊池:ひとつ補足しますと、デメリットはひとつもありません!とにかくこれからが楽しみですし、伸び代でしかないと思っているのでそれは自信を持って僕ら3人が言えることです。
――オリジナルメンバー3人から見て、新メンバー5人の良さは何ですか?
(お互いの様子を見合う菊池さん、佐藤さん、松島さん)
菊池:ちょっと譲り合っちゃうっていうね。じゃあ聡ちゃんからいく?
松島:じゃあ僕から。原くんは…(笑)
原:笑ってるなあ。ビジュアル?
松島:(笑)。太陽のような人だなあとずっと感じていて。やっぱりグループっていうのはポジティブな雰囲気がすごく必要不可欠というか、どんな状況においても周りの人を明るくできる持ち前の人柄や「やるときはやる」というメリハリの付け方、そしてトレーナーさんが指摘できないくらいスペックが高いところ。これからグループとして、パフォーマンスもいろいろと極めていかなきゃいけない中で、縁の下の力持ちではないですがいろんな面で支えてくれそうだなと。僕は事務所の中でいうと、(原さんのほうが)先輩だったんですけど、後輩の僕が発する言葉でも120%で受け入れて、それを体現する時間もすごく早かったですし、フラットに接してくださったのも僕としてはすごくうれしくて。僕はこれからメンバーとしてバンバンタメ口で話していくし、いい関係性であれたらいいなと思います。
原:ありがとうございます。
佐藤:じゃあ周杜。本当に自分ではどうなんだろうと言ってましたけど、愛されるキャラクターというか、ポワンポワンとしていて天然さもすごいかわいらしいところでもあると思うんですけど、一方で直向きに努力をする姿も見ているのでそれを自分の中から埋めるのも周杜の素晴らしさかなと思いましたね。言われなくても僕にはここが足りないんだっていうのを自分から磨いていく姿、直向きに努力する姿はすごく印象がよかったなと思いました。
菊池:じゃあ、僕からはまず将生。かっこいいですし、ダンスも上手で歌も頑張ってくれていて、一見いわゆる陽キャなんですけど、実はすごく繊細で気にしい。でもそういうところ含めて魅力だなと思います。いろんな人に寄り添う優しい気持ちを持ち合わせている男なので、いろんな人に素敵なパフォーマンスをお届けできるんじゃないかなと思ってます。しのはもう先ほど申し上げましたとおり、伸び代。伸び代を感じさせてくれるくらいの裏付けの努力。ここが目を見張るものがあります。カメラに映らないところ、カメラがないところをわざわざ選んで、自分ひとりで練習しているところとか。あとはやっぱり頭の良さですかね。それは学歴うんぬんではなく、問題解決における判断力や決断のスピードは唯一無二のものだと思っているので、大きなひとつの強みかなと思っています。(言い切ったという表情で切り上げようとする菊池さん)
寺西:(コミカルに)あれれれれれれれ?あれれれれれ?
佐藤:以上となります。
菊池:以上です。
寺西:やーだな、なんか(笑)。よくない雰囲気だな!あれれれれ?
佐藤:てらってそんなだっけ?(笑)
松島:そんなかわいらしい感じ?
寺西:(記者に向かって)あの、みなさんテキトーに書いてください!僕のいいところ。
佐藤:僕から言う?
菊池:じゃあ勝利くんにお願いしようかな。
佐藤:てらは僕にとっては先輩なんですけれど、ほとんど敬語を使ったことがなく、優しく受け入れてくれる本当に人間力の高い先輩でもあるし、これからは家族でありメンバーになるので、ずっと一緒にいたいなと思わせてくれる存在でした。歌も踊りもものすごい人なんですよ、てらは。だからこれからはそういう部分もより出てくると思うので、てらがメンバーになるのは間違いなかったなと思います。
――寺西さんは最終審査の結果発表で、ご自分が呼ばれたときではなく、原さんが選ばれたときにすごく号泣されていましたがそのときの思いは?
寺西:いやあ…そうですね。でも昔からの仲というかジュニアのころから一緒に仕事をしてきて、まあまたちょっと分岐したというか。彼はグループに入ったり、僕はひとりでやっていたり、という中でまたこうして同じところで交わるというのもすごく不思議だなと思っていました。最終的に一緒に夢を掴みたいなという気持ちがずっとあったので、名前が呼ばれたのが最後だったからドキドキして。もちろん僕のことも考えていましたけど、原!原!と念じていたら呼ばれて、気づいたら泣いてましたね。
菊池:こっそりふたりで飲みに行ったんでしょ?
原:行った行った!
菊池:そのとき原なんて言ってたの?
寺西:俺たちメンバーだよぉ!これから!俺たちメンバーだよぉ!かっけえよ、お前!って。
メンバー:爆笑
佐藤:ちょっと待ってください。原ちゃん泣いてます!
寺西:熱すぎるんだよな(笑)
菊池:何より我々から言えるのは発表前なんで控えていただきたかったです、メンバーという言葉に関しては!
原:確かに。
菊池:それだけふたりの関係値っていうのは、ファンの皆さまもご存知かと思いますけど僕らも胸打たれるところがありましたね。
原:てらって普段もちろんプライベートでも仲良いですけど、そういう熱い思いをあんまり出さないタイプなんです。自分の弱みもあんまり見せない人で、てらって本当はどうしたいんだろう、俺に対してどう思っているんだろうとかいろいろ思っていたんですけど、僕の名前が呼ばれたときにそうやって涙を流してくれたというのはなんかすごくうれしかったです。照れましたね。ちゃんと信頼して、一緒にやっていこうって思ってくれていたんだと。それこそ僕が審査前とか寝れない日が続いたときにも、ずっと相談してました。「寝れないんだけど」って。
寺西:「知らないんだけど」っていうラリーが何回もありました。
――timeleszは家族というお話もありましたが、具体的に家族構成は?
菊池:どうだろうね。でも親がいるっていうよりは兄弟な感じがします。
佐藤:思った。
菊池:8人兄弟な感じがしますね。どう、周杜は?
猪俣:えーでも、風磨くんはお母さん。
菊池:俺、お母さん?
佐藤:兄弟じゃないんだー(笑)
猪俣:風磨くんはお母さん、大輝は三男。で、てらくんが次男。将生くんが長男。
菊池:将生が長男なの?
寺西:大丈夫?テキトーに言ってない?(笑)
猪俣:勝利くんがお母さん!
菊池:あー、お母さんまたいた。
佐藤:まあね、家庭はそれぞれあるから。ふたりいてもいい。
猪俣:聡くんは四男。
菊池:しのより下なんだ。
猪俣:原くんは従兄弟ですね。
原:なんで俺だけ従兄弟なんだよー!
菊池:それは完全に的を射てるよな。僕も腑に落ちましたけど。
原: いやいやいや!なんでワンクッション置くんだよ。
菊池:お母さんがふたりって聞いたときはちょっと事情があるのかなと思いましたけど、原が従兄弟ですごく腑に落ちました。
――8人それぞれの個性や売りが大切になると思いますが、ひと言ずつ自分の売りを教えてください。
菊池:売りですか?やっぱりバラエティとかではなくて!
会場:ざわざわ
菊池:ちょっと何がおかしいんですか!おかしいな〜。静粛にお願いします!あのバラエティとかではなくて、アイドルで二の線でキラキラいきたいと思います。よろしくお願いします!
会場:おー!
菊池:おー!も違うなぁ。とにかく元気いっぱいでいきます。
篠塚:まだまだ探してはいるんですけど、やっぱりこの審査を通して、僕の個性は何かって聞いたときによく返ってきた答えが“がむしゃらさ”だったので、そういったところがもし個性になるなら僕はそこを選びたいなと思います。“がむしゃらさ”でお願いします。
寺西:僕は芝居を中心に活動していたのでそういった部分をグループに還元できたらいいなと思っております。
――審査中も舞台もあったかと思いますが一切その大変さを見せなかったですよね。
寺西:いやいや。そうですね、でもそれはそれ、これはこれ、というか。それまでにもらったありがたいお仕事はしっかり真摯に向き合って今もやらせていただいております。
橋本:僕は見た目がクールと言われることがすごく多いんですけど、実は一番熱い男なので、このグループで一番熱い男としてみんなとぶつかり合っていけたらなと思っています。
菊池:熱いわりには俺の熱いLINEシカトしたよね。
橋本:いやいや!
菊池:将生から熱いLINEが来たので、僕も熱く返したんですけど返ってこなかったんです。なんで返さなかったの?
橋本:風磨くんが急に語り出して…(笑)
菊池:語りだすだろ(笑)。語ってきたんだから、語りだすだろ。
橋本:まずはサウナって…。
菊池:次は内見ってね。そう、お部屋も探そうね!って。サウナ行きたいですって言っていたので、じゃあまずはサウナだな!って。
橋本:はい。
菊池:じゃあ内見も一緒に行くか!これからよろしくな!…シカトですよ。
メンバー:爆笑
菊池:大変照れましたね。ごめんね、俺が語り出しちゃったからね。
橋本:いえいえ、そうですね。はい。
メンバー:笑
菊池:そうですね、じゃないんだよ(笑)
佐藤:そうですね。あの~顔で。
菊池:もう間違いないですね!
松島:顔面人間国宝ですから。自信もってください。
佐藤:自信もちます。
寺西:原の次でしょう?
佐藤:(残念そうに)あぁそっかあー。
原:追いつけよ、俺に。
佐藤:うん、頑張る!追いつけるように。自信をもって、自分の取り柄だと言えるように原ちゃんを追い越せるように頑張ります(笑)。
猪俣:自分のよさっていうのはあんまりわからないので、先ほど勝利くんが言ってくれてたみたいに他の方が、僕のよさをわかってくれていろんなところに呼んでもらえたりとか活躍できたらなと思ってます。お願いします。
松島: そうですね。僕はなんでしょう。でも、デビュー前からすごく大事にしている言葉があって、「流した汗は嘘をつかない」っていう言葉のとおり、本当に全力で、しのと一緒ですけども、何事も全力で頑張るということが自分の個性なのかなと思っております。
原:ビジュアルはもちろんのことなんですけど、さっき聡ちゃんが言ってくれたように“太陽みたいな存在”っていうのはすごくうれしい言葉で。よく笑顔を褒められることがありがたいことに多いので…
(くしゃみをする猪俣さん)
原:今じゃないよな、くしゃみな!
猪俣:すみません!
原:(歯を指差しながら)歯をよく見せて、timeleszって明るいグループだよねって思わせられるような…
菊池:ちょっとあのコメントは考えておいてもらえると。
原:歯!歯!
菊池:わかりにくいな〜。でもちょっと笑顔見せといたほうがいいんじゃないですか?こんな笑顔ですって。
原:僕の強みの笑顔。ハッ!(満面の笑み)
菊池:はい、現場からは以上です。
原:(記者席に向けて両手で手を振る)
――木村拓哉さんがいらしたときに「水が用意されてるのは当たり前じゃない」という言葉がありましたが、timeleszがこれからグループとしてやっていく上で、大切にしていきたいことは?
菊池:大切にしていくこと…。とにかくくどいですけど、楽しくずっと笑っていられる場所がいいなと思います。我々いろんなお仕事をさせていただくわけですけども、それはグループでもそうですし、個人でもそうですし。たとえばお芝居をするとなったら、僕らの畑ではない違う畑でお仕事させていただくと。そのプロの方々に胸を借りてやる。バラエティでもそうです。芸人さんがいらっしゃってそこでやらせていただく。究極言うと音楽活動もアーティストの方がいらっしゃって。
でも、グループっていうことに関しては我々が胸を張ってやり切ることのできる唯一のお仕事だと思うので、グループでいるということが何よりも我々にとって大事なことだと思います。これを至上命題に、じゃあどう長く続かせていくかというとそれは楽しく笑ってみんなでなんでも言えるような仲になることだと思うので、そちらをもってこの回答とさせていただければと思います。
――6次審査の合否の分かれ目というのは、どこが一番のポイントになっていたのでしょうか?
菊池:合否の分かれ目に関しましては、言葉が難しいんですけどもうある段階からは全員合格の気持ちでした。というのは本当にすごく皆さんスキルが上達して、僕なんかよりも踊り上手いな、歌上手いなっていう子もたくさんいましたし。とにかくみんなキラキラ輝いていて、なので合否を分けてという感覚はなくてですね。我々が一緒にグループ活動をする上でより一緒に歩んでいけるなとその可能性を感じさせてくれたメンバーということでございます。ですので、ボーイズグループをゼロからつくるオーディションだったらば、またメンバーは違ったと思います。そのなかに僕は入っていないと思います。そのくらい素敵なみんなだったので、あとはバランス。相性は本当にみんなよかったなあと思うのでバランスですかね。
――新メンバーの皆さんが、今回timeleszのメンバーに選ばれたことを一番に伝えたい方は?
篠塚:本当に一番を決めるのは難しいですが、やっぱり親かなと思います。わがままな選択をした自覚もありますし、親が本当に望んでいた道なのかはわからないですけどずっとサポートしてくれたり、ダンス用の靴を買ってくれたり。審査の前は、LINEで励ましてくれて今まで以上に親との仲が深まった期間だったので、そういう意味では親かなと思います。
寺西:僕はそうですね。もう多分僕が言うより先にみんなは知っていると思うので、直接言うとなると、このあと舞台の公演があるのでカンパニーのみんなに報告をしたいなと思います。
橋本:僕も家族に伝えたいと思ってます。バイトって言って嘘をついてリハーサルに行ったりしていたので。
猪俣:僕も家族ですね。このタイプロの期間にすごい支えてもらって、精神的にもなんでもサポートしてくれていたので1番に伝えたいです。
原:僕もすみません。家族ですね。今までこの業界に入ってから15年目ですけど、この世界に入るときも、大学と両立して大学を辞めちゃったときもそっと背中を押してずっと応援してくれていたので直接面と向かって合格したよって伝えたいです。
菊池:素敵な話なんですけど、皆さん家族なので、家族以外のも。
原:そうですね。目黒(蓮)ですかね。彼は同期でずっとやってきましたけど、いかなるときも僕のためにずっと連絡をくれていて、一番早く伝えてあげたいな、伝えなきゃいけないなと。それが彼に対しての誠意だと思うのでこれからは正々堂々と同じデビュー組という立場で、でも変わらないライバルとして切磋琢磨していけたらなと思います。
――さっき家族に当てはめていただきましたが猪俣さんご自身が抜けていたので、自分を当てはめるならどの役割ですか?そして、timeleszの楽曲がいっぱいありますが新メンバーの皆さんはどの楽曲を自分でやるのを楽しみにしていますか?
猪俣:お父さんがいないのでお父さんですかね。
メンバー:笑
佐藤:頼もしいよ。大事だもんなー。
松島:支えてくれよ。
菊池:一夫多妻制でなー。
猪俣:そうですね。支えてもらってます。
佐藤:なんの話だ~?周杜からこの曲やりたいなというのは?
猪俣:結構たくさんあるんですけど、たくさんある中で3つ挙げると…。
菊池:いいね、テンポよく3つ出していこうか。
猪俣:『ぎゅっと』『Cream』『puzzle』です。『puzzle』は最後のオンラインのライブで観ていて、すごい涙が本当に出るかと思うくらい感動しました。
菊池:出てないじゃないか。
佐藤:出てないのね(笑)。
猪俣:そうですね。ギリギリ耐えたので、今度披露するときは(涙を)流させてもらいます。ありがとうございます。
原:僕はやっぱり『RUN』ですかね。僕も背中を押された曲ですし、メンバーにとっても3人にとっても、ファンの方にとってもすごく大事な曲なので今度は8人揃って、思いを込めて歌いたいと思います。
菊池:すみません。素敵なお話なんですけど、『RUN』は配信のほうで披露なさっていたので、他の曲も一応。
原:そうですね。他の曲で言うと、『Lady ダイヤモンド』を。僕とてらなんかもうすごく…(会場のざわつきを感じ)えー!ってなんですか。できますよ、僕もアイドル!
菊池:『Lady ダイヤモンド』は一番原が近い。
原:一番近いですから、一番得意だし、一番踊りもしてきましたもん、バックで。
――ちょっとやってもらっていいですか?
原:(大きい声でフリ付きで歌う)
菊池:これみたらもう僕らできないですね。
原:はい、一番フレッシュにできる自信あるので。
菊池:かっこいいな〜。
寺西:今、原が冗談っぽく言ったんですけど、本当にバックとして踊っていた曲が1曲ではなく何曲もあるので、自分たちがメンバーとしてやるっていうのは楽しみというか、どんなふうになるんだろうって自分でもワクワクします。
篠塚:個人的には『人生遊戯』が元からすごく好きだったんですよ。このtimelesz projectを通して、4次審査でのパフォーマンスを見て、僕的にはすごい感銘を受けて、自分もこんなふうに人の心を動かせるようなパフォーマンスがしたいと思ったので、あのころよりかは成長した自分でもう一回この8人でパフォーマンスしたいなあと思います。
橋本:この8人でやる『SWEET』ってどんな感じなんだろうって思ってます。新しい曲なんですけど、どんなふうになるのかなって思っているのですごく楽しみにしています。
![timeleszのメンバー8人。左から菊池風磨さん、篠塚大輝さん、寺西拓人さん、橋本将生さん、佐藤勝利さん、猪俣周杜さん、松島聡さん、原 嘉孝さん](https://oggi.jp/wp-content/uploads/2025/02/kanpaitimelesz-1024x640.jpeg)
――オリジナルメンバーの皆さんはどの曲のパフォーマンスをこの8人で披露するのが楽しみですか?
松島:僕は『Anthem』ですね。山下(智久)くんがプロデュースしてくださいまして、我々3人からファンの皆さんに対する決意表明という意味で楽曲を披露していただいてましたけども、山下くんから「新メンバーが加わったその先に対しての想い」というものも込めてくださったというお話を聞いていたので、8人で披露する『Anthem』がどういうものになるのか。すごく期待してますし、何よりも多分タイプロの幕が閉じてきっとここからタイプロロスみたいな感じになるだろうなと思っているんですけど、『Anthem』を見ることによって、我々もタイプロを見てくださっていた皆さんも原点に帰れるような曲になったと思っているので。
佐藤:『RUN』ですかね。候補生のみんなで歌ってもらった『RUN』もすごく感動的でしたし、バトンをつなぎたいという思いもありますし。この8人でやるとどういうものになるのか、やってみなきゃわからないこともあり、エネルギーがすごく強い楽曲なので、8人の思いを乗せるとどのくらいの強さになるのかなと。8人でこのステージに立ちたいなと思っていますね。
菊池:もうおわかりの方が大多数だと思うんですけど、『バィバィDuバィ ~See you again~』でお願いします。まあこれに関しましては、8人で思いを乗せると。ドバイに思いを馳せるという。
佐藤:『RUN』とかならわかるけどさ。
菊池:非常に感情が乗りやすい楽曲だから。
佐藤:乗るかなあ…
菊池:10か月間の思いをそこにぶつけてほしいというのもあります。
松島:いい曲だよね。
菊池:ただ、僕の可能性としましては、僕ら8人で普通にやってもしょうがないので、原ソロでいかせていただきたいと思います。
佐藤:似合う。
原:はい、ソロで。ありがとうございます。
――これにて記者会見を終わらせていただこうと思います。最後に菊池さん挨拶をお願いします。
菊池:はい、ここでですね。メディアの皆さまにも見守っていただきながら、我々家族が新しい形で生まれ変わったtimeleszが絆を深めるために乾杯をさせていただきたいと思います。
――はい、では記者会見はまだ終わらないと?
菊池:はい。終わらずにどうしてもこれをやりたい。
――ではスタッフの皆さん乾杯のドリンクを入れていただいてよろしいでしょうか?
菊池:まあね、襲名式というくらいですから、盃を交わすなんていうこともありますけど。ちょっとカラフルな色の…。
(スタッフがそれぞれの席に色付きのドリンクを用意)
菊池:ご覧いただいてますとおり、色がそれぞれ違うと思います。この色こそがそれぞれのメンバーカラーとなります。
新メンバー:えー!
寺西:粋だなあ。
菊池:メンバーカラーを体に取り込んでいただいて、これこそが自分の色だとここからのアイドル人生で最初で最後のメンバーカラーになると思いますのでしっかりと飲み干してください。
寺西:これ大丈夫?飲めるやつですか?
菊池:飲めます。基本的にはシロップを入れてということになってます。ちょっと色の説明がそれぞれありますので、聡ちゃんからお願いします。
松島:はい、篠塚は本当に何色にも染まっていない真っ白な状態なので、これからいろんなことを経て何色にも染まれるような人になってほしいなという思いを込めて白にしていただきました。
菊池:自分でも染めるし、皆さまやファンの皆さまに染めていただきたいなと。
篠塚:とりあえず本当に知らなかったので、驚いています。でも本当に今言われたことをしっかり意識して、自分の色を探して頑張ろうと思います!
松島:てらは冷静さと信頼さですね。すごく大人っぽさもありながら周りのメンバーを優しくサポートできる人柄を評価して、水色にさせていただきました。
菊池:てらどうですか?水色ということですが。
寺西:そうですね。これなんだろう。めっちゃ酸っぱいのとか、めっちゃ苦いのとか。うわーデビューってこういうことかって思っていたのですがこんなにいきなサプライズで、この色を信頼して水色という色を与えてくださった皆さんに恥じないように。冷静さ? 信頼さ?…信頼さってなんですか?
松島:(笑)。信頼できる人!
寺西:その、いただいた言葉を胸にこれからも頑張っていきたいと思います。
松島:続きまして将生。ピンクです!すごくかわいらしい色。でも将生は大人っぽい色気をもっています。そのギャップを持ち合わせているというところで大人っぽいピンクにもなれればかわいらしいピンクにもなれる。そんな人柄からピンクにさせていただきました。繊細な部分もあるし、かわいらしい部分もある。でも芯もある。将生がさっき自分で言ったように熱い男という面もあるのでこのピンクに染まり切ってほしいなと思います。
菊池:希望を込めて、ね。どうですか?メンバーカラーを誰よりも心配していましたけど。
松島:一番気にしてたよね。
橋本:まさか自分がピンクになるとは思ってなくて。どっちかというと水色とか暗めの色かなと思っていたんですけど、まさかピンクになると思っていなかったので、これからピンクのものを何か買えたらいいなと思います。愛着湧きますよね、ピンクに。頑張ります。ありがとうございます!
松島:周杜は黄色です。愛嬌ですね。本当に誰からも愛される人柄と一切負の感情を見せないんですね。苦しい環境においてもポジティブマインドで乗り越えられる人柄の良さ、を評価して黄色にさせてもらいました。
猪俣:はい、でもやっぱり聡くんが言ってくれたとおりの人になっていこうかなと思います。
菊池:そうだよな。言われたとおりやるんだもんな。
猪俣:はい!
松島:はい、じゃあ以上になります。
原:なんで?なんでなんで?おいおいおいおーい!これ何色~!教えて~!
松島:(笑)。原ちゃんは黄緑です!
原:お~!黄緑なんだ、これ。
松島:僕がメンバーカラー緑なんですけど、ちょっと近しいものを感じると思うんですけど。
原:うん!
松島:やっぱり先ほど言った太陽のような人、というところと親近感があって親しみやすいお人柄なので。そういったお人柄がファンの人にも浸透していくといいなと思っています。
原:ありがとうございます。そうか、黄緑。聡ちゃんが緑で、周杜が黄色でその中間だ。えーなんか不思議な感じです。黄緑。
菊池:迷ったんです、僕らも。濁り山吹色とか。
原:いや聞いたことないですから!
菊池:渋みがね!
松島:やっぱり原さんかっこいいですから。
菊池:渋さがあるお色を探したよね。でもかっこいいですから、渋さのある色を探していたんです。かっこいいからこそ、黄緑でさわやかな部分も見せていただきたいっていう。
原:なるほど!黄色は太陽、緑は森林とか明るく照らすじゃないですけど光合成して…。
菊池:ちょっとしゃべりすぎでーす。
原:黄緑に誇りをもっていきたいです。
菊池:誇りをもってください。
――では皆さんグラスを持って乾杯を!佐藤さんお願いします。
佐藤:これから8人で楽しく、一生一緒にいましょう。家族なので!ではいきますよ。カンパーイ。
メンバー:カンパーイ!
(一気に飲み干すメンバーたち)
原:……にがー!苦い苦い苦い!!!
菊池:おいしかったよね。
佐藤:おいしかったね。
松島:メンバーカラーをね。
佐藤:深い味わいをね。これからこの色になっていくから。
原:ふか!いやいやいや!!
菊池:この色と共に生きていくっていうね。
松島:そう、歩んでいきましょう。
原:さわやかじゃないじゃないですか!味が!
菊池:どうしました?
原:俺だけすっごい苦いんすよ。
佐藤:だから渋みって言いましたよね?
原:渋みを消してさわやかな黄緑にしたんでしょ!
菊池:はい、おっしゃるとおりです。
原:めちゃくちゃ苦いっすから!まじで!
菊池:すいません。ちょっとそれは手違い…。
原:手違いじゃなくて!びっくりしましたよ。
菊池:不満?
原:不満じゃないっす。
菊池:大丈夫ですね?
原:苦かったよ!っていう。びっくりしたびっくりした。だから心の中でニヤニヤしてたんだ、3人は知ってるから。
――それではメンバーを代表して菊池さんからご挨拶をいただければと思います。
菊池:本日は皆さま、短い時間ではございましたが本当にありがとうございました。この8人でこのプロジェクトが大成功だったと笑っていただけるように精一杯楽しみながら一歩ずつ歩んでいきたいと思います。一歩ずつとは申しましたが、とにかく爆速で突っ走っていきたいと思いますので、どうかご声援のほどよろしくお願いいたします。新体制timeleszでした。ありがとうございました!
大きな拍手が湧き起こる中、timeleszの8人は退場。記者に向かって深々と何度もお辞儀しながら降壇する礼儀正しいメンバーたちの様子が印象的でした。
![寺西拓人さん](https://oggi.jp/wp-content/uploads/2025/02/0215_0081.jpg)
【Oggiから素敵なお知らせ】
timeleszの新メンバーになった寺西拓人さんがOggi4月号に登場! 今江大地さんと共に、ビジネススーツ姿であなた(読者)の同僚を演じてくれました。“入社当時から仲のいい同期”を演じてくれた寺西さんは、さわやかな笑顔からシャツでの大人っぽい表情までいろんな同期ならではの顔を見せてくれました。30歳の等身大で語るインタビューも必見です。大ボリュームの10ページでお届けしますので、確実に手に入れたい方はぜひご予約を!
【取材MEMO】
・フォトセッション中は、最終審査の囲み会見での様子とは打って変わり、リラックスした様子で表情が柔らかくなったメンバーたち。
・フォトセッションの合間に隣に立っていた猪俣さんに口をいーっとして見せたり、ウーっとして見せたり表情豊かな寺西さん。
・フォトセッションのカメラが入れ替わるたびに深くお辞儀をしていた律儀な篠塚さん。立っている際は、ピシッと手を伸ばして体の横にぴたりとつけて真面目さが際立っていました。
・フォトセッション終わりで一度メンバーが舞台から捌ける際、真っ先に丁寧なお辞儀をする松島さんの姿を見て、お辞儀をする新メンバーたちの姿も。
・会見が始まってすぐ、感極まった様子で静かに涙を流していた原さん。また、新体制timeleszについて「家族として」と松島さんが話している際は、ニコッと笑顔を向けてうれしそうでした。誰よりも大きい声、リアクションで会見を盛り上げていた原さん。原さんが話し出すと楽しそうな笑顔を見せる7人。猪俣さんに「原くんはたまにうるさいけど」と言われて、「おい!」と言いながらもどこかうれしそうな原さん。
・「やる気に溢れてます!」と堂々宣言する篠塚さんに誇らしげに笑顔を向ける菊池さんや、「滑りました…」と落ち込む猪俣さんの背中にそっと手を添えてあげる松島さん、「大丈夫だよ」と笑顔で声をかける佐藤さんなど、新メンバーがコメントする際に微笑みながら聞いたり、時折フォローの言葉を入れたり、優しく見守る姿勢が印象的だったオリジナルメンバーの3人。また、長年のキャリアをもち旧知の中である寺西さんや原さんには、会見を盛り上げるために度々無茶振りをして頼る姿、それにしっかり答えるふたりの姿にもメンバーとしての信頼関係が築けていることが感じられました。新メンバーの5人も3人につっこんだり、カジュアルな話し方でふざけてみたりと8人の関係値が”家族”となってグッと深まったことがうかがえました。
・メンバーがコメントを言うたびに記者席から湧き上がる拍手。佐藤さん&猪俣さんは一緒に小さく拍手していました。
・菊池さんのコメント中に思わずくしゃみをしてしまった篠塚さん。笑いに変えようとあえて突っ込む菊池さんと「すみません!ずっと我慢してました…!(大声)」な大真面目な篠塚さん。
・原さんはタイプロでの思い出を話す寺西さんのことを優しい顔で見つめたり、最終審査の結果発表で原さんの名前が呼ばれて号泣したことについて寺西さんが語る間、天を仰いで涙ぐんだり。一方の寺西さんも、原さんが二人の関係性について話している間、照れくさそうにしていました。アルバム制作の話になると思いが込み上げた様子で涙を堪えたり、爆笑するポイントが一緒だったり、と二人がシンクロしている場面も多く、絆が伺えるシーンが何度もありました。
・橋本さんがオリジナルメンバーの涙が印象的だった話をした際、「でも聡くんはよく泣くので」ときっぱり言われて笑いが止まらない松島さん&佐藤さん。
・新メンバーが自分の思う選ばれた理由について質問されると、「うわぁ、どうしようかな」と小さく呟く寺西さん。遠くを見つめて考える篠塚さんなどリアクションも個性豊か。その中で真っ先にマイクを手に取り「ビジュアルです!」と質問者を見つめながら答える原さんの姿に菊池さんも笑顔。「将生はビジュアルです!」と佐藤さんが発言した後、橋本さんと何やらニコニコ会話していました。
・篠塚さんが「自分を選んだことのデメリットを~」と話した後、篠塚さんの肩をポンと叩きながら「デメリットはございません!」とキッパリと否定する頼もしい菊池さん。
・松島さんが「これまでセンターはずっと佐藤できましたので!」と言うと小さく顔を横に振り謙遜する佐藤さん。自分の強みを「顔で」と答える佐藤さんに「自信をもってください!」と伝える松島さん。
・猪俣さんの思うtimeleszの家族構成をあげていく際、菊池さんに続き二人目のお母さんに指名された佐藤さん。思わず立ち上がりながら手で2…?と確認して驚いていたものの「まあ、まあ、まあ…」とすぐ受け入れる佐藤さんでした。猪俣さんが自分をお父さんに選んだ際も「大事だもんなあ」と頷いていました。
・乾杯で飲んだドリンクが苦かった原さんの腰に手を当てて慰める優しい松島さん。
・記者会見終了後、記者にお土産として配られたのは、松島さんが直筆で書いたという「timelesz襲名式」の言葉とタイプロ内での名言が印字されたどら焼き。
![timelesz襲名式どら焼き](https://oggi.jp/wp-content/uploads/2025/02/dryksyumei-1024x640.jpeg)
![どら焼きに焼印されたメッセージ](https://oggi.jp/wp-content/uploads/2025/02/syumeidryk-1024x640.jpeg)
撮影/黒石あみ 構成/佐々木怜菜